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公開番号2025070803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181357
出願日2023-10-20
発明の名称充電装置
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02J 7/10 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】簡潔な構成で定電流充電と定電圧充電を実行することができる技術を提供する。
【解決手段】充電装置は、充電電流の変動を所定の範囲内に維持した状態で二次電池を充電する定電流充電と、充電電圧の変動を所定の範囲内に維持した状態で二次電池を充電する定電圧充電と、を実行可能であってもよい。充電装置が、定電流充電における充電電流と、定電圧充電における充電電圧と、を制御する制御部を備えていてもよい。制御部は、定電流充電と定電圧充電との共通の補償部であって、定電流充電における充電電流をフィードバック制御するための操作量を算出するための処理と、定電圧充電における充電電圧をフィードバック制御するための操作量を算出するための処理と、を実行可能な補償部を備えていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
二次電池を充電するための充電装置であって、
充電電流の変動を所定の範囲内に維持した状態で前記二次電池を充電する定電流充電と、
充電電圧の変動を所定の範囲内に維持した状態で前記二次電池を充電する定電圧充電と、を実行可能であり、
前記定電流充電における充電電流と、前記定電圧充電における充電電圧と、を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記定電流充電と前記定電圧充電との共通の補償部であって、前記定電流充電における充電電流をフィードバック制御するための操作量を算出するための処理と、前記定電圧充電における充電電圧をフィードバック制御するための操作量を算出するための処理と、を実行可能な前記補償部を備える、充電装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
請求項1に記載の充電装置であって、
前記制御部は、前記定電流充電におけるフィードバック制御において充電電流の変化量に電流ゲインを乗算する処理と、前記定電圧充電におけるフィードバック制御において充電電圧の変化量に電圧ゲインを乗算する処理と、を実行可能であり、
前記電圧ゲイン=前記電流ゲイン/(充電電圧が印加される負荷の抵抗値)である、充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、充電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、定電圧出力を出力する定電圧電源部と、定電流出力を出力する定電流電源部とを備える電源回路が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-219426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、定電圧電源部と定電流電源部が分かれているので、構成が複雑になる。本明細書は、簡潔な構成で定電流充電と定電圧充電を実行することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、二次電池を充電するための充電装置が、充電電流の変動を所定の範囲内に維持した状態で前記二次電池を充電する定電流充電と、充電電圧の変動を所定の範囲内に維持した状態で前記二次電池を充電する定電圧充電と、を実行可能であってもよい。充電装置が、前記定電流充電における充電電流と、前記定電圧充電における充電電圧と、を制御する制御部を備えていてもよい。前記制御部は、前記定電流充電と前記定電圧充電との共通の補償部であって、前記定電流充電における充電電流をフィードバック制御するための操作量を算出するための処理と、前記定電圧充電における充電電圧をフィードバック制御するための操作量を算出するための処理と、を実行可能な前記補償部を備えていてもよい。
【0006】
この構成によると、定電流充電と定電圧充電において共通で使用する補償部により、充電電流のフィードバック制御と充電電圧のフィードバック制御とを実行するための演算処理をすることができるので、簡潔な構成で定電流充電と定電圧充電とを実行することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記制御部は、前記定電流充電におけるフィードバック制御において充電電流の変化量に電流ゲインを乗算する処理と、前記定電圧充電におけるフィードバック制御において充電電圧の変化量に電圧ゲインを乗算する処理と、を実行可能であってもよい。前記電圧ゲイン=前記電流ゲイン/(充電電圧が印加される負荷の抵抗値)であってもよい。
【0008】
この構成によると、充電電流のフィードバック制御と充電電圧のフィードバック制御とにおいて補償部に入力される値を等しくすることができる。これにより、定電流充電と定電圧充電において共通の補償部を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の充電装置を模式的に示す図。
実施例の充電装置が備えるコンバータの回路図。
実施例の充電装置におけるフィードバック制御のブロック線図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施例の充電装置について図面を参照して説明する。図1に示すように、実施例の充電装置2は、外部電源4と二次電池6に接続される。充電装置2は、外部電源4の電力を二次電池6に充電する装置である。充電装置2は、外部電源4の出力電圧を変換して(例えば、降圧して、又は、昇圧して)二次電池6に供給する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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