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公開番号2025065987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175543
出願日2023-10-10
発明の名称電気接続箱
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20250415BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】放熱性が良好な電気接続箱を実現する。
【解決手段】
電気接続箱は、アッパーカバーと、アッパーカバーに取り付けられているバスバーを備えている。アッパーカバーは、電源部品に固定される固定部と、電子部品を配置する電子部品配置部を有している。この電気接続箱では、バスバーが、電子部品の本体部分に対し、電子部品との接続部分が電源部品側とは反対側に位置するように、アッパーカバーに取り付けられている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
アッパーカバーと、
前記アッパーカバーに取り付けられているバスバーと、を備えており、
前記アッパーカバーは、電源部品に固定される固定部と、電子部品を配置する電子部品配置部と、を有し、
前記バスバーが、前記電子部品の本体部分に対し、前記電子部品との接続部分が前記電源部品側とは反対側に位置するように、前記アッパーカバーに取り付けられている、電気接続箱。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記アッパーカバーを前記電源部品に固定したときに、前記電源部品の接続端子に対して前記バスバーを押し付け、前記電源部品と前記バスバーとの接続を保持するためのインナーカバーが設けられている、電気接続箱。
【請求項3】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記アッパーカバーの前記バスバーの取付位置に貫通孔が設けられている、電気接続箱。
【請求項4】
請求項3に記載の電気接続箱であって、
前記貫通孔は、前記電源部品の負極に接続する前記バスバーの取付位置に設けられている、電気接続箱。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の電気接続箱であって、
前記電気接続箱は、二次電池である前記電源部品に取り付けられる、電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、電気接続箱に関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、電源部品と電子部品を接続するための電気接続箱が開示されている。特許文献1の電気接続箱は、エンドプレート(ロアカバー)を介してバスバーを配置し、バスバーに対してエンドプレートとは反対側には、アッパーカバーを設けている。また、アッパーカバーに電子部品を固定し、バスバーに対してエンドプレートとは反対側で、バスバーと電子部品を接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-246941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電気接続箱では、電源部品側から、エンドプレート、バスバー、電子部品の順に配置され、バスバーと電子部品の接続部分は、電子部品の本体部分(あるいは、アッパーカバー)によって外部に露出しない。すなわち、バスバーが外部に露出しない。そのため、特許文献1の電気接続箱は、バスバーを外部から絶縁することができる。しかしながら、バスバーの周囲に多くの部品(エンドプレート、アッパーカバー、電子部品)が存在するため、バスバーの放熱性が悪い。バスバーには大電流が流れる。そのため、バスバーの放熱性が悪いと、電源部品、電子部品等の温度が上昇してしまう。よって、バスバーの放熱性が良好な電子接続箱が必要とされている。本明細書は、放熱性が良好な電気接続箱を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で開示する第1技術は、電気接続箱であり、アッパーカバーと、前記アッパーカバーに取り付けられているバスバーを備えていてよい。また、前記アッパーカバーは、電源部品に固定される固定部と、電子部品を配置する電子部品配置部を有していてよい。この電気接続箱では、前記バスバーが、前記電子部品の本体部分に対し、前記電子部品との接続部分が前記電源部品側とは反対側に位置するように、前記アッパーカバーに取り付けられていてよい。
【0006】
本明細書で開示する第2技術は、上記第1技術の電気接続箱であって、前記アッパーカバーを前記電源部品に固定したときに、前記電源部品の接続端子に対して前記バスバーを押し付け、前記電源部品と前記バスバーとの接続を保持するためのインナーカバーが設けられていてよい。
【0007】
本明細書で開示する第3技術は、上記第1または第2技術の電気接続箱であって、前記アッパーカバーの前記バスバーの取付位置に貫通孔が設けられていてよい。
【0008】
本明細書で開示する第4技術は、上記第3技術の電気接続箱であって、前記貫通孔は、前記電源部品の負極に接続する前記バスバーの取付位置に設けられていてよい。
【0009】
本明細書で開示する第5技術は、上記第1から第4技術のいずれかの電気接続箱であって、前記電気接続箱は、二次電池である前記電源部品に取り付けられていてよい。
【発明の効果】
【0010】
第1技術によると、バスバーが電気接続箱の端部に位置するので、バスバーの放熱性を向上させることができる。すなわち、バスバーの周囲が電源部品、電子部品等で囲まれることが防止され、バスバーが冷却されやすい。また、電気接続箱を電源部品から取り外すことにより、電源部品と他の部品(電気接続箱、電子部品)を分離することができる。そのため、電子部品は、電源部品とは別の場所で電気接続箱に取り付けることができる。また、電子部品をアッパーカバーに取り付けることにより、電子部品が位置決めされる。その結果、バスバーがアッパーカバーに対して位置決めされ、バスバーがアッパーカバーから外れることを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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