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公開番号2025005306
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105500
出願日2023-06-27
発明の名称シャッターの防水構造
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/17 20060101AFI20250108BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】窓シャッターに適用し得る防水構造を提供する。
【解決手段】
左右の縦枠(ガイドレール下地枠3とガイドレール4)と下枠5とを備えた開口部を開閉するシャッターの防水構造であって、縦枠の先端に対向状に形成されたガイドレール4に幅方向両端が案内されるシャッターカーテン6の下端が下枠5に当接することによって開口部が全閉されるようになっており、シャッターカーテン6の屋内側に位置して防水パネル9が着脱可能に設けてあり、防水パネル9は、左右の縦枠及び下枠5に対して三方に亘って水密部材93を介して当接している。下枠5は、被圧接部(垂下辺51)を備えており、防水パネル9の屋内側見付面900の下方部位は被圧接部(垂下辺51)に水密部材931を介して当接している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
左右の縦枠と下枠とを備えた開口部を開閉するシャッターの防水構造であって、
縦枠の先端に対向状に形成されたガイドレールに幅方向両端が案内されるシャッターカーテンの下端が前記下枠に当接することによって開口部が全閉されるようになっており、
シャッターカーテンの屋内側に位置して防水パネルが着脱可能に設けてあり、
前記防水パネルは、左右の縦枠及び下枠に対して三方に亘って水密部材を介して当接しており、
前記下枠は、被圧接部を備えており、
前記防水パネルの屋内側見付面の下方部位は前記被圧接部に水密部材を介して当接している、
シャッターの防水構造。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記被圧接部は、屋外側に対向する下方見付面部を含んでおり、
前記防水パネルの屋内側見付面の下方部位は前記下方見付面部に水密部材を介して当接している、
請求項1に記載のシャッターの防水構造。
【請求項3】
前記下枠は、開口幅方向に延びる凹部を備えており、全閉姿勢のシャッターカーテンの下端の少なくとも部分が前記凹部内に位置するようになっており、
前記下方見付面部は、前記凹部の屋内側見付面であり、
前記防水パネルの下方部位は前記凹部内に位置しており、前記防水パネルの前記屋内側見付面の下方部位は前記凹部の屋内側見付面に水密部材を介して当接している、
請求項2に記載のシャッターの防水構造。
【請求項4】
前記防水パネルの下端には屋外側に延びる水平片が形成されており、
前記水平片の先端が前記凹部の屋外側見付面に当接している、
請求項3に記載のシャッターの防水構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャッターの防水構造に係り、典型的な態様例では、窓シャッターの防水構造に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
窓シャッター装置は窓開口部の屋外側の空間を閉鎖することで、雨水が窓サッシに掛かることを防止する機能を備えている。しかしながら、窓開口部の高さ位置まで浸水することを想定しておらず、近年多発している河川の氾濫や内水氾濫等の洪水に対する防水機能を備えていない。また、浸水に対応した窓サッシも無いことから、サッシ下枠より高い位置まで水位が上昇した場合に、建物内部への浸水が発生するおそれがある。
【0003】
開口部に防水板を設置して防水構造を形成するアイデアは存在するが(例えば、特許文献1)、窓シャッターに適用し得るものではない。
特開2014-190129
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、開口部の下端がサッシ枠から形成されたシャッター(典型的には窓シャッター)に適用し得る防水構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が採用した技術手段は、
左右の縦枠と下枠とを備えた開口部を開閉するシャッターの防水構造であって、
縦枠の先端に対向状に形成されたガイドレールに幅方向両端が案内されるシャッターカーテンの下端が前記下枠に当接することによって開口部が全閉されるようになっており、
シャッターカーテン(シャッターカーテンの昇降経路)の屋内側に位置して防水パネルが着脱可能に設けてあり、
前記防水パネルは、左右の縦枠及び下枠に対して三方に亘って水密部材を介して当接しており、
前記下枠は、被圧接部を備えており、
前記防水パネルの屋内側見付面の下方部位は前記被圧接部に水密部材を介して当接している、
シャッターの防水構造、である。
1つの態様では、防水パネルは、全閉姿勢のシャッターカーテンの屋内側に位置して設置される。
【0006】
1つの態様では、前記被圧接部は、屋外側に対向する下方見付面部を含んでおり、
前記防水パネルの屋内側見付面の下方部位は前記下方見付面部に水密部材を介して当接している。
【0007】
1つの態様では、前記下枠は、開口幅方向に延びる凹部を備えており、全閉姿勢のシャッターカーテンの下端の少なくとも部分が前記凹部内に位置するようになっており、
前記下方見付面部は、前記凹部の屋内側見付面であり、
前記防水パネルの下方部位は前記凹部内に位置しており、前記防水パネルの前記屋内側見付面の下方部位は前記凹部の屋内側見付面に水密部材を介して当接している。
【0008】
1つの態様では、前記防水パネルの下端には屋外側に延びる水平片が形成されており、
前記水平片の先端が前記凹部の屋外側見付面に当接している。
この防水パネルの水平片は、屋内側見付面の下方部位の水密部材を下方見付面部に押圧する圧迫手段である。
1つの態様では、前記シャッターカーテンの下端の少なくとも部分(座板の部分)は、前記凹部内において前記水平片の上面に当接している。
【0009】
1つの態様では、前記縦枠は、ガイドレールの屋内側に位置して屋外側に対向する側方見付面部を備えており、
前記防水パネルの屋内側見付面の幅方向両端部位が水密部材を介して前記側方見付面部に当接している。
1つの態様では、前記縦枠の前記側方見付面部と前記下枠の前記下方見付面部は面一である。
1つの態様では、前記側方見付面部は前記縦枠とは別部材から形成される。
具体的な態様では、前記縦枠の内側見込面には、見込辺と見付辺とからなるパネル受材の前記見込辺が固定されており、
前記パネル受材の前記見付辺が前記側方見付面部を形成している。
1つの態様では、前記縦枠の前記内側見込面には、基端側に位置して見付辺が突成されており、
前記パネル受材の前記見込辺の基端は、前記見付辺に当接している。
【0010】
1つの態様では、前記縦枠には、前記ガイドレールと前記側方見付面部の間に位置して、前記側方見付面部と離間対向する見付面(後述する実施形態では、ガイドレール下地枠3の先端側見付辺32、ないし、ガイドレール4の屋内側見付辺41)を備え、
前記防水パネルの幅方向両端部位は、前記側方見付面部と前記見付面の間に位置して、当該防水パネルの屋内側見付面の幅方向両端部位が水密部材を介して前記見付面部に当接している。
1つの態様では、前記防水パネルの屋外側見付面の幅方向両端部位と前記見付面との間には圧迫部材が着脱可能に挿入されている。
この圧迫部材は、屋内側見付面の幅方向両端部位の水密部材を側方見付面部に押圧する圧迫手段である。
(【0011】以降は省略されています)

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