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公開番号
2025015166
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118380
出願日
2023-07-20
発明の名称
開口部装置及び調光システム
出願人
不二サッシ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E06B
9/264 20060101AFI20250123BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】調光機能を維持しつつ、修理やメンテナンスを可能とする。
【解決手段】建造物の躯体の開口部に設けられる開口部装置100であって、開口部に取り付けられる開口枠10の枠内に設けられた第一ガラス25と、開口枠10の枠内であって第一ガラス25の室内側に上下に並んで設けられた複数の調光板51と、複数の調光板51の水平軸回りの傾斜角度を調節する傾斜角度調節機構57と、傾斜角度調節機構57を作動させる電動の角度調節用アクチュエータ624を有する動力ユニット60とを備え、動力ユニット60が、傾斜角度調節機構57と分離して、開口部装置100から取り外し可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建造物の躯体の開口部に設けられる開口部装置であって、
前記開口部に取り付けられる開口枠の枠内に設けられた第一ガラスと、
前記開口枠の枠内であって前記第一ガラスの室内側に上下に並んで設けられた複数の調光板と、
前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を調節する傾斜角度調節機構と、
前記傾斜角度調節機構を電動で作動させる動力ユニットとを備え、
前記動力ユニットが、前記傾斜角度調節機構と分離して、前記開口部装置から取り外し可能であることを特徴とする開口部装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記開口枠の枠内であって、前記複数の調光板の室内側に設けられた第二ガラスを備えることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
【請求項3】
前記傾斜角度調節機構は、手動操作によって前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を調節可能な傾斜角度入力部を有し、
前記動力ユニットは、前記傾斜角度入力部から前記傾斜角度調節機構を作動させることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
【請求項4】
前記複数の調光板の昇降動作を行う昇降機構を備え、
前記動力ユニットは、前記昇降機構を電動で作動させることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
【請求項5】
前記昇降機構は、手動操作によって前記複数の調光板を昇降可能な昇降入力部を有し、
前記動力ユニットは、前記昇降入力部から前記昇降機構を作動させることを特徴とする請求項4に記載の開口部装置。
【請求項6】
前記複数の調光板よりも外部の照度を検出する外部照度検出部を備え、
前記動力ユニット内に、前記傾斜角度調節機構の制御装置を設け、
前記制御装置は、
前記外部の照度が第一外部閾値未満である場合に、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を水平に調整し、
前記外部の照度が前記第一外部閾値以上であって第二外部閾値未満である場合に、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を外部からの反射光取込角度に調整し、
前記外部の照度が前記第二外部閾値以上である場合に、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を外部からの採光を遮断する遮断角度に調整することを特徴とする請求項1に記載に開口部装置。
【請求項7】
前記制御装置は、前記外部の照度が前記第二外部閾値以上である場合に報知処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の開口部装置。
【請求項8】
前記複数の調光板よりも内部の照度を検出する内部照度検出部を備え、
前記制御装置は、前記外部の照度が前記第二外部閾値未満の場合であって、前記内部の照度が第一内部閾値未満である場合に、前記内部の照度が前記第一内部閾値に近づくように前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を調節することを特徴とする請求項6に記載の開口部装置。
【請求項9】
前記制御装置は、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を調節しても前記内部の照度が前記第一内部閾値に達しない場合に報知処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の開口部装置。
【請求項10】
前記制御装置は、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を調節しても前記内部の照度が前記第一内部閾値に達しない場合に、照明の点灯又は照明の照度増加の指令を出力することを特徴とする請求項8に記載の開口部装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開口部装置及び調光システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
建造物の躯体の開口部に設けられた開口部装置の内側には、調光装置として、遮光板が上下に並んで設けられたいわゆるブラインドが利用されている。
近年、ブラインドは、複数の遮光板の傾斜角度調節や昇降動作を行うためのモータを設け、ボタン操作でこれらを行い、操作性の向上が図られている(例えば、特許文献1参照)。なお、手動によって複数の遮光板の昇降動作及び傾斜角度調節を行う構成は特許文献2及び3のものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-57195号公報
実開平2-25694号公報
実開昭63-167596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の調光装置は、装置上端に位置する筐体内に複数の遮光板の傾斜角度調節や昇降動作を行うための機械構成、動力としてのモータ、動力伝達機構、電源回路等が全て格納されている。
このため、例えば、モータの故障やメンテナンスの必要が生じた場合に、調光装置の全てを開口部から取り外して修理対応を行わねばならず、その間、開口部における調光機能が完全に喪失してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、調光機能を維持しつつ、簡便に修理やメンテナンスを可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
建造物の躯体の開口部に設けられる開口部装置であって、
前記開口部に取り付けられる開口枠の枠内に設けられた第一ガラスと、
前記開口枠の枠内であって前記第一ガラスの室内側に上下に並んで設けられた複数の調光板と、
前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を調節する傾斜角度調節機構と、
前記傾斜角度調節機構を作動させる電動の角度調節用アクチュエータを有する動力ユニットとを備え、
前記動力ユニットが、前記傾斜角度調節機構と分離して、前記開口部装置から取り外し可能であることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、調光システムにおいて、
上記の開口部装置と、
建造物の外部の照度を検出する外部照度検出部と、
前記開口部装置の制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記外部の照度が第一外部閾値未満である場合に、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を水平に調整し、
前記外部の照度が前記第一外部閾値以上であって第二外部閾値未満である場合に、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を外部からの反射光取込角度に調整し、
前記外部の照度が前記第二外部閾値以上である場合に、前記複数の調光板の水平軸回りの傾斜角度を外部からの採光を遮断する閉鎖角度に調整することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本願発明は、修理やメンテナンスの必要時にも、調光機能を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の開口部装置の横断面図である。
図1におけるA-A線に沿った開口部装置の縦断面図である。
開口部装置の昇降機構を左方から見た左側面図である。
開口部装置の傾斜角度調節機構を左方から見た左側面図である。
動力ユニットの昇降機構の駆動機構の背面図であって昇降機構との連結状態を示す。
動力ユニットの昇降機構の駆動機構の背面図であって昇降機構との非連結状態とを示す。
動力ユニットの傾斜角度調節機構の駆動機構の背面図であって傾斜角度調節機構との連結状態を示す。
動力ユニットの傾斜角度調節機構の駆動機構の背面図であって傾斜角度調節機構との非連結状態を示す。
動力ユニットの平面図であって昇降機構及び傾斜角度調節機構との連結状態を示す。
動力ユニットの平面図であって昇降機構及び傾斜角度調節機構との非連結状態とを示す。
動力ユニットの全体構成とその周辺機器を示すブロック図である。
第2実施形態の調光システムの概略構成を示すブロック図である。
調光制御における外部の照度が第一外部閾値未満の状態を示す概念図である。
調光制御における外部の照度が第一外部閾値以上第二外部閾値未満の状態を示す概念図である。
調光制御における外部の照度が第二外部閾値以上の状態を示す概念図である。
調光制御のフローチャートである。
開口部装置の他の態様を示すブロック図である。
昇降装置の駆動機構の他の態様を示す後面図である。
傾斜角度調節機構の駆動機構の他の態様を示す後面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態である開口部装置について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態はあくまで本発明の一例であり、本発明が下記に説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
第1実施形態では、本発明を引違い窓の開口部装置に適用した場合について例示する。
(【0011】以降は省略されています)
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