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公開番号
2024177464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024174988,2023104163
出願日
2024-10-04,2019-01-24
発明の名称
サイトカイン融合タンパク質
出願人
ベイジン パーカンズ オンコロジー カンパニー リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07K
19/00 20060101AFI20241212BHJP(有機化学)
要約
【課題】癌の治療のための組成物およびそれを使用する方法を提供すること。
【解決手段】第2のサイトカインに融合した第1のサイトカイン、例えば、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)のN末端に融合したインターロイキン-2(IL-2)またはインターフェロン-β(IFN-β)、を含むサイトカイン融合タンパク質、及び関連組成物、ならびにそれを単剤としてまたは自家腫瘍ワクチン及び/もしくは免疫チェックポイント調節剤と組み合わせて癌の治療に使用する方法が提供されている。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
図面に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年12月4日に出願された国際出願第PCT/CN2018/119071号及び2018年1月24日に出願された国際出願第PCT/CN2018/073940号の利益を主張するものであり、これらの出願の各々はその全体が参照により本明細書に援用される。
続きを表示(約 2,900 文字)
【0002】
配列表の記述
本出願に付随する配列表は、紙の写しの代わりにテキスト形式で提供され、参照により本出願に援用される。配列表を含むテキストファイルの名称は、BEPE_004_02WO_ST25.txtである。テキストファイルは、サイズが58kBであり、2019年1月23日に作成され、EFS-Web経由で電子的に提出されている。
【0003】
本開示は、1つには、第2のサイトカインに融合した第1のサイトカイン、例えば、ヒト腫瘍壊死因子-α(TNF-α)のN末端に融合したヒトインターロイキン-2(IL-2)またはヒトインターフェロン-β(IFN-β)、を含むサイトカイン融合タンパク質、及び関連組成物、ならびにそれを単剤としてまたは自家腫瘍ワクチン及び/もしくは免疫チェックポイント調節剤と組み合わせて癌の治療に使用する方法に関するものである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施形態には、第2のヒトサイトカインのN末端に融合した第1のヒトサイトカインを含むサイトカイン融合タンパク質であって、第1のサイトカインが第2のサイトカインと異なり、第1のサイトカイン及び第2のサイトカインが、IL-2、TNF-α、IFN-β、IFN-α(例えば、IFNA1、IFNA2、IFNA4、IFNA5、IFNA6、IFNA7、IFNA8、IFNA10、IFNA13、IFNA14、IFNA16、IFNA17、IFNA21)、IFN-γ、IL-12、GM-CSF、IL-7、IL-23、及びIL-27から選択され、任意選択的に第1のサイトカインと第2のサイトカインとがペプチドリンカーで隔てられている、サイトカイン融合タンパク質が含まれる。一部の実施形態では、IL-2、TNF-α、IFN-β、IFN-α、IFN-γ、IL-12、GM-CSF、IL-7、IL-23、及び/またはIL-27のアミノ酸配列が、表C1、ならびにサイトカインシグナル伝達活性及び/または抗腫瘍活性を有するそれらの断片及び変異体から選択される。
【0005】
特定の実施形態では、第1のサイトカインはIL-2またはIFN-βであり、第2のサイトカインはTNF-αである。一部の実施形態では、IL-2は、配列番号1もしくは配列番号2と、または配列番号1もしくは配列番号2の残基21~153と少なくとも90%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であり、かつサイトカインシグナル伝達活性及び/または抗腫瘍活性を有する、アミノ酸配列を含むか、それからなるか、またはそれから本質的になる。一部の実施形態では、IL-2はC125S変異またはC125A変異を含む。一部の実施形態では、IFN-βは、配列番号15と少なくとも90%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であり、かつサイトカインシグナル伝達活性及び/または抗腫瘍活性を有する、アミノ酸配列を含むか、それからなるか、またはそれから本質的になる。
【0006】
一部の実施形態では、TNF-αは、配列番号3~配列番号6のいずれかと少なくとも90%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であり、かつサイトカインシグナル伝達活性及び/または抗腫瘍活性を有する、アミノ酸配列を含むか、それからなるか、またはそれから本質的になる。一部の実施形態では、TNF-αは、TNF-αの比活性を約もしくは少なくとも約1/2、1/3、1/4、1/5、1/6、1/7、1/8、1/9、1/10、1/11、もしくは1/12に低減させる、及び/またはTNFR2よりもTNFR1への選択的結合を増加させる、少なくとも1つの変異であって、任意選択的にS86T、R31E、及びR32W、ならびにそれらの組み合わせから選択される、少なくとも1つの変異を含む。
【0007】
一部の実施形態では、融合タンパク質はペプチドリンカーを含み、任意選択的に生理学的に安定なリンカーまたは遊離可能なリンカー、任意選択的に可撓性リンカーまたは剛性リンカーを含む。一部の実施形態では、ペプチドリンカーは、長さが約1個~100個のアミノ酸、約1個~90個のアミノ酸、約1個~80個のアミノ酸、約1個~70個のアミノ酸、約1個~80個のアミノ酸、約1個~50個のアミノ酸、約1個~40個のアミノ酸、約1個~30個のアミノ酸、約1個~20個のアミノ酸、約1個~10個のアミノ酸、もしくは約1個~5個のアミノ酸であるか、または、長さが約1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、16個、17個、18個、19個、20個、21個、22個、23個、24個、25個、26個、27個、28個、29個、30個、31個、32個、33個、34個、35個、36個、37個、38個、39個、40個、41個、42個、43個、44個、45個、46個、47個、48個、49個、50個、60個、70個、80個、90個、もしくは100個のアミノ酸である。一部の実施形態では、ペプチドリンカーは表L1から選択される。
【0008】
特定の融合タンパク質には、以下の構造で示される、
-IL-2(C125S)-(GGGGS)
3
-TNF-(S86T)(配列番号19)、
-IL2(C125A)-(GGGGS)
2
-TNF-α(S86T)(配列番号20)、
-IL2(C125A)-(GGGGS)
2
-TNF-α(R32W)(配列番号21)、
-IL2(C125A)-PAPAP-TNF-α(S86T)(配列番号22)、
-IL2(C125A)-PAPAP-TNF-α(R32W)(配列番号23)、
-IL2(C125A)-PAEAAAKEAAAKA-TNF-α(S86T)(配列番号24)、
-IL2(C125A)-PAEAAAKEAAAKA-TNF-α(R32W)(配列番号25)、
-IL-2(C125S)-(GGGGS)
3
-TNF-α(R31E、S86T)、
-IFN-β-(GGGGS)
2
-TNF-α(配列番号26)
が含まれる。
【0009】
一部の実施形態では、融合タンパク質は、表F1から選択される配列と少なくとも90%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であり、かつサイトカインシグナル伝達活性及び/または抗腫瘍活性を有する、アミノ酸配列を含むか、それからなるか、またはそれから本質的になる。
【0010】
本明細書に記載の融合タンパク質をコードする単離されたポリヌクレオチド、該単離されたポリヌクレオチドを含む発現ベクター、及び/または該単離されたポリヌクレオチドもしくは該発現ベクターを含む宿主細胞も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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