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公開番号2025030799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136406
出願日2023-08-24
発明の名称加熱装置及び電気自動車
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H05B 3/40 20060101AFI20250228BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】熱媒体の流路の幅の変動を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】加熱装置が、ヒータと、ヒータの上面と対向する上面側部材と、ヒータの下面と対向する下面側部材と、ヒータの上面と上面側部材との間に設けられている上面側流路と、ヒータの下面と下面側部材との間に設けられている下面側流路と、ヒータの上面と上面側部材との間隔を確保するためにヒータの上面と上面側部材との間に配置されている第1スペーサと、ヒータの下面と下面側部材との間隔を確保するためにヒータの下面と下面側部材との間に配置されている第2スペーサと、上面側部材又は下面側部材をヒータ側に押圧する弾性部材と、を備えていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヒータと、
前記ヒータの上面と対向する上面側部材と、
前記ヒータの下面と対向する下面側部材と、
前記ヒータの上面と前記上面側部材との間に設けられている上面側流路と、
前記ヒータの下面と前記下面側部材との間に設けられている下面側流路と、
前記ヒータの上面と前記上面側部材との間隔を確保するために前記ヒータの上面と前記上面側部材との間に配置されている第1スペーサと、
前記ヒータの下面と前記下面側部材との間隔を確保するために前記ヒータの下面と前記下面側部材との間に配置されている第2スペーサと、
前記上面側部材又は前記下面側部材を前記ヒータ側に押圧する弾性部材と、を備える、加熱装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記ヒータは、渦巻き状に構成されており、
前記第1スペーサは、前記ヒータの上面と前記上面側部材との間で渦巻き状の前記ヒータの径方向に延びており、
前記第2スペーサは、前記ヒータの下面と前記下面側部材との間で渦巻き状の前記ヒータの径方向に延びている、加熱装置。
【請求項3】
請求項1に記載の加熱装置であって、
前記ヒータは、直線状に構成されており、
前記第1スペーサは、前記ヒータの上面と前記上面側部材との間で直線状の前記ヒータの短手方向に延びており、
前記第2スペーサは、前記ヒータの下面と前記下面側部材との間で直線状の前記ヒータの短手方向に延びている、加熱装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の加熱装置を備える電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、加熱装置及び電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、板状のセラミックヒータと、そのセラミックヒータを両面から密着して挟み込む2枚の金属部材と、その2枚の金属部材にのみ被加熱液体が接触しセラミックヒータには被加熱液体が接触しないように防水するシール手段と、を備えるセラミックヒータユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-189228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のセラミックヒータユニットでは、例えばセラミックヒータの発熱時に、セラミックヒータに反りや膨張が生じることがある。セラミックヒータに反りや膨張が生じると、その影響で被加熱液体(熱媒体)の流路の幅が変動することがある。
【0005】
本明細書は、熱媒体の流路の幅の変動を抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、加熱装置が、ヒータと、前記ヒータの上面と対向する上面側部材と、前記ヒータの下面と対向する下面側部材と、前記ヒータの上面と前記上面側部材との間に設けられている上面側流路と、前記ヒータの下面と前記下面側部材との間に設けられている下面側流路と、前記ヒータの上面と前記上面側部材との間隔を確保するために前記ヒータの上面と前記上面側部材との間に配置されている第1スペーサと、前記ヒータの下面と前記下面側部材との間隔を確保するために前記ヒータの下面と前記下面側部材との間に配置されている第2スペーサと、前記上面側部材又は前記下面側部材を前記ヒータ側に押圧する弾性部材と、を備えていてもよい。
【0007】
この構成によれば、弾性部材によって上面側部材又は下面側部材をヒータ側に押圧することにより、例えばヒータの発熱時にヒータに反りや膨張が生じたとしても、それらを矯正することができる。これにより、ヒータの反りや膨張の影響で熱媒体の流路の幅が変動することを抑制することができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記ヒータは、渦巻き状に構成されていてもよい。前記第1スペーサは、前記ヒータの上面と前記上面側部材との間で渦巻き状の前記ヒータの径方向に延びていてもよい。前記第2スペーサは、前記ヒータの下面と前記下面側部材との間で渦巻き状の前記ヒータの径方向に延びていてもよい。
【0009】
この構成によれば、渦巻き状のヒータの径方向に熱媒体をスムーズに流すことができ、熱媒体の流速の変動を抑制することができる。
【0010】
第3の態様では、上記第1の態様において、前記ヒータは、直線状に構成されていてもよい。前記第1スペーサは、前記ヒータの上面と前記上面側部材との間で直線状の前記ヒータの短手方向に延びていてもよい。前記第2スペーサは、前記ヒータの下面と前記下面側部材との間で直線状の前記ヒータの短手方向に延びていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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