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公開番号2025014468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117047
出願日2023-07-18
発明の名称改装建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E06B 1/56 20060101AFI20250123BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】既設枠の屋外突出部を炎や熱から保護する。
【解決手段】改装建具10Aは、既設枠12の内側に新設枠14を取り付けたものである。既設の下枠16は外壁30の見付け面より屋外側に突出した屋外突出部16dを有する。新設の下枠22は、屋外突出部16dの屋外側見付け壁16gを覆いさらに外壁30と対向する位置まで延出している見付け面カバー46bを有する。見付け面カバー46bと外壁30との間には熱膨張性部材54が設けられている。下枠22はアタッチメント46を備えており、見付け面カバー46bはアタッチメント46の一部である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
既設枠の内側に新設枠を取り付けた改装建具であって、
前記既設枠は外壁の面より屋外側に突出した屋外突出部を有し、
前記新設枠は、前記屋外突出部の屋外側見付け面を覆いさらに前記外壁と対向する位置まで延出している見付け面カバーを有し、
前記見付け面カバーと前記外壁との間には熱膨張性部材が設けられている
ことを特徴とする改装建具。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記見付け面カバーには長手方向に延在する複数の折取り溝が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の改装建具。
【請求項3】
前記新設枠は、形材と、該形材に取り付けられる固定具を覆うアタッチメントとを備え、
前記見付け面カバーは前記アタッチメントの一部である
ことを特徴とする請求項1に記載の改装建具。
【請求項4】
既設枠の内側に新設枠を取り付けた改装建具であって、
前記既設枠は外壁の見付け面より屋外側に突出した屋外突出部を有し、
前記新設枠は、
前記屋外突出部の屋外側見付け面を覆いさらに前記外壁と対向する位置まで延出している見付け面カバーと、
前記見付け面カバーから前記外壁に向かって延出して前記屋外突出部の外周側見込み面を覆う見込み面カバーと、
を有する
ことを特徴とする改装建具。
【請求項5】
前記見込み面カバーと前記屋外突出部との間には熱膨張性部材が設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載の改装建具。
【請求項6】
前記見込み面カバーには長手方向に延在する複数の折取り溝が形成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の改装建具。
【請求項7】
前記新設枠は、形材と、該形材に取り付けられる固定具を覆うアタッチメントとを備え、
前記見付け面カバーおよび前記見込み面カバーは前記アタッチメントの一部である
ことを特徴とする請求項4に記載の改装建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、既設枠の内側に新設枠を取り付けた改装建具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
既に建築物に設置された建具を改装する場合には、既設枠を残した状態でその内周に新設枠を設置する場合がある。こうした改装建具によれば、既設枠を取り外す作業が不要となるため、工期を短縮できるとともに改装費用を抑えることができる。特許文献1に記載の改装サッシでは既設下枠の屋外側見付け面を新設枠のカバー枠で覆って視認されないようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-156052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、改装建具では既設枠が視認されないようにするだけではなく、火災時に既設枠が炎や熱から保護されることが望ましい。特許文献1に記載の改装サッシにおける既設枠は外壁の見付け面より屋外側に突出した屋外突出部を有している。該屋外突出部は新設枠によって屋外側見付け面および内周側見込み面は覆われるが外周側見込み面は露呈されたままとなっており、該露呈面が炎や熱に曝される懸念がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、既設枠の屋外突出部を炎や熱から保護することのできる改装建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる改装建具は、既設枠の内側に新設枠を取り付けた改装建具であって、前記既設枠は外壁の面より屋外側に突出した屋外突出部を有し、前記新設枠は、前記屋外突出部の屋外側見付け面を覆いさらに前記外壁と対向する位置まで延出している見付け面カバーを有し、前記見付け面カバーと前記外壁との間には熱膨張性部材が設けられていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明にかかる改装建具は、既設枠の内側に新設枠を取り付けた改装建具であって、前記既設枠は外壁の見付け面より屋外側に突出した屋外突出部を有し、前記新設枠は、前記屋外突出部の屋外側見付け面を覆いさらに前記外壁と対向する位置まで延出している見付け面カバーと、前記見付け面カバーから前記外壁に向かって延出して前記屋外突出部の外周側見込み面を覆う見込み面カバーと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明にかかる改装建具によれば、火災時に見付け面カバーと外壁との間の熱膨張性部材が膨張することにより、または、屋外突出部の外周側見込み面を覆う見込み面カバーを有することで、屋外突出部を炎や熱から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の縦断面図である。
加熱時の第1の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の一部拡大縦断面図である。
第1の実施形態にかかる改装建具における上枠部分の縦断面図である。
第1の実施形態にかかる改装建具における縦枠部分の横断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の縦断面図である。
加熱時の第2の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の一部拡大縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における上枠部分の縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における縦枠部分の横断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の第1変形例の縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の第2変形例の縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の第3変形例の縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における下枠部分の第4変形例の縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における上枠部分の変形例の縦断面図である。
第2の実施形態にかかる改装建具における縦枠部分の変形例の横断面図である。
第3の実施形態にかかる改装建具における上枠部分の縦断面図である。
第3の実施形態にかかる改装建具における縦枠部分の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明にかかる改装建具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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