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公開番号
2024155632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023070508
出願日
2023-04-21
発明の名称
扉体
出願人
三和シヤッター工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E06B
5/16 20060101AFI20241024BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】防火性能が向上されたガラス脱落防止構造を備えた扉体を提供する。
【解決手段】
ガラス2が嵌め込まれた扉体1において、扉体1の上框10、左右の縦框11、12、下框13のそれぞれに設けた一対の凸部間には、上側凹溝3、左側凹溝、右側凹溝、下側凹溝からなる四周溝が形成されており、ガラス2の四周の端部は、前記四周溝に受け入れられた状態で、一対のバックアップ材5によって挟持されることで固定されており、上側凹溝3を形成する一対の凸部4A、4Bには、各凸部の内側見付面から突出して、一対のバックアップ材5にそれぞれ突き刺された突出要素7が設けてあり、火災時において、バックアップ材5に突き刺された突出要素7によって、ガラス2の抜け出しが規制される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラスが嵌め込まれた扉体において、
前記扉体の上框、左右の縦框、下框のそれぞれに設けた一対の凸部間には、上側凹溝、左側凹溝、右側凹溝、下側凹溝からなる四周溝が形成されており、
前記ガラスの四周の端部は、前記四周溝に受け入れられた状態で、一対のバックアップ材によって挟持されることで固定されており、
火災時において、少なくとも前記ガラスの上側端部が前記上側凹溝から下方に抜け出すことを規制する抜け出し規制手段を備えたことを特徴とする扉体。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記上側凹溝を形成する一対の凸部の下面には、各凸部の内側見付面から突出して、前記一対のバックアップ材のそれぞれの下面に近接ないし当接する突出要素が設けてあり、
火災時において、前記突出要素に前記バックアップ材が引っ掛かることで、前記抜け出し規制手段を構成する、
請求項1に記載の扉体。
【請求項3】
前記上側凹溝を形成する一対の凸部には、各凸部の内側見付面から突出して、前記一対のバックアップ材にそれぞれ突き刺された突出要素が設けてあり、
火災時において、前記バックアップ材に突き刺された前記突出要素が、前記抜け出し規制手段を構成する、
請求項1に記載の扉体。
【請求項4】
前記突出要素は、前記凸部の幅方向に間隔を存して設けた複数の針状要素である、
請求項3に記載の扉体。
【請求項5】
前記上側凹溝を形成する一対の凸部の一方の凸部には、一方のバックアップ材をガラスの一方の見付面に押圧する押圧手段が設けてあり、
前記押圧手段によって、前記ガラスの上側端部が、前記上側凹溝に受け入れられた状態で、一対の圧縮されたバックアップ材によって挟持されており、
火災時において、前記一対の凸部の変形に追従して、前記圧縮されたバックアップ材が復元することで、前記抜け出し規制手段を構成する、
請求項1に記載の扉体。
【請求項6】
前記押圧手段は、前記一方のバックアップ材の外側見付面に当接する押圧板と、
前記押圧板を前記一方の凸部の内側見付面から離間する方向に移動させる螺子と、
からなる、
請求項5に記載の扉体。
【請求項7】
バックアップ材は熱膨張材料から形成されている、請求項1~6いずれか1項に記載の扉体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、扉体に係り、詳しくは、防火設備として使用可能なガラス脱落防止構造を備えた扉体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
鋼製ガラス防火戸は、火災時のガラスの脱落防止のため、ガラスが嵌め込まれる溝内に両側からガラス端部を挟み込むようにバックアップ材を嵌め込むことで、ガラスの抜け出しを抑制している。このようなバックアップ材を用いたガラスの抜け出し防止構造は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
しかしながら、扉は鋼製であるため、火災時の熱でガラスを受け入れる溝の広がりが大きくなると、バックアップ材によるガラス保持力が低下して、ガラスが溝から抜け出し、火災側と非火災側が貫通することになり防火性能が確保できなくなるおそれがある。
特開2014-152581
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、防火性能が向上されたガラス脱落防止構造を備えた扉体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が採用した技術手段は、
ガラスが嵌め込まれた扉体において、
前記扉体の上框、左右の縦框、下框のそれぞれに設けた一対の凸部間には、上側凹溝、左側凹溝、右側凹溝、下側凹溝からなる四周溝が形成されており、
前記ガラスの四周の端部は、前記四周溝に受け入れられた状態で、一対のバックアップ材によって挟持されることで固定されており、
火災時において、少なくとも前記ガラスの上側端部が前記上側凹溝から下方に抜け出すことを規制する抜け出し規制手段を備えたことを特徴とする扉体、である。
1つの態様では、前記バックアップ材は熱膨張材料から形成されている。
【0006】
1つの態様では、前記上側凹溝を形成する一対の凸部の下面には、各凸部の内側見付面から突出して、前記一対のバックアップ材のそれぞれの下面に近接ないし当接する突出要素が設けてあり、
火災時において、前記突出要素に前記バックアップ材が引っ掛かることで、前記抜け出し規制手段を構成する。
【0007】
1つの態様では、前記上側凹溝を形成する一対の凸部には、各凸部の内側見付面から突出して、前記一対のバックアップ材にそれぞれ突き刺された突出要素が設けてあり、
火災時において、前記バックアップ材に突き刺された前記突出要素が、前記抜け出し規制手段を構成する。
【0008】
1つの態様では、前記突出要素は、前記凸部の幅方向に間隔を存して設けた複数の針状要素である。
1つの態様では、針状要素は、ベースから突成されており、ベースが凸部の内側見付面の内面に位置しており、針状要素は内側見付面を貫通して突出することで、バックアップ材に挿入されている。
【0009】
1つの態様では、前記上側凹溝を形成する一対の凸部の一方の凸部には、一方のバックアップ材をガラスの一方の見付面に押圧する押圧手段が設けてあり、
前記押圧手段によって、前記ガラスの上側端部が、前記上側凹溝に受け入れられた状態で、一対の圧縮されたバックアップ材によって挟持されており、
火災時において、前記一対の凸部の変形に追従して、前記圧縮されたバックアップ材が復元することで、前記抜け出し規制手段を構成する。
この態様では、押圧手段によってガラスも移動するので、1つの形態では、押圧手段は、四周框に設けられる。あるいは、ガラスを移動させた状態で、左側凹溝、右側凹溝、下側凹溝にバックアップ材を取り付けるようにしてもよい。
【0010】
1つの態様では、前記押圧手段は、前記一方のバックアップ材の外側見付面に当接する押圧板と、
前記押圧板を前記一方の凸部の内側見付面から離間する方向に移動させる螺子と、
からなる。
なお、前記押圧手段は、押圧方向に作用するバネを備えていてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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