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公開番号2024168310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084867
出願日2023-05-23
発明の名称庇
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 7/28 20060101AFI20241128BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】意匠性を損うことなく、複数種類の取付部材を取り付けることができる庇を提供すること。
【解決手段】庇4は、建物躯体100に設けられた開口部110の上方において室外側X1に突出すると共に横方向に延びて設けられる庇4であって、庇4の下面には、複数種類の取付部材30,7を取り付け可能な1又は複数の取付用凹部413,422,423が形成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
建物躯体に設けられた開口部の上方において室外側に突出すると共に横方向に延びて設けられる庇であって、
前記庇の下面には、複数種類の取付部材を取り付け可能な１又は複数の取付用凹部が形成される、庇。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
前記取付用凹部は、横方向に延びる凹溝状に形成される、請求項１に記載の庇。
【請求項３】
前記取付用凹部には、前記取付用凹部に前記取付部材が取り付けられていない場合に、前記取付用凹部を塞ぐカバー部材が配置される、請求項１又は２に記載の庇。
【請求項４】
前記庇は、前記建物躯体に設けられ横方向に並んで配置される複数の前記開口部の上方において、前記複数の開口部に跨って横方向に延びる、請求項１又は２に記載の庇。
【請求項５】
前記庇の下面には、複数種類の前記取付部材を横方向に並べて取り付け可能である、請求項４に記載の庇。
【請求項６】
前記取付用凹部には、雨戸、照明装置、シェード又はスクリーンを取り付け可能である、請求項１又は２に記載の庇。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、庇に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、建物躯体に設けられた開口部の上部において室外側に突出して設けられる庇（ひさし）が知られている（例えば、特許文献１参照）。庇には、庇自体の機能の他に様々な機能を付加するために、庇とは別の機能を有する部材を取り付けることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１３３１４１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
庇に様々な機能を付加するための部材を取り付ける場合、その機能を有する部材を固定する構造を設けると、意匠性を損なう可能性がある。そのため、庇において、意匠性を損なうことなく、様々な機能を有する複数種類の取付部材を取り付けることが求められている。
【０００５】
本開示は、意匠性を損なうことなく、複数種類の取付部材を取り付けることができる庇を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は、建物躯体に設けられた開口部の上方において室外側に突出すると共に横方向に延びて設けられる庇であって、前記庇の下面には、複数種類の取付部材を取り付け可能な１又は複数の取付用凹部が形成される庇に関する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態の庇が雨戸装置の上部に配置された状態を示す図である。
雨戸が開位置にスライド移動した状態を示す図である。
雨戸に設けられた複数の羽根が開閉する状態を示す図である。
庇及び雨戸装置の縦断面図である。
庇及び雨戸装置の横断面図である。
庇の基端側取付凹部に雨戸装置が取り付けられた状態の縦断面図である。
庇の基端側取付凹部に基端側カバー部材が取り付けられた状態を示す縦断面である。
庇の基端側取付凹部に照明装置が取り付けられた状態を示す図である。
他の実施形態であって、建物躯体に設けられた２つの開口部に跨って庇が設けられた状態を示す正面図である。
図９の他の実施形態の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、図面において、窓部２の室外側を「室外側Ｘ１」とし、窓部２の室内側を「室内側Ｘ２」とする。また、窓部２を正面から見た場合の横方向（幅方向）を「左右方向」という場合がある。
【０００９】
図１～図３に示すように、本開示の庇（ひさし）４は、例えば、雨戸装置１（開口部装置）の上部に設けられる。雨戸装置１（開口部装置）は、左右方向（横方向）にスライド移動可能な３枚の障子２２，２３，２３を有する窓部２（建具）と、雨戸部３と、を備える。窓部２は、建物躯体１００の開口部１１０に取り付けられた矩形の窓枠２１の内側に、３枚の障子２２，２３，２３が左右方向にスライド移動可能に納められたスライド窓である。窓部２は、建物躯体１００の開口部１１０に設けられる。
【００１０】
図４及び図５に示すように、３枚の障子２２，２３，２３は、閉位置に位置する場合に、開口部１１０の左右方向の中央において室外側Ｘ１に配置される１枚の外障子２２と、開口部１１０の左右方向の両端部側において室内側Ｘ２に配置される２枚の内障子２３，２３と、を有する。２枚の内障子２３，２３それぞれの室外側Ｘ１には、網戸２５が左右方向にスライド移動可能に納められている。
（【００１１】以降は省略されています）

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