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公開番号2025067021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176656
出願日2023-10-12
発明の名称太陽電池付き鞄
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A45C 15/00 20060101AFI20250417BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】鞄に設けた電子機器をより長時間使用できる鞄を提供すること。
【解決手段】鞄1は、鞄本体2に設けられる太陽電池3と、太陽電池3からの電力を蓄える蓄電装置と、蓄電装置からの電力により鞄本体2を温調する温調装置6を有する。上記構成によれば、鞄本体2を使用中であっても太陽電池3を用いて蓄電装置に電力を蓄えることができる。そして蓄えた電力を用いて温調装置6を駆動させることができる。これにより、鞄1に設けた電子機器をより長時間使用することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
太陽電池付き鞄であって、
鞄本体に設けられる太陽電池と、
前記太陽電池からの電力を蓄える蓄電装置と、
前記蓄電装置からの電力により前記鞄本体を温調する温調装置を有する太陽電池付き鞄。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
請求項1に記載の太陽電池付き鞄であって、
前記鞄本体に設けられる温度センサと、
設定温度の情報を含む外部信号を受信する通信装置と、
コントローラを有し、前記コントローラは、前記温度センサからの信号と前記通信装置からの前記外部信号に基づいて前記温調装置を動作させる太陽電池付き鞄。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、太陽電池付き鞄に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特開2021-169869号公報には、内容物の温度を保持する温調ユニットを備えた鞄が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-169869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記鞄では、温調ユニットは電池により駆動する。このため使用時間に制限がある。また充電式の電池を用いても良い点については記載されているが、充電に関する具体的態様については記載がない。そこで、鞄に設けた電子機器をより長時間使用できる鞄を提供することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの態様としての太陽電池付き鞄は、鞄本体に設けられる太陽電池と、太陽電池からの電力を蓄える蓄電装置と、蓄電装置からの電力により鞄本体を温調する温調装置を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
太陽電池付き鞄の側面図である。
電気制御システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<鞄1>
以下、種々の実施形態について図1-2を用いて説明する。図1に示すように、鞄1は鞄本体2と、鞄本体2の側面に設けられたポケット2aを有する。ポケット2aは、ドリンク10を収容できるドリンクホルダとして使用できる。鞄1にはリュックサックを例示する。別の実施形態として、鞄はショルダーバック、スリーウェイバック、アタッシェケース、ビジネスバック、セカンドバック、キャリーバック、トートバッグ、ポーチ、ボストンバック、スポーツバック、ショルダーバック、ポシェットなどでも良い。
【0008】
鞄1は、鞄本体2の外周面に貼り付けられる太陽電池3を有する。太陽電池3は、太陽光が照射されることで発電する。また鞄1は、鞄本体2に設けられる温調装置6と、鞄本体2の温度を検知する温度センサ7を有する。温調装置6は鞄本体2を温調する。図2に示すように、鞄1は、太陽電池3が発電した電力を温調装置6等の電子機器に使用する電気制御システム1aを有する。電気制御システム1aにおいて、太陽電池3が発電した電力はバッテリ4に蓄電される。そしてバッテリ4からの電力を受けて、温調装置6がコントローラ5の制御信号に基づいて動作する。またコントローラ5は、温度センサ7や通信装置8からの信号を受信する。コントローラ5は、それらの情報に基づいて温調装置6を動作させる。太陽電池3を設けることで鞄1を使用しながらバッテリ4に蓄電しつつ、蓄電した電力を用いて温調装置6を使用することができる。これにより、より長時間にわたって温調装置6を使用することができる。
【0009】
<太陽電池3>
図1に示すように、太陽電池3は、鞄本体2の上部及び後部にそれぞれ設けられる。各太陽電池3は、可撓性を備える薄型シート状のペロブスカイト太陽電池により構成される。これにより、各太陽電池3は、鞄本体2の外周面に沿って撓んだ形に取り付けられる。各太陽電池3は可撓性を備えることで、鞄本体2の撓み動作を妨げないようにできる。それにより、各太陽電池3は鞄1の使用感を悪化させないようにできる。別の実施形態として、太陽電池は可撓性を有さない構成であっても良い。太陽電池はペロブスカイト太陽電池の他、公知のものを用いることができる。例えば、単結晶、多結晶、アモルファス、多接合等のシリコン系、CIS系、CIGS系、GaAs系、CdTe系等の化合物系、色素増感、有機半導体系の太陽電池セル、量子ドット太陽電池セルを用いることができる。
【0010】
<温調装置6>
図1に示すように温調装置6は、鞄本体2の内部の複数箇所に設けられる。具体的には温調装置6は、鞄本体2の前面部2bに沿って設けられる前面温調6aと、ポケット2aの内周面に設けられるポケット温調6bを有する。各温調装置6は、例えばペルチェ素子を備える。前面温調6aは前面部2bを冷却する。これにより、鞄1を背負う使用者の背中に熱が籠ることを抑制する。またポケット温調6bは、ポケット2aに収容されたドリンク10を冷却する。各温調装置6により、鞄1の使用感を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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