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公開番号
2024177684
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023095947
出願日
2023-06-12
発明の名称
消防車両
出願人
平和機械株式会社
代理人
弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類
A62C
27/00 20060101AFI20241217BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】最初に設置する必要のある消防用具を短時間で消防車両の荷台から降ろすことができ、さらに他の消防用具の取り出しも良好にできる消防車両を提供すること。
【解決手段】消防車両1,2,3は、開口部11を有し、開口部11に隣接する位置に立壁部12を有する荷台10と、開口部11を開閉するように構成された外扉20と、荷台10に配置され、開口部11のうち一方の側縁に配置された支柱31aと、外扉20よりも荷台10の中心寄りに配置され、支柱31aに回転可能に構成され、消防用具51を設置可能に構成された内扉32とを備える。内扉32は、消防用具51を設置可能に構成された内扉本体32aと、一端が支柱31aに回転可能に支持され、他端にて内扉本体32aを保持し、内扉32の開状態において立壁部12の端に対向する面が凹状に形成された接続部32bとを備える。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
車両後面または車両側面に開口部(11)を有し、前記開口部に隣接する位置に立壁部(12)を有する荷台(10)と、
前記開口部を開閉するように構成された外扉(20)と、
前記荷台に配置され、前記開口部のうち一方の側縁に配置された支柱(31a)と、
前記外扉よりも前記荷台の中心寄りに配置され、前記支柱に回転可能に構成され、消防用具(51)を設置可能に構成された内扉(32)と、を備え、
前記内扉は、
前記消防用具を設置可能に構成された内扉本体(32a)と、
一端が前記支柱に回転可能に支持され、他端にて前記内扉本体を保持し、前記内扉の開状態において前記立壁部の端に対向する面が凹状に形成された接続部(32b)と、を備える、消防車両(1,2,3)。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記接続部は、前記内扉の開状態において前記立壁部の端に対向する面が湾曲した凹状に形成された、請求項1に記載の消防車両。
【請求項3】
前記接続部は、前記支柱の軸方向から見て湾曲U字状に形成され、前記湾曲U字状の凹面が前記内扉の開状態において前記立壁部の端に対向する面を構成する、請求項2に記載の消防車両。
【請求項4】
前記内扉は、前記外扉の開閉方向とは異なる方向に開閉するように構成される、請求項1に記載の消防車両。
【請求項5】
前記支柱を含み、前記荷台に対して搬入出可能に配置された自立型フレーム(31)を備える、請求項1に記載の消防車両。
【請求項6】
前記自立型フレームは、前記内扉の奥側領域であって前記自立型フレームの内部領域に、消防用ポンプ(53)を配置可能に構成される、請求項5に記載の消防車両。
【請求項7】
前記荷台の領域に天井(13)を有するワゴン車タイプの車両である、請求項1に記載の消防車両(1)。
【請求項8】
オープンデッキ構造の前記荷台を有する車両である、請求項1に記載の消防車両(2,3)。
【請求項9】
前記内扉の外面は、前記消防用具の1つとしての消防用サクションホース(51)を取付可能に構成される、請求項1に記載の消防車両(1,2)。
【請求項10】
前記外扉は、横開き構造を有しており、
前記外扉の内面は、前記消防用具の1つとしての消防用サクションホース(51)を取付可能に構成される、請求項1に記載の消防車両(3)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消防車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
消防車両には、大型車の他に、普通自動車、小型自動車、軽自動車のタイプ(以下、「小型消防車両」と称する)が存在する。特許文献1には、ワゴン車タイプの消防車両が記載されている。特許文献2には、オープンデッキ構造の荷台を有する消防車両が記載されている。消防車両の荷台には、各種ホース類(サクションホース、消防ホースなど)、ポンプ、発電機、はしごなどの各種消防用具が搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-180856号公報
特開平8-754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
消防車両が火災現場に到着した場合には、最初にサクションホースを設置し、その後に、ポンプや他のホース類などを設置するのが一般的である。そのため、サクションホースは、できるだけ最初に取り出しやすい位置に搭載されていることが望まれる。
【0005】
特許文献1においては、車両後方の開口に正対した状態において、サクションホースは、荷室の側方に配置されており、ポンプと横並びに配置されている。この場合、作業員は、サクションホースを荷室から引っ張り出すことにより外部へ取り出す。しかしながら、サクションホースを引っ張り出す作業は、容易ではなく、作業に時間を要する。
【0006】
特許文献2においては、サクションホースは、他の消防用具の奥に配置されており、他の消防用具を取り出した後でなければ、サクションホースを車両後方からは取り出すことができない。ただし、特許文献2においては、オープンデッキ構造の荷台であるため、作業員は、車両側方からサクションホースを取り出すことができる。この場合であっても、サクションホースを引っ張り出すことが必要となり、特許文献1と同様に、作業に時間を要する。
【0007】
上記においては、サクションホースを最初に取り出す場合について説明したが、仮に、他の消防用具を最初に取り出す必要がある場合に、当該他の消防用具が荷台の側方や奥に配置されていると、上記と同様に、作業に時間を要する。
【0008】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、最初に設置する必要のある消防用具を短時間で消防車両の荷台から降ろすことができ、さらに他の消防用具の取り出しも良好にできる消防車両を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、車両後面または車両側面に開口部を有し、前記開口部に隣接する位置に立壁部を有する荷台と、
前記開口部を開閉するように構成された外扉と、
前記荷台に配置され、前記開口部のうち一方の側縁に配置された支柱と、
前記外扉よりも前記荷台の中心寄りに配置され、前記支柱に回転可能に構成され、消防用具を設置可能に構成された内扉と、を備え、
前記内扉は、
前記消防用具を設置可能に構成された内扉本体と、
一端が前記支柱に回転可能に支持され、他端にて前記内扉本体を保持し、前記内扉の開状態において前記立壁部の端に対向する面が凹状に形成された接続部と、を備える、消防車両にある。
【発明の効果】
【0010】
上記態様によれば、消防車両は、内扉を備える。内扉に、最初に設置が必要な消防用具を設置することにより、作業員は、対象の消防用具を容易に取り出すことができる。ただし、内扉が存在することにより、内扉の奥の消防用具を取り出すためには、内扉を開いた状態とする必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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