TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024143901
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056840
出願日
2023-03-31
発明の名称
建具
出願人
三協立山株式会社
代理人
個人
主分類
E06B
9/52 20060101AFI20241004BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 網戸が枠から外れて落下することのない建具の提供。
【解決手段】 上枠1と、上枠1の室外側に設けた上枠補助材2と、網戸3とを備え、網戸3は、振れ止め4と、振れ止め4より室内側に位置する係合部5を有し、上枠補助材2は、網戸3の振れ止め4と係合する垂下片6と、網戸3の係合部5と上下方向及び室内外方向に離間して設けた立ち上がり片7を有し、網戸3が下枠10から外れたときに網戸3の係合部5が上枠補助材2の立ち上がり片7に引っ掛かることで網戸3の落下を防止する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上枠と、上枠の室外側に設けた上枠補助材と、網戸とを備え、網戸は、振れ止めと、振れ止めより室内側に位置する係合部を有し、上枠補助材は、網戸の振れ止めと係合する垂下片と、網戸の係合部と上下方向及び室内外方向に離間して設けた立ち上がり片を有し、網戸が下枠から外れたときに網戸の係合部が上枠補助材の立ち上がり片に引っ掛かることで網戸の落下を防止することを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、網戸を備える建具に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
引違い窓においては、室外側に可動式の網戸が設けられることがある。かかる網戸は、強風等により枠から外れて落下するおそれがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、網戸が枠から外れて落下することのない建具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、上枠と、上枠の室外側に設けた上枠補助材と、網戸とを備え、網戸は、振れ止めと、振れ止めより室内側に位置する係合部を有し、上枠補助材は、網戸の振れ止めと係合する垂下片と、網戸の係合部と上下方向及び室内外方向に離間して設けた立ち上がり片を有し、網戸が下枠から外れたときに網戸の係合部が上枠補助材の立ち上がり片に引っ掛かることで網戸の落下を防止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による建具は、上枠と、上枠の室外側に設けた上枠補助材と、網戸とを備え、網戸は、振れ止めと、振れ止めより室内側に位置する係合部を有し、上枠補助材は、網戸の振れ止めと係合する垂下片と、網戸の係合部と上下方向及び室内外方向に離間して設けた立ち上がり片を有し、網戸が下枠から外れたときに網戸の係合部が上枠補助材の立ち上がり片に引っ掛かることで網戸の落下を防止するので、強風等により網戸が枠から外れて落下するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の建具の一実施形態を示す縦断面図である。
図1の上枠側を拡大して示す縦断面図である。
同建具の室外側から見た正面図である。
図3のA-A断面図である。
網戸が下枠から外れ、網戸の係合部が上枠補助材の立ち上がり片に引っ掛かった状態を示す縦断面図である。
上枠補助材及び網戸の取付け手順を示す説明図である。
上枠補助材の取付け方を示す縦断面図である。
上枠補助材が左右2分割の場合の上枠補助材及び網戸の取付け手順を示す説明図である。
網戸の上框がどのように動いても上枠補助材から外れないことを示す縦断面図である。
網戸の係合部の他の実施形態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~5は、本発明の建具の一実施形態を示している。本建具は、ビル用の引違いサッシに適用したものであって、図1,3,4に示すように、建物の躯体開口部に取付けられる枠8と、枠8内に引違い状に開閉自在に納めた外障子9a及び内障子9bと、外障子9aよりも室外側に左右方向に移動自在に設けた網戸3を備えている。
本建具は、図1,4に示すように、外障子9aが枠8より室外側にはみ出している関係で、網戸3が枠8の室外側に持ち出して設けてある。
【0008】
枠8は、図1,3,4に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる上枠1と下枠10と左右の縦枠11,11とを枠組みして構成してある。
上枠1は、図1,2に示すように、室外側端部に垂下片12を有し、垂下片12の内周側縁部に固定して上枠補助材2が室外側に突出して設けてある。上枠補助材2は、図3,4に示すように、上枠1の全長に亘って設けてあり、長手方向に3つ(2a,2b,2c)に分割して設けてある。3つに分割されたもののうち、中央のもの2bは短く、左側と右側のもの2a,2cは同じ長さで、中央のもの2bより大幅に長くなっている。
【0009】
上枠補助材2は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、図2に示すように、上壁13及び下壁14と、上壁13の室外側端より垂下する垂下片6と、下壁14の室外側端より立ち上がる立ち上がり片7と、上壁13と下壁14を室内側で繋ぐ室内側壁15と、下壁14より室内側に連続して設けられ、室内側壁15より室内側に位置する取付部16とを有している。立ち上がり片7は、上壁13の室内外方向のほぼ中央に位置し、垂下片6と立ち上がり片7との間には隙間17が形成されている。
取付部16は、上向きに開口した溝18を有し、溝18内に上枠1の垂下片12の室内側面に形成された凹溝36に係止する突条19と、上枠1の垂下片12の先端部の室外側に係止する突条20とを有している。
上枠補助材2は、取付部16の溝18を上枠1の垂下片12に内周側から嵌め、溝18内に設けた2か所の突条19,20を上枠1の垂下片12の室内側と室外側にそれぞれ係止させた上で、取付部16に内周側から挿入したねじ21を上枠1の垂下片12と上枠補助材2の室内側壁15との隙間に螺入することで、上枠1の垂下片12の内周側端部に固定して取付けられる。前記ねじ21は、タッピンねじを使用している。上枠補助材2は、図2に示すように、外壁22から隙間をあけた状態で取付けられる。
【0010】
縦枠11は、図4に示すように、室外側の見付壁23の内周側縁部に縦枠補助材24が室外側に突出して設けてあり、縦枠補助材24に網戸3の戸先が当たるようにしてある。縦枠補助材24は、アルミニウム合金の押出形材で形成してあり、上枠補助材2と同様に室内側に溝形の取付部25を有し、取付部25の溝を縦枠11の見付壁23に内周側から嵌め、取付部25に内周側から挿入したねじ26を縦枠11の見付壁23の室外側の隙間にねじ込むことで、縦枠11の見付壁23の内周側縁部に固定して取付けてある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三協立山株式会社
什器
11日前
三協立山株式会社
開口部装置
23日前
三協立山株式会社
建具
9日前
個人
ロールスクリーン
2か月前
個人
防犯網戸システム
10日前
株式会社ハウテック
扉
1か月前
三協立山株式会社
サッシ
1か月前
個人
ドア越し対応安心プレート
1か月前
株式会社ニチベイ
開閉装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
株式会社ピースメイン
引戸用養生具
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
改装サッシ
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
23日前
三協立山株式会社
改装サッシ
1か月前
三協立山株式会社
改装サッシ
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
株式会社ニチベイ
電動遮蔽装置
1か月前
個人
防犯用扉装置
1か月前
株式会社大林組
シャッター装置
1か月前
松本金属株式会社
面格子の取り付け構造
23日前
昭和フロント株式会社
建具
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
2か月前
株式会社ニチベイ
電動ブラインド
1日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
1か月前
三協立山株式会社
改装サッシの製造方法
1か月前
インフィニティ株式会社
扉の取付け枠構造
1か月前
株式会社光モール
内窓装置における引き戸
1か月前
株式会社LIXIL
庇
1か月前
株式会社光モール
内窓装置における引き戸
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社長尾木鋼
網戸
2か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
積水樹脂株式会社
柵用門扉及び柵用門扉の設置構造
2日前
続きを見る
他の特許を見る