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公開番号
2025054587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163709
出願日
2023-09-26
発明の名称
弁装置
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
F16K
31/06 20060101AFI20250331BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】弁軸と弁孔との軸ずれを抑制して、全閉状態時における流体の漏れを低減できる弁装置を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様は、弁孔16を備える第1シート121と、第1シート121に対して当接および離間することにより弁孔16を開閉する第1バルブ131と、第1バルブ131が取り付けられるバルブシャフト14と、バルブシャフト14を当該バルブシャフト14の軸方向に移動させる可動コア31と、バルブシャフト14の軸方向について可動コア31と対向して配置される固定コア32と、内側に可動コア31と固定コア32が設けられ、外側にコイル34が設けられる筒状のボビン33と、を有する弁装置1において、第1シート121とボビン33とが連結部40を介して一体に形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
弁孔を備える弁座と、
前記弁座に対して当接および離間することにより前記弁孔を開閉する弁体と、
前記弁体が取り付けられる弁軸と、
前記弁軸を当該弁軸の軸方向に移動させる可動コアと、
前記弁軸の軸方向について前記可動コアと対向して配置される固定コアと、
内側に前記可動コアと前記固定コアが設けられ、外側にコイルが設けられる筒状のボビンと、を有する
弁装置において、
前記弁座と前記ボビンとが連結部を介して一体に形成されていること、
を特徴とする弁装置。
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【請求項2】
請求項1の弁装置において、
前記連結部は、複数の柱状部により形成されていること、
を特徴とする弁装置。
【請求項3】
請求項2の弁装置において、
複数の前記柱状部は、それぞれ、円環状の前記弁座の円周方向について、互いに等間隔を空けて配置されていること、
を特徴とする弁装置。
【請求項4】
請求項2または3の弁装置において、
隣り合う前記柱状部の間には開口部が設けられており、
前記連結部を前記ボビン側から見たときに、前記柱状部は、前記開口部の中心軸に平行な平面部を備えていること、
を特徴とする弁装置。
【請求項5】
請求項2または3の弁装置において、
前記弁座と前記連結部とを収容するボデーを有し、
前記連結部を前記ボビン側から見たときに、前記柱状部と前記ボデーとの間に流体を流すことができる隙間が形成されていること、
を特徴とする弁装置。
【請求項6】
請求項2または3の弁装置において、
隣り合う前記柱状部の間には開口部が設けられており、
複数設けられる前記開口部のうちの少なくとも1つに、流体が流れる方向を案内するスペーサ部材が設けられていること、
を特徴とする弁装置。
【請求項7】
請求項6の弁装置において、
前記流体は液体であり、
前記スペーサ部材は、前記開口部を流れる前記液体に触れることによって膨潤すること、
を特徴とする弁装置。
【請求項8】
請求項1または2の弁装置において、
前記弁体を収容するボデーを有し、
前記ボデーは、前記弁体を収容する部分に連結する流入流路を備え、
前記弁体は、前記弁軸の軸方向に間隔を空けて配置される第1弁体と第2弁体とを備え、
前記弁軸の軸方向から前記弁体を見たときの前記ボデーと前記弁体との間に形成される流路の面積は、前記流入流路から前記弁体を見たときの前記第1弁体と前記第2弁体との間に形成される流路の面積よりも大きいこと、
を特徴とする弁装置。
【請求項9】
請求項1または2の弁装置において、
前記弁装置は、電動車の冷却水の流路に搭載される装置であること、
を特徴とする弁装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、流体の流路を開閉する弁装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コイル封止部が弁座形成部に一体に連結されている弁装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-232460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の弁装置においては、ボビンとは別体のコイル封止部が弁座形成部に一体に連結されており、弁座形成部とボビンとが別体に形成されている。そのため、弁座形成部に備わる弁座とボビンとの軸ずれ(すなわち、中心軸のずれ)が生じて、弁座に備わる弁孔とボビンの内側に設けられる可動コアに連結する弁軸との軸ずれが生じるおそれがある。そうすると、弁座と弁体との間において、全閉状態時にて流体の漏れが生じるおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は上記した課題を解決するためになされたものであり、弁軸と弁孔との軸ずれを抑制して、全閉状態時における流体の漏れを低減できる弁装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本開示の一形態は、弁孔を備える弁座と、前記弁座に対して当接および離間することにより前記弁孔を開閉する弁体と、前記弁体が取り付けられる弁軸と、前記弁軸を当該弁軸の軸方向に移動させる可動コアと、前記弁軸の軸方向について前記可動コアと対向して配置される固定コアと、内側に前記可動コアと前記固定コアが設けられ、外側にコイルが設けられる筒状のボビンと、を有する弁装置において、前記弁座と前記ボビンとが連結部を介して一体に形成されていること、を特徴とする。
【0007】
この態様によれば、弁座とボビンとが連結部を介して一体に形成されている。そのため、弁座に備わる弁孔と、ボビンの内側に設けられる可動コアにより移動する弁軸とのセンタリング精度を向上させることができる。したがって、弁孔と弁軸との軸ずれを抑制して、全閉状態時における流体の漏れを低減できる。
【0008】
上記の態様においては、前記連結部は、複数の柱状部により形成されていること、が好ましい。
【0009】
この態様によれば、連結部の形状を簡素化できる。そのため、弁装置内を流れる流体の流れに与える連結部の影響を少なくできる。
【0010】
上記の態様においては、複数の前記柱状部は、それぞれ、円環状の前記弁座の円周方向について、互いに等間隔を空けて配置されていること、が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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