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公開番号
2024176857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095695
出願日
2023-06-09
発明の名称
目地装置
出願人
ドーエイ外装有限会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/68 20060101AFI20241212BHJP(建築物)
要約
【課題】 上下方向に大きな寸法を確保できないような場所であっても施工可能でかつ目地カバーや取付部材が強風等の荷重によりたわむことなく耐えることができるとともに、地震等による揺れ動きを吸収できる目地装置を提供すること。
【解決手段】躯体間の目地部を塞ぐ目地装置であって、複数個の取付部のうち一端部側の取付部が一方の躯体に取付けられ、複数個の取付部のうち他端部側の取付部が他方の躯体に取り付けられかつ上下方向に所定間隔を有して複数個設けられた伸縮リンク機構と、取付部にそれぞれ取り付けられた上下方向に延在する複数個のバー状の取付部材と、複数個の取付部材に一端部がそれぞれ取り付けられ、目地部を塞ぐ複数の目地カバーとを含み、伸縮リンク機構は、略格子状に組み合わされた複数個のリンク材と、少なくとも一部のリンク材とバー状の取付部材に上下方向に摺動可能に接続する接続手段と、伸縮リンク機構が伸縮しても略上下方向に移動しない部位に設けられた取付部とで構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一方の躯体と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地装置であって、複数個の取付部のうち一端部側の前記取付部が前記一方の躯体に取付けられ、前記複数個の取付部のうち他端部側の前記取付部が他方の躯体に取り付けられ、かつ、上下方向に所定間隔を有して複数個設けられた伸縮リンク機構と、前記取付部にそれぞれ取り付けられた上下方向に延在する複数個のバー状の取付部材と、前記複数個の取付部材に一端部がそれぞれ取り付けられ、前記目地部を塞ぐ複数の目地カバーとを含み、
前記伸縮リンク機構は、略格子状に組み合わされた複数個のリンク材と、少なくとも一部の前記リンク材と前記バー状の取付部材に上下方向に摺動可能に接続する接続手段と、前記伸縮リンク機構が伸縮しても略上下方向に移動しない部位に設けられた前記取付部とで構成される目地装置。
続きを表示(約 91 文字)
【請求項2】
接続手段は、前記リンク材の一端部付近に設けられた摺動部材と、前記取付部材に設けられた摺動部とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の目地装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は一方と他方の躯体の壁面間等の目地部を塞ぐ目地装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の目地装置は、例えば、「目地部を介して設けられた左右の建物の目地部側の外壁面に両端部が枢支された中央部に3個の中央枢支部を有する、少なくとも2個以上の伸縮リンク機構と、これらの伸縮リンク機構の両側部の中央枢支部に、内側プレートの中央部に固定された枢支ピンで枢支された前記左右の建物側が開口するコ字状のカバープレートと、このカバープレートの外側プレートと接触するようにスライド移動して内部へ先端部が挿入された前記伸縮リンク機構の両端部の枢支部に枢支された端部カバープレートと、前記伸縮リンク機構の中央部の中央枢支部に枢支された両端部が、前記カバープレートの外側プレートと重なり、スライド移動できる中央カバープレートとからなることを特徴とする壁用目地カバー装置」が知られている(特許文献1)。
【0003】
しかし、このような目地装置では、例えば目地部の寸法が上下方向に大きくなり、カバープレート等で塞ぐ長さが上下方向に長くなった場合、強風等による影響が大きくなるためカバープレートやカバープレートを取り付けるバー状の取付部材がたわんでしまう欠点があった。
【0004】
このような課題を解決したものとしては、「左右方向の一方と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地装置であって、前記一方の躯体にその一端部が取付けられ、その他端部が他方の躯体に取り付けられ、複数個の取付部をそれぞれ有する複数個の伸縮リンク機構と、前記取付部に取り付けられた上下方向に延在する複数個のバー状の取付部材と、前記複数個の取付部材に一端部がそれぞれ固定され、前記目地部を塞ぐ複数の目地カバーと、少なくとも前記複数個の取付部材のいずれかに1つに取り付けられ、前記取付部材に設けられた補強部材通過部を通過する補強部材を含み、前記伸縮リンク機構の前記取付部は、前記伸縮リンク機構が伸縮しても略上下方向に移動しない部位に設けられており、前記補強部材が少なくとも隣り合う1つの前記取付部材の前記補強部材通過部を通過し、たわみを防止する目地装置」が知られている(特許文献2)。
【0005】
このような目地装置であれば、目地カバーや取付部材が強風等の荷重によりたわむことなく耐えることができるものの、地震によって左右の躯体が目地部が狭くなるように揺れ動いた場合には、伸縮リンク機構が上下方向に伸長するため、上下の伸縮リンク機構の間隔を大きくしなければならず、施工現場によっては施工が不可能となる場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-1111号公報
特許第6934687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、上下方向に大きな寸法を確保できないような場所であっても施工可能で、かつ、目地カバーや取付部材が強風等の荷重によりたわむことなく耐えることができるとともに、地震等による揺れ動きを吸収できる目地装置を提供することを目的としている。
【0008】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の目地装置は、一方の躯体と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地装置であって、複数個の取付部のうち一端部側の前記取付部が前記一方の躯体に取付けられ、前記複数個の取付部のうち他端部側の前記取付部が他方の躯体に取り付けられ、かつ、上下方向に所定間隔を有して複数個設けられた伸縮リンク機構と、前記取付部にそれぞれ取り付けられた上下方向に延在する複数個のバー状の取付部材と、前記複数個の取付部材に一端部がそれぞれ取り付けられ、前記目地部を塞ぐ複数の目地カバーとを含み、前記伸縮リンク機構は、略格子状に組み合わされた複数個のリンク材と、少なくとも一部の前記リンク材と前記バー状の取付部材に上下方向に摺動可能に接続する接続手段と、前記伸縮リンク機構が伸縮しても略上下方向に移動しない部位に設けられた前記取付部とで構成されることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の目地装置の接続手段は、前記リンク材の一端部付近に設けられた摺動部材と、前記取付部材に設けられた摺動部とで構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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