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公開番号
2025011515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113682
出願日
2023-07-11
発明の名称
改装建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
E06B
1/56 20060101AFI20250117BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】新設枠材を補強材に固定する箇所の意匠性と安全性を簡単に確保するとともに、改装建具の周辺部に対する補強材の各種の納まりに容易に対応する。
【解決手段】改装建具1は、建物10の開口部11に設けられた既設縦枠材34と、既設縦枠材34を覆う新設縦枠材7と、既設縦枠材34又は建物10の躯体12に固定された補強材40と、新設縦枠材7を補強材40に固定する固定ネジ52と、補強材40に取り外し可能に取り付けられて、補強材40から突出する固定ネジ52の先端側の部分を覆うカバー60を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に設けられた既設枠材と、前記既設枠材を覆う新設枠材と、を備えた改装建具であって、
前記既設枠材又は前記建物の躯体に固定された補強材と、
前記新設枠材を前記補強材に固定する固定ネジと、
前記補強材に取り外し可能に取り付けられて、前記補強材から突出する前記固定ネジの先端側の部分を覆うカバーと、
を備えた改装建具。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された改装建具において、
前記カバーは、前記補強材に取り外し可能に取り付けられる取付部と、前記取付部に連続して設けられて前記固定ネジの先端側の部分を覆う覆い部と、を有する改装建具。
【請求項3】
請求項2に記載された改装建具において、
前記覆い部は、前記取付部から突出して前記固定ネジの先端側の部分を室内外方向において覆う第1覆い片と、前記第1覆い片から突出して前記固定ネジの先端側の部分を左右方向において覆う第2覆い片と、を有する改装建具。
【請求項4】
請求項2又は3に記載された改装建具において、
前記取付部を前記補強材に取り外し可能に取り付ける取付ネジを備え、
前記覆い部は、前記固定ネジの先端側の部分及び前記取付部から突出する前記取付ネジの先端側の部分を覆う改装建具。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれかに記載された改装建具において、
前記既設枠材は、既設縦枠材であり、
前記新設枠材は、新設縦枠材である改装建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定ネジにより、補強材に新設枠材が固定された改装建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
建具を改装するときには、既設建具の既設枠材を残して、改装用の新設枠材を設置する。その際、新設枠材を補強するため、新設枠材を補強材に固定することがある。また、このような改装建具として、従来、既設枠材である既設ドア枠の縦枠に固定された補強材と、新設枠材である新設ドア枠の縦枠の室外側部位に固定された外額縁を備えた改装ドアが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の改装ドアでは、補強材は、既設ドア枠の縦枠よりも室外側に延びる延出部を有し、新設ドア枠の縦枠は、連結ネジにより、補強材の延出部に固定される。また、外額縁は、新設ドア枠の縦枠の室外側部位から建物の外壁まで配置されて、既設ドア枠の縦枠と連結ネジを室外側から覆う。ところが、外額縁を設けた改装ドアでは、外額縁に加えて、外額縁の固定用のネジと、ネジを隠すネジカバーを設ける必要があり、部品の数が多くなる傾向がある。また、改装ドアの周辺部(例えば、建物の外壁)に対する外額縁の各種の納まりに対応して、外額縁の加工による調整作業等が必要となり、改装ドアの施工に手間がかかる虞がある。
【0004】
そのため、コストの削減等のため、外額縁を設けずに、改装ドアを設置することが求められる。しかしながら、外額縁をなくした場合には、補強材から突出する連結ネジの先端側の部分が露出することがあり、新設ドア枠の縦枠を補強材に固定する箇所の意匠性と安全性を確保するための手段が別途必要となる。これに伴い、改装ドアの施工の手間が増えることが懸念される。また、補強材については、改装ドアの周辺部に対する各種の納まりに対応することも求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7075277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、新設枠材を補強材に固定する箇所の意匠性と安全性を簡単に確保するとともに、改装建具の周辺部に対する補強材の各種の納まりに容易に対応することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
建物の開口部に設けられた既設枠材と、前記既設枠材を覆う新設枠材と、を備えた改装建具であって、
前記既設枠材又は前記建物の躯体に固定された補強材と、
前記新設枠材を前記補強材に固定する固定ネジと、
前記補強材に取り外し可能に取り付けられて、前記補強材から突出する前記固定ネジの先端側の部分を覆うカバーと、
を備えた改装建具である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、新設枠材を補強材に固定する箇所の意匠性と安全性を簡単に確保できるとともに、改装建具の周辺部に対する補強材の各種の納まりに容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の改装建具を示す正面図である。
本実施形態の改装建具を示す縦断面図である。
本実施形態の改装建具を示す横断面図である。
本実施形態の改装建具の既設縦枠材及び新設縦枠材を含む部分を示す横断面図である。
本実施形態の補強材、カバー、及び、取付ネジを示す横断面図である。
カバーを補強材から取り外した改装建具の例を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の改装建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の改装建具は、既設建具が改装用の新設建具により改装された建具であり、既設枠の既設枠材と新設枠の新設枠材を備えている。以下、改装建具が改装ドアである場合を例にとり、本実施形態の枠改建具について説明する。従って、既設建具は、既設ドアであり、新設建具は、新設ドアである。
(【0011】以降は省略されています)
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