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公開番号2025059525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169665
出願日2023-09-29
発明の名称液体位置センサ
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類G01F 23/292 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約【課題】液体の液量を検出しつつ、容器の容量の減少及び電気腐食を抑制する。
【解決手段】液体位置センサ10は液体13の液量を検出する。液体13を貯蔵する容器12と、容器12内に異なる高さ位置に配置されかつ表面が光透過性を有する保護部16により覆われている複数枚の薄膜型太陽電池15と、容器12内における液体13の液面13aの上方から複数枚の薄膜型太陽電池15に向けて光Lを照射する光源18と、各薄膜型太陽電池15の高さ位置を記憶する記憶部21と、記憶部21が記憶した各高さ位置における薄膜型太陽電池15の発電量に基づいて液体13の液面13aの位置を判断する判断部22と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体の液量を検出する液体位置センサであって、
前記液体を貯蔵する容器と、
前記容器内に異なる高さ位置に配置されかつ表面が光透過性を有する保護部により覆われている複数枚の薄膜型太陽電池と、
前記容器内における前記液体の液面の上方から前記複数枚の薄膜型太陽電池に向けて光を照射する光源と、
前記各薄膜型太陽電池の高さ位置を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した各高さ位置における前記薄膜型太陽電池の発電量に基づいて前記液体の液面の位置を判断する判断部と、
を備える、液体位置センサ。
続きを表示(約 77 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体位置センサであって、
前記光源に前記薄膜型太陽電池で発電された電力を供給する、液体位置センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は液体位置センサに関する。詳しくは、液体の液量を検出する液体位置センサに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、1対の電極が配置された絶縁性基板を備えており、一対の電極間の静電容量の変化に基づいて貯蔵タンク(容器)内の液量を検出する液量センサがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-118894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の液量センサによると、板状部材である絶縁性基板は、体積が大きいため、容器内に配置されることで、容器の容量を減少させる。また、一対の電極が液体に晒されるため、一対の電極に電気腐食を生じる。
【0005】
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、液体の液量を検出しつつ、容器の容量の減少及び電気腐食を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
【0007】
本明細書に開示の技術は、液体の液量を検出する液体位置センサであって、前記液体を貯蔵する容器と、前記容器内に異なる高さ位置に配置されかつ表面が光透過性を有する保護部により覆われている複数枚の薄膜型太陽電池と、前記容器内における前記液体の液面の上方から前記複数枚の薄膜型太陽電池に向けて光を照射する光源と、前記各薄膜型太陽電池の高さ位置を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶した各高さ位置における前記薄膜型太陽電池の発電量に基づいて前記液体の液面の位置を判断する判断部と、を備える、液体位置センサである。
【0008】
この構成によると、光源から照射された光が容器内の液体を透過するか否かによって、各薄膜型太陽電池の発電量が増減する。そして、判断部が記憶部が記憶した各高さ位置における薄膜型太陽電池の発電量に基づいて液体の液面の位置を判断する。これにより、薄膜型太陽電池を用いて液体の液量を検出することができる。また、薄膜型太陽電池は、従来の板状の絶縁性基板と比べて、薄く、体積が小さいため、容器の容量の減少を抑制することができる。また、薄膜型太陽電池の表面が光透過性を有する保護部により覆われているため、薄膜型太陽電池の発電効率の低下を抑制しつつ、電気腐食を抑制することができる。よって、液体の液量を検出しつつ、容器の容量の減少及び電気腐食を抑制することができる。
【0009】
また、前記光源に前記薄膜型太陽電池で発電された電力を供給する、液体位置センサである。したがって、光源のための専用の電源を不要とすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本明細書に開示の技術によると、液体の液量を検出しつつ、容器の容量の減少及び電気腐食を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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