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公開番号
2025066265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175725
出願日
2023-10-11
発明の名称
太陽電池付き車両
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60R
16/04 20060101AFI20250416BHJP(車両一般)
要約
【課題】より効率よく車両の室内空間を快適にできる太陽電池付き車両を提供すること。
【解決手段】車両1は、車両1に設けられて第1方向(右方向、前方向、上方向)に向くシート状の第1の太陽電池(前側電池11、右側電池14、上側電池12)と、車両1に設けられて第2方向(左方向、後方向)に向くシート状の第2の太陽電池(左側電池13、後側電池15)と、第1と第2の太陽電池の発生出力の差に基づいて車両1に対する太陽光の入射方向を判定する制御装置を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
太陽電池付き車両であって、
前記車両に設けられて第1方向に向くシート状の第1の太陽電池と、
前記車両に設けられて第2方向に向くシート状の第2の太陽電池と、
前記第1と第2の太陽電池の発生出力の差に基づいて前記車両に対する太陽光の入射方向を判定する制御装置を有する太陽電池付き車両。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の太陽電池付き車両であって、
窓ガラスを通過する太陽光の透過率を調整する調光装置を有し、
前記制御装置は、判定した前記太陽光の入射方向に基づいて前記調光装置を制御する太陽電池付き車両。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の太陽電池付き車両であって、
前記制御装置は、判定した前記太陽光の入射方向に基づいて車内の空調装置を制御する太陽電池付き車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、太陽電池付き車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
国際公開第07/013389号には、ウィンドウガラスに熱発電モジュールと調光材を設けた車両が開示されている。調光材は制御手段により透過光量を調整される。制御手段は、車両に照射される太陽光の日射量に基づいて透過光量を調整する。これにより、車室内への直射日光を減らして室内環境を快適にできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第07/013389号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、より効率よく車両の室内空間を快適にできる太陽電池付き車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの態様としての太陽電池付き車両は、車両に設けられて第1方向に向くシート状の第1の太陽電池と、車両に設けられて第2方向に向くシート状の第2の太陽電池と、第1と第2の太陽電池の発生出力の差に基づいて車両に対する太陽光の入射方向を判定する制御装置を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
太陽電池付き車両の平面図である。
電気制御システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<車両1>
以下、種々の実施形態について図1-2を用いて説明する。図1に示すように、車両1は、車体2と、窓ガラス3と、車体2の外周面に複数設けられる太陽電池10を有する。図2に示すように、車両1は、太陽電池10が発電した電力を車内の電子機器に利用する電気制御システム4を有する。具体的には、電気制御システム4は、太陽電池10が発電した電力をバッテリ6に充電する。そして、ECU5からの制御信号に基づいて、バッテリ6の充電を用いて調光装置7や空調装置8を動作させる。これにより、電気制御システム4は、車室内の環境を好適に保つことができる。
【0008】
<太陽電池10>
図1に示すように、各太陽電池10は、可撓性を備える薄型シート状のペロブスカイト太陽電池により構成される。これにより各太陽電池10は、凹凸や丸み形状を持つ車体2の外周面に沿って適切に設けられる。各太陽電池10は、車両の前面、上面、左右側面、後面にそれぞれ設けられる。すなわち太陽電池10は、前側電池11、上側電池12、左側電池13、右側電池14、後側電池15を有する。各太陽電池11、12、13、14、15は、車体2の各面に沿って設けられることにより、互いに異なる方向を向くように設けられる。これにより、太陽光が車両1に対してどのような方向から照射したとしても、対応する太陽電池10が太陽光を適切に受けて発電することができる。
【0009】
また太陽電池10は、窓ガラス3と重ならないように設けられる。これにより、太陽電池10が乗員の視界を妨げることがなく、車室内からの視認性を確保することができる。別の実施形態として、透明性及び透光性を備える太陽電池を窓ガラス3に重ねるように設けても良い。また別の実施形態として、太陽電池を窓ガラス3の車内側の面に設けても良い。
【0010】
<窓ガラス3>
図1に示すように、窓ガラス3は、フロントガラス3aとリアガラス3bを有する。また窓ガラス3は、各サイドガラスとして、左前ガラス3c、左ガラス3d、左後ガラス3e、右前ガラス3f、右ガラス3g、右後ガラス3hを有する。各窓ガラス3には、窓ガラス3を通過する太陽光の透過率を調整する調光装置7が設けられる。調光装置7は、フィルム状に形成されて各窓ガラス3に貼り付けられる。調光装置7は、例えば従来知られる調光ガラスのように、電圧を印加することで不透明度が上がる構成とされる。別の実施形態として、調光装置は、電圧を印加することで透明度が上がる構成でも良い。
(【0011】以降は省略されています)
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