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公開番号
2024176563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095154
出願日
2023-06-09
発明の名称
ボルトマーキング用吐出具
出願人
オングリットホールディングス株式会社
代理人
個人
主分類
B05B
1/28 20060101AFI20241212BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】構造が簡単で、簡便にボルトマーキング作業を適切に行える実用性が高いボルトマーキング用吐出具を提供する。
【解決手段】エアゾール100に装着され、前記エアゾール内の塗料を吐出してボルトにマーキングを施すためのボルトマーキング用吐出具であり、前記エアゾールのアクチュエータの噴口側に接続され、前記アクチュエータの操作に応じて前記エアゾール内から噴射される塗料を通流する上下方向に細長いスリット状の内部流路21を形成するガイド部2と、前記ガイド部2の先端に設けられ外部への塗料の噴射口となるスリット状噴射口3と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアゾールに装着され、前記エアゾール内の塗料を吐出してボルトにマーキングを施すためのボルトマーキング用吐出具であり、
前記エアゾールのアクチュエータの噴口側に接続され、前記アクチュエータの操作に応じて前記エアゾール内から噴射される塗料を通流する上下方向に細長いスリット状の内部流路を形成するガイド部と、
前記ガイド部の先端に設けられ外部への塗料の噴射口となるスリット状噴射口と、を備えたことを特徴とするボルトマーキング用吐出具。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、前記エアゾールの前記アクチュエータに接続され、前記内部流路が前記アクチュエータとの接続側から前記スリット状噴射口に向けて次第に上下幅が拡大するように形成されたノズル筒体からなることを特徴とする請求項1記載のボルトマーキング用吐出具。
【請求項3】
前記ノズル筒体の前記スリット状噴射口の近傍には、前記ノズル筒体の前記内部流路に残る塗料を排出する排出部が設けられたことを特徴とする請求項2記載のボルトマーキング用吐出具。
【請求項4】
前記排出部に接続され、前記ノズル筒体から前記排出部を介して排出される塗料を受け止める貯液部が設けられたことを特徴とする請求項3記載のボルトマーキング用吐出具。
【請求項5】
前記ノズル筒体の内部であって前記スリット状噴射口の近傍に、内部流路に連通して塗料を受け止める塗料受部が一体的に設けられたことを特徴とする請求項2又は3記載のボルトマーキング用吐出具。
【請求項6】
前記ガイド部は、前記エアゾールの容器上端部に着脱可能に装着されるカバーユニットに一体的に設けられたことを特徴とする請求項1記載のボルトマーキング用吐出具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾールに装着され、ボルトのマーキングに使用されるボルトマーキング用吐出具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物、土木施設、自動車や航空機、各種装置等、様々な場面で締結部品としてボルト・ナットが広く利用されている。
【0003】
ボルトによる締結では、ボルトの締め付け忘れや締め付け量等を確認するための締め付けマーキングや、ボルトの緩みがないかを確認するための合いマーク等のマーキングが施される。図7に示すように、合いマーク等のボルトマーキングBMは、ボルト201・ナット202・ワッシャ203・締結される母材204等にわたって略直線状に施され、マーキングの角度のずれ等で締め付け状態や緩み等を目視確認している。
【0004】
従来、ボルトマーキング作業は、マーカーペンで手作業で行われているが、煩雑で効率が悪く、特にボルト数が多数の場合には労力・時間がかかる等の問題が生じている。それに対し、簡便にボルトマーキングを施すことができるエアゾール式ボルトマーキング用具も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
例えば、特許文献1では、ボルト、ナット及びワッシャ並びにワッシャ下側の部材表面からなる輪郭に沿ってこれらの全部又は一部を被覆するボルト被覆部と、該ボルト被覆部に対して縦に開口し、噴霧したマーキング液が流通するスリットとを備えたエアゾール式ボルトマーキング用具であって、前記スリットは、少なくとも前記開口の縁部に対向する起毛状体を備えたエアゾール式ボルトマーキング用具が開示されている。そして、ボルト、ナット等にボルト被覆部を被せるようにしてマーキング用具をセットし、マーキング液を充填したエアゾール容器のステムをステム受け口に挿入及び押圧してエアゾール容器を噴射状態にし、前記スリットの形状に沿った鮮明なマーキングを施すことができるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-231131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1のマーキング用具では、ボルトやナットの形状に合わせたボルト被覆部を設ける必要があるので、ボルト等のサイズごとに製造する必要があり汎用性にも劣り、製造コストも高くなる恐れがあった。さらに、マーキングを施す作業の際は、ボルト・ナット等とボルト被覆部との位置合わせ作業等が煩雑で使い勝手におとる問題があった。
【0008】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で、簡便にボルトマーキング作業を適切に行える実用性が高いボルトマーキング用吐出具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明のボルトマーキング用吐出具1は、エアゾールに装着され、前記エアゾール内の塗料を吐出してボルトにマーキングを施すためのボルトマーキング用吐出具であり、前記エアゾールのアクチュエータの噴口側に接続され、前記アクチュエータの操作に応じて前記エアゾール内から噴射される塗料を通流する上下方向に細長いスリット状の内部流路を形成するガイド部と、前記ガイド部の先端に設けられ外部への塗料の噴射口となるスリット状噴射口と、を備える。
【0010】
また、前記ガイド部は、前記エアゾールのステムに直接又は間接的に接続され、前記内部流路が前記ステム側から前記スリット状噴射口に向けて次第に上下幅が拡大するように形成されたノズル筒体からなることとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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