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公開番号
2024176359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094841
出願日
2023-06-08
発明の名称
容器
出願人
デンカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/36 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】開閉時の蓋体の操作性を維持しつつ、隣り合う収容部間における内容物の移動を確実に防止すること。
【解決手段】容器は容器本体および蓋体を備える。容器本体は、天面の外縁を規定する本体側周縁部の内側において隣接して設けられる第1収容部および第2収容部と、該二つの収容部を連結し該本体側周縁部に接続する本体側連結部とを備える。蓋体は、本体側周縁部に嵌合する蓋体側周縁部と、第1収容部を覆う第1カバー部と、第2収容部を覆う第2カバー部と、該二つのカバー部を連結し本体側連結部を覆う蓋体側連結部とを備える。蓋体側連結部は、第1収容部の開口縁に挿入される嵌合部と、第2収容部の開口縁に挿入される非嵌合部とを備える。嵌合部は第1収容部の開口縁に設けられた嵌合受け部に内嵌合方式により嵌合し、非嵌合部は第2収容部の開口縁と嵌合することなく第2収容部の内壁に接触する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
天面において開口を有する複数の収容部を備える容器本体と、該容器本体に脱着可能に装着される蓋体とを備える容器であって、
前記容器本体が、前記天面の外縁を規定する本体側周縁部と、該本体側周縁部の内側において隣接して設けられる第1収容部および第2収容部と、該第1収容部および該第2収容部を連結するとともに該本体側周縁部に接続する本体側連結部とを備え、
前記蓋体が、前記本体側周縁部に嵌合する蓋体側周縁部と、前記第1収容部を覆う第1カバー部と、前記第2収容部を覆う第2カバー部と、該第1カバー部および該第2カバー部を連結するとともに前記本体側連結部を覆う蓋体側連結部とを備え、
前記蓋体側連結部が、前記第1収容部の開口縁の内側に挿入される嵌合部と、前記第2収容部の開口縁の内側に挿入される非嵌合部とを備え、
前記嵌合部が、前記第1収容部の前記開口縁に設けられた嵌合受け部に内嵌合方式により嵌合し、
前記非嵌合部が、前記第2収容部の前記開口縁と嵌合することなく前記第2収容部の内壁に接触する、
容器。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記蓋体側周縁部が前記内嵌合方式により前記本体側周縁部と嵌合する、
請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記蓋体が、前記蓋体側連結部に接続する前記蓋体側周縁部の接続部に設けられるリブを更に備える、
請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記リブが、前記蓋体側周縁部の周方向に沿って延びる凸状または凹状を呈する、
請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記容器本体から前記蓋体へと向かう方向を高さ方向とし、該高さ方向において前記容器本体側を下方とし前記蓋体側を上方とした場合に、前記蓋体側連結部において前記非嵌合部の下端が前記嵌合部の下端よりも上方に位置する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の容器。
【請求項6】
前記本体側周縁部が環状を呈し、
前記本体側連結部が、前記第2収容部に向かって凸である弧状を呈し、
前記第2収容部の前記開口縁が三日月状を呈し、
前記本体側連結部に接続する前記本体側周縁部の接続部に対応する前記第2収容部の角部において、前記第2収容部の底面の付近での前記第2収容部の内壁の曲率が、前記第2収容部の前記開口縁の付近での該内壁の曲率より小さい、
請求項1~4のいずれか一項に記載の容器。
【請求項7】
前記本体側周縁部が環状を呈し、
前記本体側連結部が、前記第2収容部に向かって凸である弧状を呈し、
前記第2収容部の前記開口縁が三日月状を呈し、
前記本体側連結部に接続する前記本体側周縁部の接続部に対応する前記第2収容部の角部において、前記第2収容部の前記開口縁が、前記本体側周縁部の径方向に沿って外方に膨らむように形成される、
請求項1~4のいずれか一項に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の一側面は容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
仕切りによって分けられた二つの収容部を有する容器本体と、その容器本体を閉じる蓋体とを備える容器が知られている。仕切りのための構造が容器本体および蓋体の双方に設けられた容器も知られている。例えば、特許文献1には、容器本体の底壁から立ち上がる仕切部の上面全体に嵌合凹溝が形成され、蓋体の天板裏面における、容器本体側の仕切部と同一位置に形成された仕切部の内端面に、嵌合凹溝に収納される嵌合凸リブが形成され、該内端面の先端が該先端の全幅にわたって嵌合凹溝の内側に位置することを特徴とする食品用の包装用容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6619566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開閉時の蓋体の操作性を維持しつつ、隣り合う収容部間における内容物の移動を確実に防止することが可能な容器が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る容器は、天面において開口を有する複数の収容部を備える容器本体と、該容器本体に脱着可能に装着される蓋体とを備える容器であって、容器本体が、天面の外縁を規定する本体側周縁部と、該本体側周縁部の内側において隣接して設けられる第1収容部および第2収容部と、該第1収容部および該第2収容部を連結するとともに該本体側周縁部に接続する本体側連結部とを備え、蓋体が、本体側周縁部に嵌合する蓋体側周縁部と、第1収容部を覆う第1カバー部と、第2収容部を覆う第2カバー部と、該第1カバー部および該第2カバー部を連結するとともに本体側連結部を覆う蓋体側連結部とを備え、蓋体側連結部が、第1収容部の開口縁の内側に挿入される嵌合部と、第2収容部の開口縁の内側に挿入される非嵌合部とを備え、嵌合部が、第1収容部の開口縁に設けられた嵌合受け部に内嵌合方式により嵌合し、非嵌合部が、第2収容部の開口縁と嵌合することなく第2収容部の内壁に接触する。
【0006】
このような側面においては、蓋体が容器本体の開口を閉じると、蓋体側連結部が第1収容部および第2収容部の双方において開口縁の内側に挿入される。その結果、第1収容部と第2収容部との間が塞がれて、該二つの収容部間の内容物の移動が防止される。加えて、第2収容部の側では本体側連結部および蓋体側連結部に嵌合方式が採用されないので、これらの連結部について第1収容部および第2収容部の双方の側で嵌合方式を採用する場合よりも、蓋体を閉めるために必要な力が小さくて済み、したがって、蓋体が閉めやすくなる。これらの仕組みによって、開閉時の蓋体の操作性を維持しつつ、隣り合う収容部間における内容物の移動をより確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一側面によれば、開閉時の蓋体の操作性を維持しつつ、隣り合う収容部間における内容物の移動をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一例に係る容器の分解斜視図である。
一例に係る容器の斜視図である。
一例に係る容器本体の斜視図である。
一例に係る容器本体の平面図である。
一例に係る蓋体の斜視図である。
一例に係る蓋体の底面図である。
図2のVII-VII線に沿った断面図である。
図7における部分Paを拡大して示す断面図である。
図7における部分Pbを拡大して示す断面図である。
図7における部分Pcを拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[容器の概要]
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る容器について詳細に説明する。容器は内容物を収容するための物品である。容器は、内容物を収容するための容器本体と、該容器本体に着脱可能に装着される蓋体とを備える。
【0010】
開口が蓋体によって閉じられた場合に、容器本体から蓋体へと向かう方向が規定される。本開示ではその方向を高さ方向という。高さ方向において、容器本体側を下方といい、蓋体側を上方という。高さ方向と直交する方向を水平方向という。
(【0011】以降は省略されています)
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