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公開番号2024176506
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095071
出願日2023-06-08
発明の名称改装建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/62 20060101AFI20241212BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】意匠性の向上が図られた改装建具を提供すること。
【解決手段】建物躯体100の開口部に取り付けられる既設枠2と、既設枠2の内周側に取り付けられる新設枠3と、既設枠2と新設枠3との少なくとも一方の一部を覆うカバー材313、333、343と、を備え、既設枠2は、既設上枠21、既設下枠22、及び、一対の既設縦枠23、24により矩形に四方組みされて構成され、新設枠3は、新設上枠31、新設下枠32、及び、一対の新設縦枠33、34が、それぞれ既設上枠21、既設下枠22、及び、一対の既設縦枠23、24の各々の内周面側に個別に取付けられることにより、矩形に四方組みされて構成され、カバー材313、333、343は、既設枠2と新設枠3との間のシーリング215、235、245を覆う改装建具である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物躯体の開口部に取り付けられる既設枠と、
前記既設枠の内周側に取り付けられる新設枠と、
前記既設枠と前記新設枠との少なくとも一方の一部を覆うカバー材と、を備え、
前記既設枠は、既設上枠、既設下枠、及び、一対の既設縦枠により矩形に四方組みされて構成され、
前記新設枠は、新設上枠、新設下枠、及び、一対の新設縦枠が、それぞれ前記既設上枠、既設下枠、及び、一対の既設縦枠の各々の内周面側に個別に取付けられることにより、矩形に四方組みされて構成され、
前記カバー材は、既設枠と新設枠との間のシーリングを覆う改装建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、改装建具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
改装建具においては、いわゆる湿式シーリングが用いられる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-020982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
視認される湿式シーリングの見えがかり幅が大きいと、美しくなく、更に経年劣化によりシーリング材の汚れが目立つようになり、意匠性の向上を図ることが要求される。
【0005】
本開示は、意匠性の向上が図られた改装建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、建物躯体の開口部に取り付けられる既設枠と、前記既設枠の内周側に取り付けられる新設枠と、前記既設枠と前記新設枠との少なくとも一方の一部を覆うカバー材と、を備え、前記既設枠は、既設上枠、既設下枠、及び、一対の既設縦枠により矩形に四方組みされて構成され、前記新設枠は、新設上枠、新設下枠、及び、一対の新設縦枠が、それぞれ前記既設上枠、既設下枠、及び、一対の既設縦枠の各々の内周面側に個別に取付けられることにより、矩形に四方組みされて構成され、前記カバー材は、既設枠と新設枠との間のシーリングを覆う改装建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る改装建具を脱衣室側から見た正面図である。
第1実施形態の図1のII-II線に沿った縦断面図である。
第1実施形態の図1のIII-III線に沿った横断面図である。
図2に示すAで囲った部分の拡大断面図である。
図3に示すBで囲った部分の拡大断面図である。
図3に示すCで囲った部分の拡大断面図である。
第2実施形態の図1のVII-VII線に沿った縦断面図である。
第2実施形態の図1のVIII-VIII線に沿った横断面図である。
図7に示すDで囲った部分の拡大断面図である。
図8に示すEで囲った部分の拡大断面図である。
図8に示すFで囲った部分の拡大断面図である。
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る改装建具1は、既設枠2が建物躯体100の開口部に取り付けられた状態で、既設枠2に新設枠3が取り付けられるリフォーム用(改装用)の改装建具としての浴室ドアである。
【0009】
既設枠2は、既設上枠21、既設下枠22、及び、一対の既設縦枠23、24により矩形に四方組みされて構成されている。新設枠3を構成する新設上枠31、新設下枠32、一対の新設縦枠33、34は、取付前には予め四方組みされておらず分解された状態となっており、それぞれ既設上枠21、既設下枠22、及び、一対の既設縦枠23、24に個別に取付けられ、矩形に四方組みされて構成されている。本工法により施工されて構成される改装建具1においては、新設枠3を予め四方組みしておく必要が無い為、施工性に優れる。
【0010】
以下の説明においては、見込方向とは、改装建具1における浴室から脱衣室へ向かう方向又はその反対の方向である。見付方向とは、改装建具1における面材の面方向に沿う方向であり、見込方向に対して直交する方向である。図面において、改装建具1の室外側としての浴室側を「浴室側X1」とし、改装建具1の室内側としての脱衣室側を「脱衣室側X2」とする。改装建具1を正面視したときの横方向を「左右方向」とする。改装建具1を正面視したときの改装建具1の中央部に向かう方向を「内方」とし、改装建具1の中央部から離れる方向を「外方」とする。
(【0011】以降は省略されています)

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