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公開番号2025015934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023118855
出願日2023-07-21
発明の名称シャッター装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 9/68 20060101AFI20250124BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】シャッターケース内におけるスラットの変形、破壊等を抑制できるシャッター装置を提供する。
【解決手段】複数枚のスラットが連結されたシャッターカーテンと、シャッターボックス内に配置され、シャッターカーテンを巻き取り可能な巻取ドラムと、シャッターカーテンの幅方向の端部が挿入されるガイドレールと、シャッターボックス内において上下方向で巻取ドラムとガイドレールとの間に配置されるとともに、シャッターカーテンよりも見込み方向の屋内側に配置され、シャッターカーテンの前記屋内側への移動を規制する規制部を有する規制装置と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚のスラットが連結されたシャッターカーテンと、
シャッターボックス内に配置され、前記シャッターカーテンを巻き取り可能な巻取ドラムと、
前記シャッターカーテンの幅方向の端部が挿入されるガイドレールと、
前記シャッターボックス内において上下方向で前記巻取ドラムと前記ガイドレールとの間に配置されるとともに、前記シャッターカーテンよりも見込み方向の屋内側に配置され、前記シャッターカーテンの前記屋内側への移動を規制する規制部を有する規制装置と、
を備えるシャッター装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記規制部は、前記幅方向に延びる回転軸を中心として回転可能なローラ部材を有する、
請求項1記載のシャッター装置。
【請求項3】
前記規制部は、樹脂材で形成された樹脂部を有する、
請求項1記載のシャッター装置。
【請求項4】
前記規制部の硬度は、前記スラットの硬度よりも小さい、
請求項1記載のシャッター装置。
【請求項5】
前記巻取ドラムは、前記シャッターカーテンを内巻き式に巻き取り可能であり、
前記ガイドレールは、前記見込み方向に対向配置されたガイド壁を有し、
前記規制部は、前記幅方向と直交する断面において、前記見込み方向の屋外側の前記ガイド壁の上端と前記巻取ドラムの外周との前記屋外側の接線よりも前記屋内側に配置される、
請求項1記載のシャッター装置。
【請求項6】
前記シャッターカーテンを開閉駆動するモータを備える、
請求項1から5のいずれか一項に記載のシャッター装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シャッター装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
シャッターは、複数枚のスラットにおいて各スラットの上下に設けた略弧状をなすカール部同士を互いに回転可能に嵌合して連結したシャッターカーテンを有している。シャッターカーテンは、建具開口部の上部に設けたシャッターボックス内の巻取ドラムに内巻き式に巻取る構造を有するものが知られている。シャッターカーテンは、巻取ドラムの室外側において巻き取り及び繰り出しされるものであり、シャッターボックスの建具からの突出幅が小さく、小型に構成できる。
【0003】
シャッターカーテンは、閉動作中に下端部に設けられた座板などが障害物に当接することがある。シャッターカーテンが障害物に当接した場合、シャッターカーテンの巻き回された巻取ドラムの外周付近にはシャッターカーテンの巻き弛み、撓み、だぶつき等が生じやすい。特許文献1には、シャッターカーテンに巻き弛み、撓み、だぶつき等が発生したことを検出することのできるセンサを設け、センサからの検出信号が出力された場合にはシャッターカーテンの閉動作を一時的に停止させ、停止した状態からシャッターカーテンを開動作させる制御方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-190641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された制御は、センサ及びシャッターカーテンの動作が正常であることを前提としている。例えば、シャッター装置が電動の場合、シャッターカーテンを駆動するモータ等に異常が生じ、シャッターカーテンが下限位置に到達した後にも巻取ドラムが回転した場合、シャッターボックス内においてスラットが屋内側に移動して変形、破壊等が生じる可能性がある。
【0006】
シャッター装置が手動の場合、シャッターカーテンを勢いよく閉じると、シャッターカーテンが下限位置に到達した後にも巻取ドラムが慣性で回転し、電動の場合と同じように、シャッターボックス内においてスラットが屋内側に移動して変形、破壊等が生じる可能性がある。
【0007】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、シャッターボックス内におけるスラットの変形、破壊等を抑制できるシャッター装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、複数枚のスラットが連結されたシャッターカーテンと、シャッターボックス内に配置され、前記シャッターカーテンを巻き取り可能な巻取ドラムと、前記シャッターカーテンの幅方向の端部が挿入されるガイドレールと、前記シャッターボックス内において上下方向で前記巻取ドラムと前記ガイドレールとの間に配置されるとともに、前記シャッターカーテンよりも見込み方向の屋内側に配置され、前記シャッターカーテンの前記屋内側への移動を規制する規制部を有する規制装置と、を備えるシャッター装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るシャッターシステムの概略構成の一例を示す図である。
シャッターカーテンが全開状態の部分断面図である。
シャッターカーテンを構成するスラットの側面図である。
スラットの嵌合部の部分拡大図である。
図1におけるII-II線部分断面図である。
本実施形態に係る規制装置の外観斜視図である。
規制装置が設けられないシャッター装置の部分断面図である。
シャッター装置の変形例を示す部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示のシャッター装置の実施の形態を、図1から図8を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)

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