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公開番号2025115663
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010230
出願日2024-01-26
発明の名称電池及びその製造方法
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H01M 10/0585 20100101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発電要素と集電体を良好な状態で収容体に収容することができる技術を提供する。
【解決手段】電池は、凹状の収容部を有する絶縁性の収容体と、収容部に収容されている電解液を含む半固体状の発電要素と、収容部の内面と発電要素との間に配置される集電体と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
凹状の収容部を有する絶縁性の収容体と、
前記収容部に収容されている電解液を含む半固体状の発電要素と、
前記収容部の内面と前記発電要素との間に配置される集電体と、を備える、電池。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電池であって、
前記集電体は、前記収容部の内面に接着剤により接着されている、電池。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電池であって、
前記収容部の内底面は、中央部から周囲に向けて下側に傾斜する傾斜面を備える、電池。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の電池であって、
前記収容部の内周面の少なくとも一部に凹凸部が設けられている、電池。
【請求項5】
請求項4に記載の電池であって、
前記凹凸部は、熱収縮性を有する材料から作製されている、電池。
【請求項6】
凹状の収容部を有する絶縁性の収容体と、
前記収容部に収容される電解液を含む半固体状の発電要素と、
前記収容部の内面と前記発電要素との間に配置される集電体と、を備える、電池の製造方法であって、
前記収容部に収容されている前記発電要素を前記収容部の内面に向けて加圧する工程を備える、製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、電池及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に電池が開示されている。特許文献1の電池は、凹状の収容部を有する絶縁性の収容体と、収容部に収容されている発電要素とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/112395号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、電池の発電要素と集電体がどのような状態で収容部に収容されているか不明である。しかしながら、電池の性能を高めるためには、発電要素と集電体がどのような状態で収容部に収容されるかが重要である。本明細書は、発電要素と集電体を良好な状態で収容体に収容することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、電池が、凹状の収容部を有する絶縁性の収容体と、前記収容部に収容されている電解液を含む半固体状の発電要素と、前記収容部の内面と前記発電要素との間に配置される集電体と、を備える。
【0006】
この構成によると、収容体の収容部に収容される発電要素と集電体との密着性を高めることができ、発電要素と集電体を良好な状態で収容体に収容することができる。これにより、電池の性能を高めることができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記集電体は、前記収容部の内面に接着剤により接着されていてもよい。この構成によると、集電体の位置がずれることや、集電体にしわが生じることを抑制することができる。
【0008】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記収容部の内底面は、中央部から周囲に向けて下側に傾斜する傾斜面を備えていてもよい。この構成によると、発電要素を収容部の全体に満遍なく収容することができる。
【0009】
第4の態様では、上記第1から第3の態様のいずれか一つにおいて、前記収容部の内周面の少なくとも一部に凹凸部が設けられていてもよい。
【0010】
この構成によると、発電要素から発生するガス(例えば、発電要素に対する脱気工程において発生するガス)を収容体の外部にスムーズに排出することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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