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公開番号2024133409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024118708
出願日2024-07-24
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 3/263 20060101AFI20240920BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】断熱性を向上させることができる建具を提供する。
【解決手段】建具は、金属部材33Aと金属部材33Aの屋内側Y2に設けられた樹脂部材33Bとが連結されるとともに、見付け方向の内側に開口するパネル溝34が形成された枠状部材33と、周縁部がパネル溝34に配置されるパネル50と、パネル50の屋内側Y2を向く面50bとパネル溝34との間に設けられた封止材62と、を備え、樹脂部材33Bは、パネル溝34の開口端343から見付け方向の外側に延びるとともに、封止材62に当たる当接壁部344を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
金属部材と前記金属部材の屋内側に設けられた樹脂部材とが連結されるとともに、見付け方向の内側に開口するパネル溝が形成された枠状部材と、
周縁部が前記パネル溝に配置されるパネルと、
前記パネルの屋内側を向く面と前記パネル溝との間に設けられた封止材と、を備え、
前記樹脂部材は、前記パネル溝の開口端から見付け方向の外側に延びるとともに、前記封止材に当たる当接壁部を有する建具。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記封止材は、シーリング材である請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記封止材は、グレージングチャンネル及びビート材の少なくとも一方である請求項1に記載の建具。
【請求項4】
前記金属部材は、前記当接壁部の見付け方向の外側に配置される外側壁部を有し、
前記当接壁部及び前記外側壁部は、見付け方向に沿う略同一平面上に配置されている請求項1または2に記載の建具。
【請求項5】
前記金属部材は、前記当接壁部の屋内側に配置されるとともに、前記当接壁部を支持する支持壁部を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項6】
前記当接壁部は、先端部に設けられ前記金属部材に向けて突出する突出部を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項7】
前記金属部材は、前記樹脂部材側を押圧する押圧部を有する請求項1または2に記載の建具。
【請求項8】
前記押圧部は、前記パネル溝の底部よりも見付け方向の内側に配置されている請求項7に記載の建具。
【請求項9】
前記枠状部材の縦材の長手方向の端部と前記枠状部材の横材の長手方向の端部とが接合される接合部を備え、
前記接合部は、前記縦材の前記金属部材と前記横材の前記樹脂部材との間に配置される気密材を有する請求項1または2に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、建物の開口に設置される建具として、アルミ合金等からなる金属部材と樹脂部材とが連結された框や枠等の枠状部材を備えるアルミ樹脂複合サッシのような建具が知られている(下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-147795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の建具では、枠状部材の金属部材が、ガラスパネルの端部を覆うグレージングチャンネル等の封止材に当たっているため、屋外の冷気の温度がグレージングチャンネルから金属部材を伝わって、屋内側にまで伝わってしまい、断熱性が不十分であるという問題点がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、断熱性を向上させることができる建具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る建具は、金属部材と前記金属部材の屋内側に設けられた樹脂部材とが連結されるとともに、見付け方向の内側に開口するパネル溝が形成された枠状部材と、周縁部が前記パネル溝に配置されるパネルと、前記パネルの屋内側を向く面と前記パネル溝との間に設けられた封止材と、を備え、前記樹脂部材は、前記パネル溝の開口端から見付け方向の外側に延びるとともに、前記封止材に当たる当接壁部を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態に係る建具を屋外側から見た正面図である。
第一実施形態に係る建具の外障子部分の鉛直断面図である。
第一実施形態に係る建具の内障子部分の鉛直断面図である。
第一実施形態に係る建具の水平断面図である。
図3のV部拡大図である。
図3のVI部拡大図である。
図4のVII部拡大図である。
第一実施形態に係る建具の下框の押圧部を示す図である。
第二実施形態に係る建具の下框を示す鉛直断面図である。
第三実施形態に係る建具の外障子部分の鉛直断面図である。
第三実施形態に係る建具の内障子部分の鉛直断面図である。
第三実施形態に係る建具の水平断面図である。
図11のXIII部拡大図である。
第四実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。
第四実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第四実施形態に係る建具の水平断面図である。
図15のXVII部拡大図である。
第四実施形態に係る建具の下枠の押圧部を示す図である。
第四実施形態に係る建具の縦枠と下枠との接合部を示す図である。
第五実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第五実施形態に係る建具の水平断面図である。
図20のXXII部拡大図である。
第六実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。
第六実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第六実施形態に係る建具の水平断面図である。
図24のXXVI部拡大図である。
第六実施形態に係る建具の下框の押圧部を示す図である。
第六実施形態に係る建具の縦框と下框との接合部を示す図である。
第七実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第七実施形態に係る建具の水平断面図である。
図29のXXXI部拡大図である。
第八実施形態に係る建具の下框の鉛直断面図である。
第八実施形態に係る建具の上框の鉛直断面図である。
第八実施形態に係る建具の戸先框の水平断面図である。
第八実施形態の戸先框と下框との接合部を屋内側から見た斜視図である。
第八実施形態の戸先框と下框との接合部を屋外側から見た斜視図である。
第八実施形態の戸先框と下框との接合部を屋内側から見た分解斜視図。
第八実施形態の戸先框と下框との接合部を屋外側から見た分解斜視図。
第九実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第九実施形態に係る建具の水平断面図である。
図39のXLI部拡大図である。
第十実施形態に係る建具の水平断面図である。
第十一実施形態に係る建具の鉛直断面図である。
第十一実施形態に係る建具の水平断面図である。
図43のXLV部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第一実施形態)
以下、第一実施形態に係る建具について、図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、本開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0009】
建物の開口部に設けられる建具の一例として、ビル用建具の引違い窓を用いて説明する。図2に示すように、引違い窓100は、建物9の開口部9Wに固定されている。引違い窓100は、枠体1と、アングル2と、外障子3Aと、内障子3Bと、を備えている。外障子3A及び内障子3Bは、枠体1の内側に配置されている。外障子3A及び内障子3Bは、幅方向にスライド可能とされている。外障子3A及び内障子3Bを合わせて、障子3と称する場合がある。
【0010】
以下の説明では、引違い窓100を正面から見た左右方向を、幅方向Xと称する。幅方向Xに直交し水平方向に沿う方向を、屋内外方向Yと称する。幅方向X及び屋内外方向Yに直交する方向を、上下方向Zと称する。屋内外方向Yの屋外側を屋外側Y1と称し、屋内側を屋内側Y2と称する。幅方向X及び上下方向Zを合わせて、見付け方向と称する場合がある。枠体1、アングル2の各構成部材において、幅方向X、上下方向Z及び見付け方向で枠体1の中心から離れる側を外側と称し、枠体1の中心に向かう側を内側と称する場合がある。障子3の各構成部材において、幅方向X、上下方向Z及び見付け方向で障子3の中心から離れる側を外側と称し、障子3の中心に向かう側を内側という場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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