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公開番号
2024178745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-25
出願番号
2023097120
出願日
2023-06-13
発明の名称
画像処理装置および画像処理方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06V
30/12 20220101AFI20241218BHJP(計算;計数)
要約
【課題】領収書や名刺のような誤認識が生じやすい原稿の確認を人が容易に行えるようにする画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】画像処理装置としての複合機は、原稿を読み取る原稿読取部13と、読み取られた原稿に対する文字認識処理を行う文字認識部12C、文字認識処理によって得られた語句の中から、原稿の種類に応じて設定された1以上の項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させる語句抽出部12X及び何れかの項目につきその項目に属する語句をソートしてソートされた順にその語句に紐付いた原稿およびその原稿に紐ついた各項目の語句を操作部に表示させ、操作部を介して語句の修正を受け付ける読取制御部12Rを備える画像処理部12と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を読み取る原稿読取部と、
読み取られた原稿に対する文字認識処理を行う文字認識部と、
前記文字認識処理によって得られた語句の中から、原稿の種類に応じて設定された1以上の項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させる語句抽出部と、
何れかの項目につきその項目に属する語句をソートしてソートされた順にその語句に紐付いた原稿およびその原稿に紐ついた各項目の語句を操作部に表示させ、前記操作部を介して前記語句の修正を受け付ける読取制御部と、
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記読取制御部は、前記ソートを行う項目のユーザによる選択を受け付ける請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記読取制御部は、原稿の種類に応じて設定された前記項目のうち語句を抽出する項目のユーザによる選択を受け付ける請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記読取制御部は、前記操作部に表示された語句の修正を受け付ける場合に、ソート順で一つ前の原稿に係る同一項目の語句に揃えるワンタッチ操作を受け付ける請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記読取制御部は、ソート順に各原稿に係る各項目の語句を表示させる際に、ソート順で一つ前の原稿に係る同一項目の語句との異同を判断し、異なる部分を同じ部分と異なる表示態様で表示させる請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記語句抽出部は、ユーザが指定した特定の種類の原稿に対してその種類に応じた項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させる請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
画像処理装置の制御部が、
原稿読取部を用いて、原稿を読み取るステップと、
読み取られた原稿の文字認識処理を行うステップと、
前記文字認識処理によって得られた語句の中から、原稿の種類に応じて設定された1以上の項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させるステップと、
何れかの項目につきその項目に属する語句をソートしてソートされた順にその語句に紐付いた原稿およびその原稿に係る各項目の語句を操作部に表示させるステップと、
表示された語句の修正を受け付けるステップと、
を備える画像処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、原稿を読み取って読み取られた原稿に対する文字認識処理を行う画像処理装置および画像処理方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
原稿を画像として読み取るだけでなく、原稿の画像から文字の認識を行う画像形成装置が知られている。文字認識の結果を原稿と紐付けることによって、例えば文字列検索が可能になったり文字に関する属性に基づく分類が可能なったりして活用がし易くなる。しかし、文字認識の結果が必ずしも正しいとは限らないため、特に重要なものは認識結果を人の目で確認して誤りを修正する必要があるのが現状である。しかし、人手による確認作業は時間を要し確認する者の負担が大きい。そこで、確認作業の負担を軽減するために以下のものが提案されている。
【0003】
1つの誤認識文字を修正する際に、その誤認識文字と一致した画像情報を探し出し、一度に複数の箇所を修正できるようにし、そのような一括修正を可能としながらも文字修正の精度を向上させるものである(例えば、特許文献1参照)。文字修正の精度を向上させるために、特許文献1のものは作業者の操作指令に基づいて、文字列の中から任意の文字を選択するステップと、選択された任意の文字を作業者の操作指令に従う所定の文字に置換するステップを備える。そして、文字認識された文字列の中から、選択された任意の文字と略一致する文字が自動修正対象文字として順に選択され、その自動修正対象文字前記所定の文字に一旦置換する。さらに、置換された文字の前後についての構文を解析し、その解析の結果に基づいて、一旦置換された結果を正当なものと確定する。そのようにして、自動的に行なった文字の修正が正しい構文となる場合に限り、その修正が正当なものと確定される。このために、文字修正の精度を向上することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-223608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像処理装置が読み取る原稿の中には、領収書や名刺といったものも含まれる。それらは一般的なA4サイズよりも小さなサイズであることが多く、例えば、マルチクロップ機能を適用するによって複数の原稿を効率よく読み取ることができる。しかし、領収書は手書き文字を含んでいたり、文字に重なって捺印されていたりする場合が多い。名刺は小さい文字や飾り文字が多い。そのため、文字認識を行っても同じ文字の特徴が類似してないと判定されたり、別の文字を特徴が類似しているとされたりする可能性が高い。通常のフォントの書体で印刷された一般的なオフィス文書に比べると誤認識される可能性が高い。また、たとえ自動修正がなされる画像処理装置で読み取られたとしても、誤った自動修正が行われる可能性が否定できない。
【0006】
本開示は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、領収書や名刺のような誤認識が生じやすい原稿の確認を人が容易に行える手法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、原稿を読み取る原稿読取部と、読み取られた原稿に対する文字認識処理を行う文字認識部と、前記文字認識処理によって得られた語句の中から、原稿の種類に応じて設定された1以上の項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させる語句抽出部と、何れかの項目につきその項目に属する語句をソートしてソートされた順にその語句に紐付いた原稿およびその原稿に紐ついた各項目の語句を操作部に表示させ、前記操作部を介して前記語句の修正を受け付ける読取制御部と、を備える画像処理装置を提供する。
【0008】
また、異なる観点から本開示は、画像処理装置の制御部が、原稿読取部を用いて、原稿を読み取るステップと、読み取られた原稿の文字認識処理を行うステップと、前記文字認識処理によって得られた語句の中から、原稿の種類に応じて設定された1以上の項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させるステップと、何れかの項目につきその項目に属する語句をソートしてソートされた順にその語句に紐付いた原稿およびその原稿に係る各項目の語句を操作部に表示させるステップと、表示された語句の修正を受け付けるステップと、を備える画像処理方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示による画像処理装置は、原稿の種類に応じて設定された1以上の項目に属する語句を抽出して抽出された語句を原稿に紐付けて表示させる語句抽出部と、何れかの項目につきその項目に属する語句をソートしてソートされた順にその語句に紐付いた原稿およびその原稿に紐ついた各項目の語句を操作部に表示させ、前記操作部を介して前記語句の修正を受け付ける読取制御部を備えるので、原稿とそれに紐ついたある項目の語句とをソート順に確認することで、領収書や名刺のような誤認識が生じやすい原稿の確認を人が容易に行える。
本開示による画像処理方法も同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示において、画像形成装置の一例として示す複合機の構成を示すブロック図である。
図1に示す複合機における原稿読取部に対応する部分の外観斜視図である。
原稿の種類が領収書の場合に抽出する項目およびソートする項目についての設定を受け付ける画面の一例を示す説明図である。
原稿の種類が名刺の場合に抽出する項目およびソートする項目についての設定を受け付ける画面の一例を示す説明図である。
実施の形態1において制御部が実行する原稿種類の選択および抽出語句の確認に係る処理の例を示す第1のフローチャートである。
実施の形態1において制御部が実行する原稿種類の選択および抽出語句の確認に係る処理の例を示す第2のフローチャートである。
実施の形態1において制御部が操作部に表示させる原稿種別選択画面の一例を示す説明図である。
実施の形態1において、制御部が操作部に表示させる確認修正画面の一例を示す説明図である。
実施の形態2において、図8に示す例の領収書の次に確認修正画面に表示された原稿の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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