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公開番号
2024175611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093539
出願日
2023-06-06
発明の名称
戸先側縦枠、戸枠及び開口構造
出願人
大建工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
E06B
1/52 20060101AFI20241211BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】錠受け穴の有無を容易に変更可能な金属製の戸先側縦枠、その戸先側縦枠を備えた戸枠、及びその戸枠が開口部に設けられた開口構造を提供する。
【解決手段】戸枠1は、室内の壁Wの開口部Oに取り付けられている。戸枠1の戸先側縦枠2は、板状の金属部材によって形成され、内側面に上下方向に延びる凹溝25が形成された上下方向に延びる筒状の縦枠本体21と、凹溝25内に溝底26を覆い隠すように設けられた遮蔽部材22とを備えている。凹溝25の溝底26及び遮蔽部材22には、錠受け部材50が嵌まる錠受け穴h1~h3が形成され、凹溝25の溝底26には、錠受け穴h1,h2が複数箇所に形成されている。遮蔽部材22は、縦枠本体21に着脱自在に固定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
室内の壁の開口部に取り付けられる戸枠の戸先側縦枠であって、
板状の金属部材によって形成され、内側面に上下方向に延びる凹溝が形成された上下方向に延びる筒状の縦枠本体と、
上記凹溝内に溝底を覆い隠すように設けられた遮蔽部材とを備え、
上記凹溝の溝底及び上記遮蔽部材には、錠受け部材が嵌まる錠受け穴が形成され、
上記遮蔽部材は、上記縦枠本体に着脱自在に固定されている
ことを特徴とする戸先側縦枠。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
室内の壁の開口部に取り付けられる戸枠の戸先側縦枠であって、
板状の金属部材によって形成され、内側面に上下方向に延びる凹溝が形成された上下方向に延びる筒状の縦枠本体と、
上記凹溝内に溝底を覆い隠すように設けられた遮蔽部材とを備え、
上記遮蔽部材には、錠受け部材が嵌まる錠受け穴が形成され、
上記遮蔽部材は、上記縦枠本体に着脱自在に固定されている
ことを特徴とする戸先側縦枠。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の戸先側縦枠において、
上記戸枠は、引戸又は吊戸が設けられるものであり、
上記凹溝は、戸じゃくり溝である
ことを特徴とする戸先側縦枠。
【請求項4】
請求項3に記載の戸先側縦枠において、
上記縦枠本体は、
上記凹溝が上記壁より手前側に形成されるものであり、
上記凹溝の手前側に、板状の金属部材を折り返した折返し部を有し、
上記折返し部は、前面が上記縦枠本体の前面の一部を構成し、後面が上記凹溝の手前側の溝側面を構成するように形成されている
ことを特徴とする戸先側縦枠。
【請求項5】
室内の壁の開口部に取り付けられる戸枠であって、
請求項1又は2に記載の戸先側縦枠を備える
ことを特徴とする戸枠。
【請求項6】
請求項5に記載の戸枠において、
上記戸枠を構成する枠材のうち、上記戸先側縦枠以外の枠材は、木製材料で構成されている
ことを特徴とする戸枠。
【請求項7】
請求項6に記載の戸枠において、
上記戸先側縦枠と上記戸先側縦枠以外の枠材とは、同一材料からなる化粧層でそれぞれ覆われている
ことを特徴とする戸枠。
【請求項8】
室内の壁の開口部に設けられた戸枠によって出入口が形成された開口構造であって、
上記戸枠は、請求項5に記載の戸枠である
ことを特徴とする開口構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内の壁の開口部に取り付けられる金属製の戸先側縦枠、その戸先側縦枠を備えた戸枠、及びその戸枠が開口部に設けられた開口構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車椅子が通過したり、多くの人が利用したりする建物の開口部では、耐久性を向上させるため、金属製の戸枠を採用することがある。一方、木材を基調とした内装が好まれる傾向にあり、金属製の戸枠を採用する場合でも、木製の扉を用いたり、戸枠に木目調の仕上げを施したりすることがある(例えば、下記の特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1には、金属製のドア枠本体の表面を木目調の化粧シートで被覆した金属製ドア枠が開示されている。このようなドア枠によれば、木材を基調とした内装に合わせることができるため、金属製のドア枠の利点を生かしながら木製扉や壁面に対して違和感のない内装が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-266556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、錠付きの戸を用いる場合、戸先側縦枠に錠受け部材が嵌まる錠受け穴が形成された戸枠を施工する必要があるが、鍵受け穴のない誤った戸先側縦枠を施工してしまうことがある。また、逆に、錠の必要ない戸に対して、錠受け穴が形成された誤った戸先側縦枠を施工してしまうこともある。錠受け穴の有無が誤っていた場合に、木製の戸枠であれば、施工された状態でも、誤って形成された錠受け穴を埋める、又は新たに錠受け穴をあけることができるが、金属製の戸枠では、施工された状態で錠受け穴の有無の変更を行うことができず、戸枠を取り外した上で、戸先側縦枠をそれぞれ正しいもの(錠付きの戸に対しては錠受け穴が形成された戸先側縦枠、錠の必要ない戸に対しては錠受け穴のない戸先側縦枠)に変更する必要があった。
【0006】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、錠受け穴の有無を容易に変更可能な金属製の戸先側縦枠、その戸先側縦枠を備えた戸枠、及びその戸枠が開口部に設けられた開口構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明では、戸先側縦枠において、金属製の縦枠本体の内側面に上下方向に延びる凹溝を形成し、凹溝内に溝底を覆い隠す遮蔽部材を着脱自在に設け、遮蔽部材を取り替えるだけで錠受け穴の有無を容易に変更できるように構成した。
【0008】
具体的には、第1の発明は、室内の壁の開口部に取り付けられる戸枠の戸先側縦枠であって、板状の金属部材によって形成され、内側面に上下方向に延びる凹溝が形成された上下方向に延びる筒状の縦枠本体と、上記凹溝内に溝底を覆い隠すように設けられた遮蔽部材とを備え、上記凹溝の溝底及び上記遮蔽部材には、錠受け部材が嵌まる錠受け穴が形成され、上記遮蔽部材は、上記縦枠本体に着脱自在に固定されていることを特徴とするものである。
【0009】
また、第2の発明は、室内の壁の開口部に取り付けられる戸枠の戸先側縦枠であって、板状の金属部材によって形成され、内側面に上下方向に延びる凹溝が形成された上下方向に延びる筒状の縦枠本体と、上記凹溝内に溝底を覆い隠すように設けられた遮蔽部材とを備え、上記遮蔽部材には、錠受け部材が嵌まる錠受け穴が形成され、上記遮蔽部材は、上記縦枠本体に着脱自在に固定されていることを特徴とするものである。
【0010】
なお、「縦枠本体の内側面」は、縦枠本体の側面であって戸枠の内側面となる部分を言う。
(【0011】以降は省略されています)
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