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公開番号2024177036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023205696
出願日2023-12-05
発明の名称撮像光学レンズ
出願人エーエーシー オプティックス (ソシュウ) カンパニーリミテッド
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20241212BHJP(光学)
要約【課題】良好な結像性能を有する大きな絞りを得ながら、超広角の要求を満たすことができる撮像光学レンズを提供する。
【解決手段】本発明は、光学レンズ分野に関し、撮像光学レンズを開示する。この撮像光学レンズは、物体側面から像側へ順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、第6レンズ、および第7レンズを備え、次の関係式を満たす:0.95≦f4/f≦1.40;0.30≦d11/d12≦1.00;3.00≦R1/R2≦1.20≦(R9+R10)/(R9-R10)≦3.20。この撮像光学レンズは、大口径・超広角の設計要件を満たしながら、良好な光学性能を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像光学レンズであって、
前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、正の屈折力を有する第6レンズ、および負の屈折力を有する第7レンズを備え、
前記撮像光学レンズの焦点距離がfであり、前記第4レンズの焦点距離がf4であり、前記第6レンズの軸上厚さがd11であり、前記第6レンズの像側から前記第7レンズの物体側面までの軸上距離がd12であり、前記第1レンズの物体側面の曲率半径がR1であり、前記第1レンズの像側の曲率半径がR2であり、前記第5レンズの物体側面の曲率半径がR9であり、前記第5レンズの像側の曲率半径がR10であり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする撮像光学レンズ。
0.95≦f4/f≦1.40
0.30≦d11/d12≦1.00
3.00≦R1/R2≦12.00
1.20≦(R9+R10)/(R9-R10)≦3.20
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第4レンズの軸上厚みがd7であり、前記第4レンズの像側から前記第5レンズの物体側面までの軸上距離がd8であり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
8.00≦d7/d8≦25.20
【請求項3】
前記第6レンズの焦点距離がf6であり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
3.00≦f6/f≦8.00
【請求項4】
前記第1レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第1レンズの像側は近軸位置で凹面であり、前記第1レンズの焦点距離がf1であり、前記第1レンズの軸上厚さがd1であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-7.70≦f1/f≦-1.95
0.03≦d1/TTL≦0.75
【請求項5】
前記第2レンズの物体側面は近軸位置で凹面であり、前記第2レンズの像側は近軸位置で凹面であり、前記第2レンズの焦点距離がf2であり、前記第2レンズの物体側面の曲率半径がR3であり、前記第2レンズの像側の曲率半径がR4であり、前記第2レンズの軸上厚さがd3であり、前記撮像光学レンズの全長はTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-5.83≦f2/f≦-1.23
0.31≦(R3+R4)/(R3-R4)≦0.99
0.05≦d3/TTL≦0.31
【請求項6】
前記第3レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第3レンズの焦点距離がf3であり、前記第3レンズの物体側面の曲率半径がR5であり、前記第3レンズの像側の曲率半径がR6であり、前記第3レンズの軸上厚みがd5であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.72≦f3/f≦2.89
-2.29≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.61
0.05≦d5/TTL≦0.22
【請求項7】
前記第4レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第4レンズの像側は近軸位置で凸面であり、前記第4レンズの物体側面の曲率半径がR7であり、前記第4レンズの像側の曲率半径がR8であり、前記第4レンズの軸上厚さがd7であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.08≦(R7+R8)/(R7-R8)≦0.34
0.02≦d7/TTL≦0.11
【請求項8】
前記第5レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第5レンズの像側は近軸位置で凹面であり、前記第5レンズの焦点距離がf5であり、前記第5レンズの軸上厚みがd9であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-7.29≦f5/f≦-1.06
0.01≦d9/TTL≦0.04
【請求項9】
前記第6レンズの像側は近軸位置で凸面であり、前記第6レンズの物体側面の曲率半径がR11であり、前記第6レンズの像側の曲率半径がR12であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-0.34≦(R11+R12)/(R11-R12)≦4.55
0.01≦d11/TTL≦0.08
【請求項10】
前記第7レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第7レンズの像側は近軸位置で凹面であり、前記第7レンズの焦点距離がf7であり、前記第7レンズの物体側面の曲率半径がR13であり、前記第7レンズの像側の曲率半径がR14であり、前記第7レンズの軸上厚さがd13であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-7.64≦f7/f≦-1.18
0.91≦(R13+R14)/(R13-R14)≦5.68
0.01≦d13/TTL≦0.06
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズ分野に関し、特に、スマートフォン、デジタルカメラ、スポーツカメラなどの携帯端末機器や、モニタ、PCレンズなどの撮像装置に適用可能な撮像光学レンズに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートデバイスの台頭に伴い、撮像レンズの小型化の需要が高まり、一般的な撮像レンズの感光素子は、電荷結合素子(Charge Coupled Device:CCD)または相補型金属酸化膜半導体(Complementary Metal-Oxide Semiconductor Sensor:CMOSセンサ)に限り、かつ感光素子の画素サイズの微細化に加え、現在のスマートデバイスの機能性・薄型化などの外観が開発傾向により、良好な結像品質を有する小型化された撮像レンズが現在の市場の主流となっている。従来、携帯電話のカメラに搭載されるレンズは、より良好な結像品質を得るため、3枚または4枚のレンズ構造が主流であった。また、技術の発展とユーザニーズの多様化に伴い、感光素子の画素面積は縮小し、システムの結像品質に対する要求も向上し続けているため、レンズ設計に5枚式、6枚式、7枚式のレンズ構造が徐々に登場している。光学特性に優れ、超薄型で色収差を十分に補正できる広角撮像レンズが切実である。
【発明の概要】
【0003】
本発明では上記問題に鑑み、良好な結像性能を有する大きな絞りを得ながら、超広角の要求を満たすことができる撮像光学レンズを提供することを目的とした。
【0004】
上記技術的課題を解決するために、本発明の一実施形態は、撮像光学レンズを提供する。前記撮像光学レンズは、物体側面から像側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、正の屈折力を有する第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、正の屈折力を有する第6レンズ、および負の屈折力を有する第7レンズを備え、
前記撮像光学レンズの焦点距離がfであり、前記第4レンズの焦点距離がf4であり、前記第6レンズの軸上厚さがd11であり、前記第6レンズの像側から前記第7レンズの物体側面までの軸上距離がd12であり、前記第1レンズの物体側面の曲率半径がR1であり、前記第1レンズの像側の曲率半径がR2であり、前記第5レンズの物体側面の曲率半径がR9であり、前記第5レンズの像側の曲率半径がR10であり、次の関係式を満たす。
0.95≦f4/f≦1.40
0.30≦d11/d12≦1.00
3.00≦R1/R2≦12.00
1.20≦(R9+R10)/(R9-R10)≦3.20
【0005】
好ましくは、前記第4レンズの軸上厚みがd7であり、前記第4レンズの像側から前記第5レンズの物体側面までの軸上距離がd8であり、次の関係式を満たす。
8.00≦d7/d8≦25.20
【0006】
好ましくは、前記第6レンズの焦点距離がf6であり、次の関係式を満たす。
3.00≦f6/f≦8.00
【0007】
好ましくは、前記第1レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第1レンズの像側は近軸位置で凹面であり、前記第1レンズの焦点距離がf1であり、前記第1レンズの軸上厚さがd1であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす。
-7.70≦f1/f≦-1.95
0.03≦d1/TTL≦0.75
【0008】
好ましくは、前記第2レンズの物体側面は近軸位置で凹面であり、前記第2レンズの像側は近軸位置で凹面であり、前記第2レンズの焦点距離がf2であり、前記第2レンズの物体側面の曲率半径がR3であり、前記第2レンズの像側の曲率半径がR4であり、前記第2レンズの軸上厚さがd3であり、前記撮像光学レンズの全長はTTLであり、次の関係式を満たす。
-5.83≦f2/f≦-1.23
0.31≦(R3+R4)/(R3-R4)≦0.99
0.05≦d3/TTL≦0.31
【0009】
好ましくは、前記第3レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第3レンズの焦点距離がf3であり、前記第3レンズの物体側面の曲率半径がR5であり、前記第3レンズの像側の曲率半径がR6であり、前記第3レンズの軸上厚みがd5であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす。
0.72≦f3/f≦2.89
-2.29≦(R5+R6)/(R5-R6)≦-0.61
0.05≦d5/TTL≦0.22
【0010】
好ましくは、前記第4レンズの物体側面は近軸位置で凸面であり、前記第4レンズの像側は近軸位置で凸面であり、前記第4レンズの物体側面の曲率半径がR7であり、前記第4レンズの像側の曲率半径がR8であり、前記第4レンズの軸上厚さがd7であり、前記撮像光学レンズの光学全長がTTLであり、次の関係式を満たす。
0.08≦(R7+R8)/(R7-R8)≦0.34
0.02≦d7/TTL≦0.11
(【0011】以降は省略されています)

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