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公開番号
2024168511
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085253
出願日
2023-05-24
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
1/34 20060101AFI20241128BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】意匠性を損なうことを低減できる建具を提供すること。
【解決手段】建具1は、建物躯体100に設けられた開口部110に取り付けられる樹脂製の枠材11,12,13,14を備え、枠材11,12,13,14は、1以上の枠材側溝114,124,134,144、115,125,135,145を有し、枠材11,12,13,14は、建物躯体100に取り付けられた状態において、外部に露出する露出部分の表面において1以上の枠材側溝114,124,134,144、115,125,135,145以外の部分の表面に枠材側ラッピング部材3が設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
建物躯体に設けられた開口部に取り付けられる樹脂製の枠材を備え、
前記枠材は、1以上の枠材側溝を有し、
前記枠材は、前記建物躯体に取り付けられた状態において、外部に露出する露出部分の表面において前記1以上の枠材側溝以外の部分の表面に枠材側ラッピング部材が設けられる、建具。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記1以上の枠材側溝は、前記枠材の室外側に設けられる室外側枠材側溝を有し、
前記室外側枠材側溝に前記室外側枠材側溝を覆うカバー部材が取り付けられた場合に、開閉可能な窓部を構成し、
前記室外側枠材側溝にFIXガラスを固定するガラス押さえ部材が取り付けられた場合に、開閉不能なFIX窓を構成する、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記枠材を有する枠体内に開閉可能に配置される障子を備え、
前記障子は、樹脂製の框材と、前記框材を有する框体内に配置されるパネル材と、を有し、
前記框材は、1以上の框側溝を有し、
前記框材は、外部に露出する露出部分の表面において前記1以上の框側溝以外の部分の表面に框材側ラッピング部材が設けられる、請求項1又は2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物躯体に設けられる開口部に取り付けられる枠材を備え、枠材の室外側の部分にラッピング部材が設けられる建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-193703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の建具において、障子を開位置に位置させた状態では、枠材の室外側の部分にラッピング部材が設けられており、枠材の室内側の部分にラッピング部材が設けられていないため、意匠的にチグハグな印象を受けることから、意匠性に関して改善の余地がある。
【0005】
本開示は、意匠性を損なうことを低減できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、建物躯体に設けられた開口部に取り付けられる樹脂製の枠材を備え、前記枠材は、1以上の枠材側溝を有し、前記枠材は、前記建物躯体に取り付けられた状態において、外部に露出する露出部分の表面において前記1以上の枠材側溝以外の部分の表面に枠材側ラッピング部材が設けられる、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る縦辷り出し窓を室内側から見た場合の正面図である。
図1のA-A線断面図である。
図1のB-B線断面図である。
縦辷り出し窓における枠体の上枠及び下枠の縦断面図である。
縦辷り出し窓における枠体の吊元側の縦枠及び戸先側の縦枠の横断面図である。
縦辷り出し窓における障子の框体の上框及び下框の縦断面図である。
縦辷り出し窓における障子の框体の吊元側の縦框及び戸先側の縦框の横断面図である。
縦辷り出し窓をFIX窓に変更した場合の縦断面図である。
縦辷り出し窓をFIX窓に変更した場合の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた建具における障子のガラスの面方向を意味し、「見込方向」とは、上記ガラスの厚さ方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。また、「見付面」とは、室内外方向に直交し、室内側及び室外側にそれぞれ面するように配置される面を意味する。「見込面」とは、室内外方向に沿って配置される面を意味する。また、横方向を「左右方向」という場合がある。図面において、縦辷り出し窓1(建具)の室外側を「室外側X1」とし、縦辷り出し窓1(建具)の室内側を「室内側X2」とする。
【0009】
図1~図3に示すように、縦辷り出し窓1(建具)は、建物躯体100の壁101に設けられた開口部110に納められる。縦辷り出し窓1は、枠体10と、枠体10内に開閉可能に配置される障子20と、を備える。縦辷り出し窓1は、枠体10及び障子20の框体200が樹脂材料で構成される樹脂製のサッシである。
【0010】
枠体10は、上枠11(枠材)と、下枠12(枠材)と、吊元側の縦枠13(枠材)と、戸先側の縦枠14(枠材)と、により矩形に枠組みされる。上枠11、下枠12、吊元側の縦枠13及び戸先側の縦枠14(枠材)は、開口部110に取り付けられる。上枠11、下枠12、吊元側の縦枠13及び戸先側の縦枠14は、断面形状が同一の形状に形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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