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公開番号2024176607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095299
出願日2023-06-09
発明の名称加熱装置
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H05B 3/40 20060101AFI20241212BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】小型な構成で熱交換効率を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】加熱装置が、渦巻き状のシーズヒータと、シーズヒータの上面と対向する上面側部材と、シーズヒータの下面と対向する下面側部材と、シーズヒータの上面と上面側部材との間に設けられている上面側流路であってシーズヒータの上面に沿ってシーズヒータの径方向に流体を流す上面側流路と、シーズヒータの下面と下面側部材との間に設けられている下面側流路であってシーズヒータの下面に沿ってシーズヒータの径方向に流体を流す下面側流路と、を備えていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
渦巻き状のシーズヒータと、
前記シーズヒータの上面と対向する上面側部材と、
前記シーズヒータの下面と対向する下面側部材と、
前記シーズヒータの上面と前記上面側部材との間に設けられている上面側流路であって前記シーズヒータの上面に沿って前記シーズヒータの径方向に流体を流す前記上面側流路と、
前記シーズヒータの下面と前記下面側部材との間に設けられている下面側流路であって前記シーズヒータの下面に沿って前記シーズヒータの径方向に流体を流す前記下面側流路と、を備える、加熱装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
請求項1に記載の加熱装置であって、
渦巻き状の前記シーズヒータの中心部に向けて流体を導入する導入口と、
渦巻き状の前記シーズヒータの最外周部の接線方向に流体を排出する排出口と、を更に備える、加熱装置。
【請求項3】
請求項2に記載の加熱装置であって、
前記排出口は、前記シーズヒータの最外周部の端部と対向する位置に設けられている、加熱装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の加熱装置であって、
前記導入口は、前記シーズヒータの上面よりも上側に設けられている、加熱装置。
【請求項5】
請求項1に記載の加熱装置であって、
渦巻き状の前記シーズヒータの最外周部よりも外側に設けられている外側流路であって前記シーズヒータの最外周部に沿って前記シーズヒータの周方向に流体を流す前記外側流路と、
前記シーズヒータの最外周部と前記外側流路との間に設けられている接続流路であって前記上面側流路及び前記下面側流路を流れた後の流体を前記外側流路へ流す前記接続流路と、を更に備え、
前記接続流路の上下方向の幅は、前記シーズヒータの上下方向の幅よりも狭く、かつ、前記外側流路の上下方向の幅よりも狭い、加熱装置。
【請求項6】
請求項5に記載の加熱装置であって、
渦巻き状の前記シーズヒータの中心部に向けて流体を導入する導入口と、
前記外側流路から流体を排出する排出口と、を更に備える、加熱装置。
【請求項7】
請求項5に記載の加熱装置であって、
前記外側流路に流体を導入する導入口と、
渦巻き状の前記シーズヒータの中心部から流体を排出する排出口と、を更に備える、加熱装置。
【請求項8】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記上面側流路の上下方向の幅は、前記下面側流路の上下方向の幅よりも広い、加熱装置。
【請求項9】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記上面側流路の上下方向の幅は、前記シーズヒータの上下方向の幅よりも狭い、加熱装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、加熱装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に加熱装置が開示されている。特許文献1の加熱装置は、渦巻き状のヒータと、ヒータの下面と対向する下面側部材と、ヒータの下面と下面側部材との間に設けられている下面側流路であってヒータの下面に沿ってヒータの径方向に流体を流す下面側流路と、渦巻き状のヒータの中心部に向けて流体を導入する導入口とを備えている。特許文献1の加熱装置では、ヒータにより加熱された流体がヒータの上方へ流れてゆく。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公昭60-7184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に加熱装置は、ヒータにより加熱された流体がヒータの上方へ流れてゆく構成なので、ヒータの上方の領域を広くする必要があり、その結果、加熱装置の構成が大型になるという問題がある。また、特許文献1に加熱装置は、流体がヒータの上方へ流れてゆく構成なので、ヒータの熱を流体に効率良く移すことができないという問題がある。
【0005】
本明細書は、小型な構成で熱交換効率を向上させることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、加熱装置が、渦巻き状のシーズヒータと、前記シーズヒータの上面と対向する上面側部材と、前記シーズヒータの下面と対向する下面側部材と、前記シーズヒータの上面と前記上面側部材との間に設けられている上面側流路であって前記シーズヒータの上面に沿って前記シーズヒータの径方向に流体を流す前記上面側流路と、前記シーズヒータの下面と前記下面側部材との間に設けられている下面側流路であって前記シーズヒータの下面に沿って前記シーズヒータの径方向に流体を流す前記下面側流路と、を備えていてもよい。
【0007】
この構成によれば、下面側流路によりシーズヒータの下面に沿ってシーズヒータの径方向に流体を流すと共に、上面側流路によりシーズヒータの上面に沿ってシーズヒータの径方向に流体を流すことにより、シーズヒータの熱を効率良く流体に移すことができ、熱交換効率を向上させることができる。また、上面側流路によりシーズヒータの上面に沿ってシーズヒータの径方向に流体を流すことにより、シーズヒータの上方の領域を狭くすることができるので、加熱装置の構成を小型にすることができる。よって、小型な構成で熱交換効率を向上させることができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、加熱装置が、渦巻き状の前記シーズヒータの中心部に向けて流体を導入する導入口と、渦巻き状の前記シーズヒータの最外周部の接線方向に流体を排出する排出口と、を更に備えていてもよい。この構成によれば、流体をシーズヒータにより十分に加熱してから排出することができる。
【0009】
第3の態様では、上記第2の態様において、前記排出口は、前記シーズヒータの最外周部の端部と対向する位置に設けられていていてもよい。この構成によれば、流体を排出口へスムーズに流すことができる。
【0010】
第4の態様では、上記第1又は第3の態様において、前記導入口は、前記シーズヒータの上面よりも上側に設けられていてもよい。この構成によれば、上面側流路と下面側流路の両方に流体を十分に導入することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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