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公開番号
2024176459
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095004
出願日
2023-06-08
発明の名称
通信装置、制御方法、及び、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
52/02 20090101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 Legacy STAとの接続に問題が発生することを抑制しつつ、アクセスポイントが省電力動作を行うための仕組みを提供することを目的の1つとする。
【解決手段】 第1のBSSIDで識別されるネットワーク及び、第2のBSSIDで識別されるネットワークを外部装置に対して提供する通信装置は、所定のパワーセービングメカニズムを利用する場合であって、かつ、通信装置が他の1つの通信装置とMulti-Link通信を行うMulti-Link Device(MLD)として機能する場合、第1のネットワークを提供しているチャネル上で第1のBSSIDを含むBeaconフレームを送信するよう制御する。一方、通信装置は、前記通信装置が第2のネットワークを提供しているチャネル上では第2のBSSIDを含むBeaconフレームを送信しないように制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のBSSID(Basic Service Set Identifier)で識別される第1のネットワーク及び、第2のBSSIDで識別される第2のネットワークを外部装置に対して提供する通信装置であって、
前記通信装置が所定のパワーセービングメカニズムを利用する場合であって、かつ、前記通信装置が他の1つの通信装置とMulti-Link通信を行うMulti-Link Device(MLD)として機能する場合、前記通信装置が前記第1のネットワークを提供しているチャネル上で前記第1のBSSIDを含むBeaconフレームを送信するが、前記通信装置が前記第2のネットワークを提供しているチャネル上では前記第2のBSSIDを含むBeaconフレームを送信しないよう制御する通信制御手段を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記通信装置はアクセスポイント装置であり、
前記所定のパワーセービングメカニズムでは、動作ステートとして第1ステートと、前記第1ステートと比較して消費電力が少ない第2ステートを有しており、
前記通信制御手段は、前記第2ステートでアクセスポイント装置が動作する場合であっても、前記第1のネットワークを提供しているチャネル上で前記第1のBSSIDを含むBeaconフレームを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記通信制御手段は、前記通信装置が前記第2のネットワークを提供しているチャネル上では、Beaconフレームに加えて、Probe Responseフレーム及び又はAssociation Responseフレームも送信しないよう制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記第2ステートは、Multi-Link通信に用いることができる複数のAffiliated APのうちの一部のAffiliated APをdoze状態で動作させるステートであり、
前記通信制御手段は、更に、前記一部のAffiliated APがawake状態になる期間及び又はdoze状態になる期間を通知するフレームを前記通信装置が前記第1のネットワークを提供しているチャネル上で送信することを特徴とする請求項2又は3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通信装置が所定のパワーセービングメカニズムを利用する場合において、Beaconフレームを送信すべきネットワークを選択する選択手段をさらに有し、
前記選択手段で選択されたネットワークが前記第1のネットワークであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記選択手段は、設定画面を介してなされたユーザ操作に基づいてBeaconフレームを送信すべきネットワークを選択することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記Beaconフレームは、タイプフィールドに対して00が設定され、サブタイプフィールドに対して1000が指定されたMACフレームであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
前記通信制御手段は、IEEE802.11bn規格をサポートしないステーション装置がデコードできないタイプのフレームであって、前記通信装置の存在に関する情報を外部に通知するフレームについては、前記通信装置が前記第2のネットワークを提供しているチャネル上においても送信するよう制御することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
第1のBSSID(Basic Service Set Identifier)で識別される第1のネットワーク及び、第2のBSSIDで識別される第2のネットワークを外部装置に対して提供する通信装置であって、
前記通信装置が所定のパワーセービングメカニズムを利用する場合であって、かつ、前記通信装置が他の1つの通信装置とMulti-Link通信を行うMulti-Link Device(MLD)として機能する場合、前記通信装置が前記第1のネットワークを提供しているチャネル上で前記第1のBSSIDを含むBeaconフレームを含むnon-HT PPDU形式の無線フレームを送信し、前記通信装置が前記第2のネットワークを提供しているチャネル上では前記第2のBSSIDを含むBeaconフレームを含むUHR PPDU形式の無線フレームを送信するよう制御する通信制御手段を有することを特徴とする通信装置。
【請求項10】
第1のBSSIDで識別される第1のネットワーク及び、第2のBSSIDで識別される第2のネットワークを外部装置に対して提供する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置が所定のパワーセービングメカニズムを利用する場合であって、かつ、前記通信装置が他の1つの通信装置とMulti-Link通信を行うMulti-Link Device(MLD)として機能する場合、前記通信装置が前記第1のネットワークを提供しているチャネル上で前記第1のBSSIDを含むBeaconフレームを送信するが、前記通信装置が前記第2のネットワークを提供しているチャネル上では前記第2のBSSIDを含むBeaconフレームを送信しないよう制御する通信制御工程と、を有することを特徴とする制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データを通信する通信装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通信されるデータ量の増加に伴い、無線LAN(Local Area Network)等の通信技術の開発が進められている。無線LANの主要な通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格シリーズが知られている。IEEE802.11規格シリーズには、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax等の規格が含まれる。
【0003】
またIEEE802.11axの後継規格であるIEEE802.11be規格の規格策定が進んでいる。IEEE802.11be規格における新機能として、APとSTAとが周波数チャネルが異なる複数のリンクを確立し、並行して通信を行うMulti-Link通信といった機能が検討されている。また、特許文献1には、Multi-Link通信のために、複数のリンクを確立するための仕組みが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
EHT(Extreme High Throughput) TGでは、IEEE802.11be規格に対応する通信装置を2.4GHz帯、4.9及び5GHz帯、及び6GHz帯等の周波数バンドで動作させることが検討されている。TGはTask Groupの略である。また、IEEE802.11beの後継規格の検討も始まっている。後継規格を検討するUHR(Ultra High Reliablity) SGでは、後継規格におけるアクセスポイントの消費電力の増大を課題として着目し、アクセスポイントにおいて何らかの省電力動作を行うことが検討されている。
【0006】
しかしながら具体的な省電力動作の仕組みまでは考えられていない。ここで、Multi-Link通信を行うアクセスポイントは、Multi-Link Upper MACサブレイヤのコンポーネントが下位のサブレイヤを統括的に管理することで、Multi-Link通信を実現する。この下位のサブレイヤは、Lower MACサブレイヤとしてのコンポーネント及び当該コンポーネントに1対1で対応するPHYの組み合わせである。また、アクセスポイントは、Single-Link通信のみをサポートするSTAとの通信を行えるように、非Multi-Link UpperMACサブレイヤのコンポーネントを有しており、Single-Link通信を実現することもできる。非Multi-Link UpperMACサブレイヤ及びLower MACサブレイヤのコンポーネント及び該コンポーネントに関連付けられたPHYの組み合わせは、論理的には、従来型の1つのアクセスポイントと同様に機能する。この1つのアクセスポイントは、Multi-Link機能において管理される傘下のアクセスポイントともみなせるため、Affiliated APとも呼ばれる。
【0007】
これらの複数のAffiliated APを常時起動し続けると省電力が増大するといった課題がある。一方で、単純に、Affiliated APへの電力供給を一定期間停止する等の間欠動作等の省電力動作を行うと、後継規格より前の規格である802.11ax規格等に代表される旧規格のSTAとの接続に問題が生じる恐れもある。以降、旧規格をサポートし、新規格をサポートしないSTAを便宜上Legacy STAとも呼ぶ。
【0008】
本発明は、上述の問題点の少なくとも1つを鑑みなされたものである。本発明は旧規格に準拠し、Legacy STAが混在する環境下において、Legacy STAとの接続に問題が発生することを抑制しつつ、アクセスポイントが省電力動作を行うための仕組みを提供することを目的の1つとする。また、本発明の別の側面としては、アクセスポイントが省電力動作を行うための仕組みを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の1つの側面としての通信装置は、第1のBSSID(Basic Service Set Identifier)で識別される第1のネットワーク及び、第2のBSSIDで識別される第2のネットワークを外部装置に対して提供する通信装置であって、前記通信装置が所定のパワーセービングメカニズムを利用する場合であって、かつ、前記通信装置が他の1つの通信装置とMulti-Link通信を行うMulti-Link Device(MLD)として機能する場合、前記通信装置が前記第1のネットワークを提供しているチャネル上で前記第1のBSSIDを含むBeaconフレームを送信するが、前記通信装置が前記第2のネットワークを提供しているチャネル上では前記第2のBSSIDを含むBeaconフレームを送信しないよう制御する通信制御手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の1つの側面によれば、Legacy STAとの接続に問題が発生することを抑制しつつ、アクセスポイントが省電力動作を行うことができるようになる。また、本発明の別の側面によれば、アクセスポイントが省電力動作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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