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公開番号2024176201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094564
出願日2023-06-08
発明の名称バッテリターミナル保持部品
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01M 50/543 20210101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】体格の異なるバッテリ間での共用化。
【解決手段】バッテリターミナル501を保持し、バッテリ上面のバッテリポストPbtに接続されたバッテリターミナルを介してバッテリポストに組み付くターミナル保持部材10と、ターミナル保持部材に組み付け、係止部21をバッテリ側方の被係止部BTbに係止させることでターミナル保持部材におけるバッテリポストの軸周りの相対回転を抑止して、バッテリポストに対するバッテリターミナルの接続姿勢を保つ係止部材20と、を備え、係止部材には、バッテリポストの軸線と被係止部との間の最短距離が異なる異サイズバッテリ毎の係止部21を設け、係止部材は、複数の異サイズバッテリの中から選択された設置対象バッテリの前記最短距離に合わせ、設置対象バッテリに対応させた係止部を被係止部に係止させるように、ターミナル保持部材に対する配置を変えて、ターミナル保持部材に組み付けること。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリターミナルを保持し、バッテリ上面のバッテリポストに接続された前記バッテリターミナルを介して前記バッテリポストに組み付くターミナル保持部材と、
前記ターミナル保持部材に組み付け、係止部をバッテリ側方の被係止部に係止させることで前記ターミナル保持部材における前記バッテリポストの軸周りの相対回転を抑止して、前記バッテリポストに対する前記バッテリターミナルの接続姿勢を保つ係止部材と、
を備え、
前記係止部材には、前記バッテリポストの軸線と前記被係止部との間の最短距離が異なる異サイズバッテリ毎の前記係止部を設け、
前記係止部材は、複数の前記異サイズバッテリの中から選択された設置対象バッテリの前記最短距離に合わせ、前記設置対象バッテリに対応させた前記係止部を前記被係止部に係止させるように、前記ターミナル保持部材に対する配置を変えて、前記ターミナル保持部材に組み付けることを特徴としたバッテリターミナル保持部品。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記ターミナル保持部材と前記係止部材の間には、その相互間を前記異サイズバッテリ毎の組付け位置で組み付けて、設置対象バッテリの前記被係止部に当該設置対象バッテリ用の前記係止部を係止させることが可能な部材間接続構造を設けることを特徴とした請求項1に記載のバッテリターミナル保持部品。
【請求項3】
前記部材間接続構造は、前記ターミナル保持部材と前記係止部材の内の一方に設けた第1接続部及び位置決め軸と、前記ターミナル保持部材と前記係止部材の内の他方に設けた第2接続部及び前記異サイズバッテリ毎の嵌入位置決め部と、を備え、
前記第1接続部と前記第2接続部は、その内の一方が接続軸であり、かつ、その内の他方が前記接続軸を嵌め入れ且つ係止する嵌入接続部であり、
前記位置決め軸は、嵌合状態の前記接続軸及び前記嵌入接続部の軸線に対して平行に配置され、
前記嵌入位置決め部は、嵌合状態の前記接続軸及び前記嵌入接続部の前記軸線からの距離が等距離で且つ当該軸線の軸周りに前記異サイズバッテリ毎に配置され、前記位置決め軸を前記異サイズバッテリ毎に嵌め入れさせることを特徴とした請求項2に記載のバッテリターミナル保持部品。
【請求項4】
それぞれの前記係止部は、嵌合状態の前記接続軸及び前記嵌入接続部の前記軸線の軸周りで、その軸線と前記設置対象バッテリの前記被係止部との間の最小間隔に合わせた位置に前記異サイズバッテリ毎に配置されることを特徴とした請求項3に記載のバッテリターミナル保持部品。
【請求項5】
前記嵌入位置決め部を設けた前記ターミナル保持部材又は前記係止部材には、前記設置対象バッテリ用の前記嵌入位置決め部を識別する前記異サイズバッテリ毎の識別部を設けることを特徴とした請求項3又は4に記載のバッテリターミナル保持部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリターミナル保持部品に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バッテリにおいては、バッテリターミナルを保持し、バッテリ上面のバッテリポストに接続されたバッテリターミナルを介してバッテリポストに組み付くターミナル保持部材によって、バッテリポストに対するバッテリターミナルの接続姿勢を保っている。そのバッテリターミナル保持部品は、バッテリの側壁に係止させることでバッテリポストの軸周りの相対回転を抑止して、自らが保持するバッテリターミナルの接続姿勢を保つ。斯様なバッテリターミナル保持部品については、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-160990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、バッテリは、その容量に応じて体格が異なり、その体格毎にバッテリポストの軸線とバッテリの側壁との間の最短距離が変わる。よって、従来は、体格の異なるバッテリ間でバッテリターミナルの共用化を図ったとしても、バッテリの体格毎に専用のバッテリターミナル保持部品を用意しなければならない。
【0005】
そこで、本発明は、体格の異なるバッテリ間での共用が可能なバッテリターミナル保持部品を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、バッテリターミナルを保持し、バッテリ上面のバッテリポストに接続された前記バッテリターミナルを介して前記バッテリポストに組み付くターミナル保持部材と、前記ターミナル保持部材に組み付け、係止部をバッテリ側方の被係止部に係止させることで前記ターミナル保持部材における前記バッテリポストの軸周りの相対回転を抑止して、前記バッテリポストに対する前記バッテリターミナルの接続姿勢を保つ係止部材と、を備え、前記係止部材には、前記バッテリポストの軸線と前記被係止部との間の最短距離が異なる異サイズバッテリ毎の前記係止部を設け、前記係止部材は、複数の前記異サイズバッテリの中から選択された設置対象バッテリの前記最短距離に合わせ、前記設置対象バッテリに対応させた前記係止部を前記被係止部に係止させるように、前記ターミナル保持部材に対する配置を変えて、前記ターミナル保持部材に組み付けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るバッテリターミナル保持部品は、ターミナル保持部材と係止部材の組付け位置を異サイズバッテリ毎に切り替えて、設置対象バッテリの被係止部に当該設置対象バッテリ用の係止部を係止させることができる。つまり、このバッテリターミナル保持部品は、ターミナル保持部材と係止部材の組付け位置を異サイズバッテリ毎に切り替えることによって、体格の異なるバッテリ間で共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のバッテリターミナル保持部品を示す分解斜視図である。
図2は、実施形態のバッテリターミナル保持部品のバッテリへの組付け状態を示す斜視図である。
図3は、ターミナル保持部材を示す斜視図である。
図4は、ターミナル保持部材を別角度から見た斜視図である。
図5は、係止部材を示す平面図である。
図6は、設置対象バッテリが第1バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図7は、設置対象バッテリが第1バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
図8は、設置対象バッテリが第2バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図9は、設置対象バッテリが第2バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
図10は、設置対象バッテリが第3バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図11は、設置対象バッテリが第3バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
図12は、設置対象バッテリが第4バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図13は、設置対象バッテリが第4バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
図14は、設置対象バッテリが第5バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図15は、設置対象バッテリが第5バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
図16は、設置対象バッテリが第6バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図17は、設置対象バッテリが第6バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
図18は、設置対象バッテリが第7バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を側方から見た平面図である。
図19は、設置対象バッテリが第7バッテリのときのバッテリターミナル保持部品の組付け状態を上方から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るバッテリターミナル保持部品の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るバッテリターミナル保持部品の実施形態の1つを図1から図19に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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