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公開番号2024171001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087824
出願日2023-05-29
発明の名称サッシ
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/56 20060101AFI20241204BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 下枠の垂れを防止することのできるサッシの提供。
【解決手段】 下枠40に設けた垂れ止め41と回動規制部品42とを備え、垂れ止め41は、室内外方向の軸回りに回動させることで下枠40から下方に突出し、下端部41aを支持部として下枠40の垂れを防止するものであり、回動規制部品42は、下枠40の長手方向にスライド可能に設けてあり、下方に突出した垂れ止め41に当接する位置で固定することで、垂れ止め41の回動を規制する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
下枠に設けた垂れ止めと回動規制部品とを備え、垂れ止めは、室内外方向の軸回りに回動させることで下枠から下方に突出し、下端部を支持部として下枠の垂れを防止するものであり、回動規制部品は、下枠の長手方向にスライド可能に設けてあり、下方に突出した垂れ止めに当接する位置で固定することで、垂れ止めの回動を規制することを特徴とするサッシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サッシに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
サッシにおいては、障子の重みにより下枠の室外側が垂れ下がるように変形することがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、下枠の垂れを防止することのできるサッシの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるサッシは、下枠に設けた垂れ止めと回動規制部品とを備え、垂れ止めは、室内外方向の軸回りに回動させることで下枠から下方に突出し、下端部を支持部として下枠の垂れを防止するものであり、回動規制部品は、下枠の長手方向にスライド可能に設けてあり、下方に突出した垂れ止めに当接する位置で固定することで、垂れ止めの回動を規制することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明によるサッシは、下枠に設けた垂れ止めと回動規制部品とを備え、垂れ止めは、室内外方向の軸回りに回動させることで下枠から下方に突出し、下端部を支持部として下枠の垂れを防止するものであり、回動規制部品は、下枠の長手方向にスライド可能に設けてあり、下方に突出した垂れ止めに当接する位置で固定することで、垂れ止めの回動を規制することで、下枠の垂れを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明のサッシの一実施形態を示す縦断面図である。
同サッシの横断面図である。
同サッシの室内側正面図である。
同サッシの下枠側を拡大して示す縦断面図である。
同サッシの垂れ止めの周辺を拡大して示す正面図である。
同サッシの垂れ止めの周辺を拡大して示す正面図であって、(a)は垂れ止めを引っ込めた状態、(b)は垂れ止めを下方に突出させて既設下枠に当接させた状態を示す。
(a)は外周枠を分解した状態で示すリフォーム枠の斜視図であり、(b)は新設枠と外周枠を一体化したリフォーム枠の斜視図である。
リフォーム枠を既設枠が取り付いた開口部に室外側から嵌め込むときの状態を示す縦断面図である。
リフォーム枠を既設枠が取り付いた開口部に室外側から嵌め込むときの状態を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~5は、本発明のサッシの一実施形態を示している。本サッシは、建物に設けられている既設の窓を新たな窓に改装する改装サッシに適用したものであって、窓の種類としては掃き出し窓タイプの引違い窓となっている。本サッシは、図1,2に示すように、既設枠4が取り付いた開口部6に室外側から納めて躯体7に固定したリフォーム枠1と、リフォーム枠1の室内側に取付けた樹脂額縁8と、リフォーム枠1の上下の横枠に沿って摺動可能に納めた外障子9と内障子10と網戸11とを備えている。
【0008】
既設枠4は、引違い窓用のサッシ枠であり、図1,2に示すように、アルミ形材よりなる上枠12と下枠13と左右の縦枠14,14とを枠組みして構成され、いわゆる半外付けの状態で躯体7に取付けられている。既設枠4の上枠12と左右の縦枠14,14の室内側には、木製の既設額縁15が設けられている。既設枠4の下枠13は、アングル16付きのものであり、同下枠13の室内側には床板17が設けられている。
【0009】
リフォーム枠1は、図1,2に示すように、新設枠18と、新設枠18の周囲を囲む外周枠19とで構成されている。
新設枠18は、アルミ形材よりなる上枠20と下枠21と左右の縦枠22,22とを四周枠組みして構成してある。上枠20と下枠21は、見込方向の中間部に断熱ブリッジ23を設けて断熱してある。また新設枠18は、室内側には樹脂アングル24を設け、室内側の結露を防止してある。
本新設枠18は、リフォーム枠ではない通常サッシ・一般サッシの半外付けのサッシ枠の躯体固定用のフィンを折取ったものである。
【0010】
外周枠19は、図1,2,7に示すように、アルミ形材よりなる上枠25と下枠26と左右の縦枠27,27を四周枠組みして構成してある。より詳細には、上枠25と下枠26の長手方向の端面をシール材28(図7参照)を介して縦枠27,27の内周側面に突き当て、側方から縦枠27,27に挿通したねじ29(図7参照)を上下枠25,26のタッピングホール30(図1参照)に螺入することで枠組みしてある。
上枠25と下枠26と左右の縦枠27,27は、図1,2に示すように、それぞれ見込方向に延びる主部材31と、主部材31の室外側端部に着脱自在に取付けられ、外周側に向けて延びるカバー片32の2部材で構成されている。各カバー片32は、既設枠4の室外側壁の室外側に重合しており、カバー片32により既設枠4が室外側から見て見えないように隠されている。
主部材31は、新設枠18及び既設枠4の室内側壁よりも室内側に延出した延出部33が設けてあり、延出部33を内周側からのねじ34で躯体7に固定してある。また主部材31は、室外側に位置決め部35が設けてあり、位置決め部35を新設枠18の上枠20と下枠21と縦枠22,22に外周側から係合させることで、外周枠19の上枠25と下枠26と縦枠27,27を見込方向に位置決めできるとともに、新設枠18と外周枠19を一体化できるようになっている。
カバー片32は、室内側面に内外周方向に間隔をおいて折取り自在部36が複数設けてあり、既設枠4の形状等に応じて折取り自在部36で適宜折取ることで、見付寸法を変更できる。
(【0011】以降は省略されています)

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