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公開番号
2025110743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004760
出願日
2024-01-16
発明の名称
吸着式ヒートポンプ
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F25B
17/08 20060101AFI20250722BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】熱交換速度を向上させた吸着式ヒートポンプを提供する。
【解決手段】吸着式ヒートポンプ5は、蒸発器12と、蒸発器12で蒸発した吸着質Wを吸着する磁性吸着粉末80を含む吸着材と、吸着材との間で熱交換が行われる熱媒が流れる少なくとも1つの吸着器用配管40と、磁性吸着粉末80が存在する空間に磁界を発生させる電磁石50と、を備える吸着器と、吸着器から脱着された吸着質Wを凝縮する凝縮器14と、電磁石50が発生する磁界を調整する制御部70と、を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
蒸発器と、
前記蒸発器で蒸発した吸着質を吸着する磁性吸着粉末を含む吸着材と、前記吸着材との間で熱交換が行われる熱媒が流れる少なくとも1つの流路と、前記磁性吸着粉末が存在する空間に磁界を発生させる磁界発生部材と、を備える吸着器と、
前記吸着器から脱着された前記吸着質を凝縮する凝縮器と、
前記磁界発生部材が発生する磁界を調整する磁界調整部と、
を備えた吸着式ヒートポンプ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記磁界発生部材は、鉄心にコイルが巻き回された電磁石とされる
請求項1に記載の吸着式ヒートポンプ。
【請求項3】
前記流路は、前記電磁石の周囲を囲むように、配置されている
請求項2に記載の吸着式ヒートポンプ。
【請求項4】
前記流路には、前記磁界発生部材としての永久磁石流体が流れている
請求項1に記載の吸着式ヒートポンプ。
【請求項5】
前記磁性吸着粉末は、強磁性体と反磁性体を含む
請求項1に記載の吸着式ヒートポンプ。
【請求項6】
前記磁性吸着粉末は、金属有機構造体からなる磁性粒子を含む
請求項1に記載の吸着式ヒートポンプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸着式ヒートポンプに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、吸着ベースヒートポンプが、冷媒を液化する凝縮器と、吸着剤を冷却する冷却装置と、吸着剤を使用して冷媒を蒸発および冷却する蒸発器と、吸着剤を輸送する吸着剤輸送再生装置と、を含み、吸着剤輸送再生装置は、吸着剤を再生する脱着器を備えている技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-26674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、吸着式ヒートポンプでは、熱交換速度を向上させることが好ましい。
【0005】
本発明は、熱交換速度を向上させた吸着式ヒートポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る吸着式ヒートポンプは、蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した吸着質を吸着する磁性吸着粉末を含む吸着材と、前記吸着材との間で熱交換が行われる熱媒が流れる少なくとも1つの流路と、前記磁性吸着粉末が存在する空間に磁界を発生させる磁界発生部材と、を備える吸着器と、前記吸着器から脱着された前記吸着質を凝縮する凝縮器と、前記磁界発生部材が発生する磁界を調整する磁界調整部と、を備えている。
【0007】
請求項1に係る吸着式ヒートポンプでは、磁性吸着粉末が存在する空間に磁界を発生させる磁界発生部材を備える吸着器と、磁界発生部材が発生する磁界を調整する磁界調整部と、を備えることで、磁界発生部材が発生する磁界が変化される。そのため、磁性吸着粉末が、変化した磁界によって動かされ、磁性吸着粉末の各粒子が、流路に接触される。その結果、ペレット等の吸着材と比較して、吸着質との接触面積が大きくなり、熱交換速度を向上させることができる。
【0008】
請求項2に係る吸着式ヒートポンプは、請求項1に記載の吸着式ヒートポンプにおいて、前記磁界発生部材は、鉄心にコイルが巻き回された電磁石とされる。
【0009】
請求項2に係る吸着式ヒートポンプでは、磁界発生部材は、鉄心にコイルが巻き回された電磁石とされることで、コイルに流れる電流を調整することで、磁界発生部材が発生する磁界が調整される。そのため、簡易な構成で、磁界発生部材が発生する磁界が変化するように調整することができる。その結果、所定箇所に電磁石を配置することができ、精度よく磁界を調整することができる。
【0010】
請求項3に係る吸着式ヒートポンプは、請求項2に記載の吸着式ヒートポンプにおいて、前記流路は、前記電磁石の周囲を囲むように、配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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