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公開番号2025016126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119187
出願日2023-07-21
発明の名称作業用車両
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60W 20/13 20160101AFI20250124BHJP(車両一般)
要約【課題】外部装置により蓄電装置を充電しなくても作業装置を動作させることができる技術を提供する。
【解決手段】作業用車両は、エンジンの動力により走行可能であって、エンジンの動力により動作して電力を発電する発電装置と、発電装置により発電された電力の直流電圧を変圧するコンバータと、コンバータにより電圧が変圧された電力を蓄電する作業用蓄電装置と、作業用蓄電装置から供給される電力により動作して所定の作業を実行可能な作業装置と、を備えていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンの動力により走行可能な作業用車両であって、
前記エンジンの動力により動作して電力を発電する発電装置と、
前記発電装置により発電された電力の直流電圧を変圧するコンバータと、
前記コンバータにより電圧が変圧された電力を蓄電する作業用蓄電装置と、
前記作業用蓄電装置から供給される電力により動作して所定の作業を実行可能な作業装置と、を備える、作業用車両。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業用車両であって、
前記発電装置から前記コンバータを介さずに供給される電力を蓄電する車両用蓄電装置と、
前記発電装置と前記車両用蓄電装置とを接続する電路を開閉する第1スイッチと、
前記発電装置と前記作業用蓄電装置とを前記コンバータを介して接続する電路を開閉する第2スイッチと、
前記第1スイッチがオンであると共に前記第2スイッチがオフである第1状態と、前記第2スイッチがオンであると共に前記第1スイッチがオフである第2状態と、を切り替える制御を実行可能な制御装置と、を更に備える、作業用車両。
【請求項3】
請求項2に記載の作業用車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンが動作している状態で、前記車両用蓄電装置の蓄電量が所定の第1基準蓄電量未満である場合は前記第1状態に切り替え可能であり、前記作業用蓄電装置の蓄電量が所定の第2基準蓄電量未満である場合は前記第2状態に切り替え可能である、作業用車両。
【請求項4】
請求項2に記載の作業用車両であって、
前記制御装置は、
前記エンジンが停止している状態で、前記車両用蓄電装置の蓄電量が所定の第1基準蓄電量未満になる場合、又は、前記作業用蓄電装置の蓄電量が所定の第2基準蓄電量未満になる場合は、前記エンジンを始動し、
前記エンジンが動作している状態で、前記車両用蓄電装置の蓄電量が前記第1基準蓄電量未満である場合は前記第1状態に切り替え可能であり、前記作業用蓄電装置の蓄電量が前記第2基準蓄電量未満である場合は前記第2状態に切り替え可能である、作業用車両。
【請求項5】
請求項2に記載の作業用車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンが動作している状態で、
前記エンジンの回転数が所定の基準回転数未満である場合に、前記車両用蓄電装置の蓄電量が所定の第1基準蓄電量未満である場合は前記第1状態に切り替え可能であり、
前記エンジンの回転数が前記基準回転数以上である場合に、前記作業用蓄電装置の蓄電量が所定の第2基準蓄電量未満である場合は前記第2状態に切り替え可能である、作業用車両。
【請求項6】
請求項2に記載の作業用車両であって、
前記車両用蓄電装置と前記作業用蓄電装置とを前記コンバータを介して接続する電路を開閉する第3スイッチを更に備え、
前記制御装置は、前記第1スイッチがオンであると共に前記第2スイッチと前記第3スイッチがオフである前記第1状態と、前記第2スイッチがオンであると共に前記第1スイッチと前記第3スイッチがオフである前記第2状態と、前記第3スイッチがオンであると共に前記第1スイッチと前記第2スイッチがオフである第3状態と、を切り替える制御を実行可能である、作業用車両。
【請求項7】
請求項6に記載の作業用車両であって、
前記制御装置は、前記エンジンが停止している状態で、前記作業用蓄電装置の蓄電量が所定の第3基準蓄電量未満になる場合に、前記車両用蓄電装置の蓄電量が所定の第4基準蓄電量以上である場合は前記第3状態に切り替え可能である、作業用車両。
【請求項8】
エンジンの動力により走行可能な作業用車両であって、
前記エンジンの動力により動作して電力を発電する発電装置と、
前記発電装置により発電された電力を蓄電する車両用蓄電装置と、
前記車両用蓄電装置とは出力電圧が異なる作業用蓄電装置と、
前記車両用蓄電装置から供給される電力又は前記作業用蓄電装置から供給される電力により動作して所定の作業を実行可能な作業装置と、
前記車両用蓄電装置から前記作業装置に供給される電力の直流電圧を変圧するコンバータと、
制御装置と、を備え、
前記作業装置は、前記車両用蓄電装置から前記コンバータを介して供給される電力により動作する第1モードと、前記作業用蓄電装置から前記コンバータを介さずに供給される電力により動作する第2モードと、で前記所定の作業を実行可能であり、
前記制御装置は、前記エンジンが停止している状態で、前記作業装置から所定の始動要求を取得する場合に、前記第1モードで前記作業装置を始動し、所定の切り替え条件が成立する場合に、前記第1モードから前記第2モードに切り替えて前記第2モードで前記作業装置を動作させる、作業用車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、作業用車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に建設機械が開示されている。特許文献1の建設機械は、エンジンと、エンジンと機械的に接続された電動モータと、蓄電装置と、蓄電装置と電動モータとの間に設けられ電力の変換を行うインバータとを備えている。特許文献1の構成では、蓄電装置が、電動モータに電力を供給する、又は、電動モータによる発電電力を充電する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-182920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の建設機械では、蓄電装置を充電するために、外部装置から蓄電装置に電力を供給することがある。本明細書は、外部装置により蓄電装置を充電しなくても作業装置を動作させることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様は、エンジンの動力により走行可能な作業用車両に関する。作業用車両は、前記エンジンの動力により動作して電力を発電する発電装置と、前記発電装置により発電された電力の直流電圧を変圧するコンバータと、前記コンバータにより電圧が変圧された電力を蓄電する作業用蓄電装置と、前記作業用蓄電装置から供給される電力により動作して所定の作業を実行可能な作業装置と、を備えていてもよい。
【0006】
この構成によれば、発電装置により発電された電力の直流電圧を変圧して作業用蓄電装置に供給することができる。これにより、外部装置により作業用蓄電装置を充電しなくても作業装置を動作させることができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1態様において、作業用車両は、前記発電装置から前記コンバータを介さずに供給される電力を蓄電する車両用蓄電装置と、前記発電装置と前記車両用蓄電装置とを接続する電路を開閉する第1スイッチと、前記発電装置と前記作業用蓄電装置とを前記コンバータを介して接続する電路を開閉する第2スイッチと、前記第1スイッチがオンであると共に前記第2スイッチがオフである第1状態と、前記第2スイッチがオンであると共に前記第1スイッチがオフである第2状態と、を切り替える制御を実行可能な制御装置と、を更に備えていてもよい。
【0008】
この構成によれば、第1状態と第2状態を切り替えることにより、車両用蓄電装置への充電と、作業用蓄電装置への充電とを選択的に切り替えることができる。
【0009】
第3の態様では、上記第2の態様において、前記制御装置は、前記エンジンが動作している状態で、前記車両用蓄電装置の蓄電量が所定の第1基準蓄電量未満である場合は前記第1状態に切り替え可能であり、前記作業用蓄電装置の蓄電量が所定の第2基準蓄電量未満である場合は前記第2状態に切り替え可能であってもよい。
【0010】
この構成によれば、車両用蓄電装置と作業用蓄電装置の蓄電量に応じて各蓄電装置を充電することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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