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公開番号
2025016101
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119152
出願日
2023-07-21
発明の名称
シャッター装置
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
9/15 20060101AFI20250124BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】シャッターボックス内におけるスラットの変形、破壊等を抑制できるシャッター装置を提供する。
【解決手段】複数枚のスラットが連結されたシャッターカーテンと、シャッターカーテンを巻き取り可能な巻取ドラムと、シャッターカーテンの端部が挿入されるガイドレールとを備える。ガイドレールは、見込み方向に対向配置されたガイド壁を有する。巻取ドラムに巻き取られたときのシャッターカーテンの外周と、前記屋外側の前記ガイド壁の上端とを結ぶ接線は第1角度で傾斜し、上側に位置する上側スラットは、下側スラットに対して第1角度よりも大きい第2角度で屋外側に回転可能である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚のスラットが連結されたシャッターカーテンと、
シャッターボックス内に配置され、前記シャッターカーテンを内巻き式に巻き取り可能な巻取ドラムと、
前記シャッターカーテンの幅方向の端部が挿入されるガイドレールと、
を備え、
前記ガイドレールは、見込み方向に対向配置されたガイド壁を有し、
前記幅方向と直交する断面において、前記巻取ドラムに最も長く巻き取られたときの前記シャッターカーテンの外周と、屋外側の前記ガイド壁の上端とを結ぶ前記屋外側の接線は、上下方向に対して第1角度で傾斜し、
上下に隣り合う前記スラットのうち、上側に位置する上側スラットは、下側に位置する下側スラットに対して前記第1角度よりも大きい第2角度で前記屋外側に回転可能である、シャッター装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記スラットは、
上端に位置し略弧状に形成される上カール部と、
下端に位置して略弧状に形成され、下側に隣り合う前記スラットにおける前記上カール部が外側に嵌合したときに、上下方向に隣り合う前記スラットを互いに回転可能に連結する下カール部と
を有し、
前記下側スラットに対して前記上側スラットが前記屋外側に回転したときに、前記上カール部と前記下カール部は、2点以上で接触する、
請求項1に記載のシャッター装置。
【請求項3】
前記スラットは、
前記下カール部の近傍に配置され、前記見込み方向の前記屋外側の表面が上側に向かうにつれて前記見込み方向の屋内側に向かう下側傾斜部及び前記下側傾斜部よりも上側に配置され、前記屋外側の表面が下側に向かうにつれて前記屋内側に向かう上側傾斜部を有し前記屋内側に突出する突出部と、
前記上カール部の下端から下側に向かうにつれて前記屋外側に向かう傾斜部と、
前記傾斜部と前記上側傾斜部とを繋ぎ前記屋外側に膨出する円弧形状の膨出部と、
を有する、
請求項2に記載のシャッター装置。
【請求項4】
前記シャッターカーテンを開閉駆動するモータを備える、
請求項1に記載のシャッター装置。
【請求項5】
前記シャッターカーテンを閉じたときの前記突出部の前記下側傾斜部の傾斜角度は、使用材料によって異なる水の転落角以上に形成されている、
請求項3に記載のシャッター装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シャッター装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
シャッターは、複数枚のスラットにおいて各スラットの上下に設けた略弧状をなすカール部同士を互いに回転可能に嵌合して連結したシャッターカーテンを有している。シャッターカーテンは、建具開口部の上部に設けたシャッターボックス内の巻取ドラムに内巻き式に巻取る構造を有するものが知られている。シャッターカーテンは、巻取ドラムの室外側において巻き取り及び繰り出しされるものであり、シャッターボックスの建具からの突出幅が小さく、小型に構成できる。
【0003】
シャッターカーテンは、閉動作中に下端部に設けられた座板などが障害物に当接することがある。シャッターカーテンが障害物に当接した場合、シャッターカーテンの巻き回された巻取ドラムの外周付近にはシャッターカーテンの巻き弛み、撓み、だぶつき等が生じやすい。特許文献1には、シャッターカーテンに巻き弛み、撓み、だぶつき等が発生したことを検出することのできるセンサを設け、センサからの検出信号が出力された場合にはシャッターカーテンの閉動作を一時的に停止させ、停止した状態からシャッターカーテンを開動作させる制御方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-190641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された制御は、センサ及びシャッターカーテンの動作が正常であることを前提としている。例えば、シャッター装置が電動の場合、シャッターカーテンを駆動するモータ等に異常が生じ、シャッターカーテンが下限位置に到達した後にも巻取ドラムが回転した場合、シャッターボックス内においてスラットが屋内側に移動して変形、破壊等が生じる可能性がある。
【0006】
シャッター装置が手動の場合、シャッターカーテンを勢いよく閉じると、シャッターカーテンが下限位置に到達した後にも巻取ドラムが慣性で回転し、電動の場合と同じように、シャッターボックス内においてスラットが屋内側に移動して変形、破壊等が生じる可能性がある。
【0007】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、シャッターボックス内におけるスラットの変形、破壊等を抑制できるシャッター装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、複数枚のスラットが連結されたシャッターカーテンと、シャッターボックス内に配置され、前記シャッターカーテンを内巻き式に巻き取り可能な巻取ドラムと、前記シャッターカーテンの幅方向の端部が挿入されるガイドレールと、を備え、前記ガイドレールは、見込み方向に対向配置されたガイド壁を有し、前記幅方向と直交する断面において、前記巻取ドラムに最も長く巻き取られたときの前記シャッターカーテンの外周と、屋外側の前記ガイド壁の上端とを結ぶ前記屋外側の接線は、上下方向に対して第1角度で傾斜し、上下に隣り合う前記スラットのうち、上側に位置する上側スラットは、下側に位置する下側スラットに対して前記第1角度よりも大きい第2角度で前記屋外側に回転可能である、シャッター装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るシャッターシステムの概略構成の一例を示す図である。
図1におけるII-II線部分断面図である。
図1におけるII-II線部分断面図である。
シャッターカーテンを構成するスラットの側面図である。
シャッターカーテンが閉じた状態のスラットの嵌合部の拡大図である。
上側スラット及び下側スラットの側面図である。
上側スラットが第2角度で回転した状態の嵌合部の拡大図である。
巻取ドラムに巻かれたときの嵌合部の拡大図である。
巻取ドラムから離れたときの嵌合部の拡大図である。
図1におけるII-II線部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示のシャッター装置の実施の形態を、図1から図10を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)
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