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公開番号
2024161649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076467
出願日
2023-05-08
発明の名称
内窓装置における引き戸
出願人
株式会社光モール
代理人
個人
主分類
E06B
3/20 20060101AFI20241113BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】内窓装置における引き戸を提供する。
【解決手段】既設窓の内側に設置される断熱用の内窓装置における引き戸であり、枠体の枠内空間にパネルを嵌入することにより形成され、上レールと下レールの間に摺動自在に嵌合される構成において、前記枠体は、パネルの左右縁部を嵌入保持する左右の縦枠と、パネルの上縁部を嵌入保持する上横枠により、下方を開放する門形に枠組みされ、パネルの下端縁部に枠体により保持されていない非保持縁部(17a)を構成しており、左右縦枠の下端(17b)と前記パネルの非保持縁部(17a)を含む引き戸の下面(17)に関して、該下面の所定個所に、下レール(6b)に摺動自在に接触するスライド部材(18)を固設することにより、前記下面(17)を下レール(6b)に接触しないように浮かせている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
既設窓の内側に設置される断熱用の内窓装置における引き戸であり、合成樹脂製の型材により枠組みされた枠体の枠内空間にパネルを嵌入することにより形成され、上レールと下レールの間に摺動自在に嵌合される構成において、
前記枠体は、パネルの左右縁部を嵌入保持する左右の縦枠(7)(7)と、パネルの上縁部を嵌入保持する上横枠(8)により構成されると共に、パネルを保持することにより下方を開放する門形に枠組みされ、
前記パネル(10)は、枠体に保持されていない下縁部により非保持縁部(17a)を構成しており、
前記左右縦枠の下端(17b)と前記パネルの非保持縁部(17a)を含む引き戸の下面(17)に関して、該下面の所定個所に、下レール(6b)に摺動自在に接触するスライド部材(18)を固設し、該スライド部材を介して前記下面(17)を下レール(6b)に接触しないように浮かせて成ることを特徴とする内窓装置における引き戸。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記パネル(10)は、間隔をあけて対面する一対のシート板(15)(15)の間に多数のウエブ板(16)を平行に介装して一体化した合成樹脂製の中空板により構成され、前記ウエブ板を上下方向に向けて配置した状態で、前記枠体に嵌入保持されて成ることを特徴とする請求項1に記載の内窓装置における引き戸。
【請求項3】
前記縦枠(7)は、枠内空間に臨む開口から前記パネルを嵌入する保持溝(11)を備えた内枠部(12)と、前記保持溝の溝底壁を形成する外枠部(13)を一体形成した合成樹脂製の型材により構成され、
前記スライド部材(18)は、左右の縦枠(7)の下端面に配置されるプレート材(19)により構成され、該プレート材に設けた固定片(20)を前記保持溝(11)に嵌入することにより固設されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の内窓装置における引き戸。
【請求項4】
前記縦枠(7)は、枠内空間に臨む開口から前記パネルを嵌入する保持溝(11)を備えた内枠部(12)と、前記保持溝の溝底壁を形成する外枠部(13)を一体形成した合成樹脂製の型材により構成され、
前記スライド部材(18)は、左右の縦枠(7)の下端面に配置されるシート材(22)により構成され、該シート材に設けた粘着剤(23)を前記内枠部(12)及び外枠部(13)の端面に粘着することにより固設されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の内窓装置における引き戸。
【請求項5】
前記スライド部材(18)は、底壁(24a)と両側壁(24b)を有する断面溝形とされた型材(24)を所定長に切断することにより構成されており、
前記パネルの非保持縁部(17a)の左右両端部を含んで該非保持縁部に外嵌されることにより固設されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の内窓装置における引き戸。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、断熱等のための内窓装置を構成する合成樹脂から成る枠組みパネル製の引き戸に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
本出願人は、先に、合成樹脂製の型材から成る枠部材にパネルを嵌入した内窓用の引戸を提案した(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5322189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人が提案した従来技術に係る引き戸を図1ないし図3に基づいて説明する。
【0005】
図1に示すように、矩形に枠組みされた框1に内装された既設窓2は、例えば、アルミニウム製のサッシ枠にガラス板を嵌め入れることにより引き戸3、3を構成し、上下框1a、1bに敷設されたレール部材に沿って引き戸3、3を移動することにより窓を開閉する。
【0006】
これに対して、断熱用の内窓4は、合成樹脂製の型材とパネルをセットにしたDIYキットとして、ホームセンター等で提供され、接着剤や、ビスによる締結手段等を必要とせず、ユーザが家庭において簡単容易に枠組みパネルを組み立てることにより引き戸5を製作することができるように構成されている。そして、製作した引き戸5、5は、既設窓2の内側(室内側)に位置して、上下框1a、1bに両面粘着テープ等で敷設した上レール6aと下レール6bに沿って開閉移動自在に搭載される。
【0007】
引き戸5は、図2に示すように、それぞれ合成樹脂製の型材から成る左右の縦枠7、7並びに上横枠8及び下横枠9により枠組みされた枠体の枠内空間にパネル10を嵌入することにより構成されている。
【0008】
前記縦枠7、上横枠8、下横枠9は、同一の型材により構成されている。従って、同一構成部分は同一符号で示している。図示のように、縦枠7、上横枠8、下横枠9は、枠内空間に臨む開口から前記パネル10を嵌入する保持溝11を備えた内枠部12と、前記保持溝11の溝底壁を形成する外枠部13を一体形成している。内枠部12は、保持溝11の溝底の近傍に位置して両溝壁から対向状に突出するガイドリブ12aを突設している。
【0009】
前記保持溝11の溝開口側に位置して両溝壁には、相対向する弾性リップ14が一体に突設されており、これにより、パネル10は、縁部を保持溝11に挿入した状態で、弾性リップ14、14により弾性的に挟持され保持される。即ち、パネル10の両側縁部は、左右の縦枠7、7の保持溝11に挿入されると共に弾性リップ14により保持され、パネル10の上縁部は、上横枠8の保持溝11に挿入されると共に弾性リップ14により保持され、更に同様に、パネル10の下縁部は、下横枠9の保持溝11に挿入されると共に弾性リップ14により保持されている。
【0010】
前記下横枠9は、枠内空間に臨む開口から前記パネル10を嵌入する保持溝15を備えた内枠部16と、前記保持溝15の溝底壁を形成する外枠部17を一体形成しており、この点の構成は、前記縦枠7及び上横枠8と同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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