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公開番号
2025004808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104644
出願日
2023-06-27
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
3/96 20060101AFI20250108BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】横枠の樹脂枠部を交換する際の作業を容易化する。
【解決手段】下枠12の金属枠部42には、見付け方向に沿って内周側に延在する下枠見付け壁部42bが設けられ、縦枠13の金属枠部44には、見込み方向に沿った取付面P1が端部に設けられているとともに、取付面P1を除く部分に見付け方向に沿って内周側に延在する先縦枠見付け壁部44bが設けられ、シール部材B1を介して縦枠13の取付面P1に下枠12が接合する状態で縦枠13及び下枠12が互いに連結され、かつ下枠見付け壁部42bよりも室外側となる部分及び先縦枠見付け壁部44bよりも室外側となる部分にそれぞれシール部材2を介して障子20が配設される建具であって、先縦枠見付け壁部44bの端面が下枠見付け壁部42bの内周側に位置する面に対向し、下枠12の金属枠部42が端面をシール部材B1に当接した状態で縦枠13及び下枠12が互いに連結されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体を構成する横枠及び縦枠は、それぞれ金属によって成形した金属枠部と、樹脂によって成形した樹脂枠部とを有し、
前記横枠の金属枠部には、見付け方向に沿って内周側に延在する横枠見付け壁部が設けられ、
前記縦枠の金属枠部には、見込み方向に沿った取付面が端部に設けられているとともに、前記取付面を除く部分に見付け方向に沿って内周側に延在する縦枠見付け壁部が設けられ、
シール材を介して前記縦枠の取付面に前記横枠が接合する状態で前記縦枠及び前記横枠が互いに連結され、かつ前記横枠見付け壁部よりも室外側となる部分及び前記縦枠見付け壁部よりも室外側となる部分にそれぞれタイト材を介して面材が配設される建具であって、
前記縦枠見付け壁部の端面が前記横枠見付け壁部の内周側に位置する面に対向し、かつ前記横枠の金属枠部が端面を前記シール材に当接した状態で前記縦枠及び前記横枠が互いに連結されていることを特徴とする建具。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記横枠の樹脂枠部は、端面が前記取付面から離隔されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記横枠の樹脂枠部は、前記横枠見付け壁部の内周側に位置する面に対向するカバー部を有し、
前記カバー部は、端面が前記縦枠見付け壁部の内周側に位置する面に対向されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項4】
前記縦枠見付け壁部の室外に臨む縁部及び前記横枠見付け壁部の室外に臨む縁部のそれぞれには、前記タイト材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項5】
前記縦枠の内周側となる部分に溝形成部が全長にわたって設けられ、
溝形成部には、内周側に開口する嵌合溝が設けられ、
前記縦枠の樹脂枠部には、嵌合溝に嵌合する嵌合ヒレ部が設けられ、
前記横枠の樹脂枠部において嵌合溝に対向する部分は、溝形成部の内周側となる見込み面に当接、もしくは溝形成部の内周側となる見込み面よりも内周側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
縦枠と横枠とを四周組みする場合には、縦枠の見込み面と横枠の端面との間にシール材を介在させた状態で相互に接合するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭57-174681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建具には、断熱性を向上させる等の目的から縦枠及び横枠として、金属によって成形された金属枠部と、樹脂によって成形された樹脂枠部とを有した構成したものを適用する場合がある。この種の建具では、施工中に横枠の樹脂枠部に汚れや傷等の損傷が発生した場合、樹脂枠部のみを交換する事態が生じ得る。
【0005】
上記のように、縦枠と横枠との間にシール材が設けられている場合には、樹脂枠部をシール材から引き剥がす必要があり、作業が煩雑となる。また、交換後の新たな樹脂枠部と縦枠との間には、改めてシール材を設ける必要があり、作業が一層煩雑化する。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、横枠の樹脂枠部を交換する際の作業を容易化することのできる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、枠体を構成する横枠及び縦枠は、それぞれ金属によって成形した金属枠部と、樹脂によって成形した樹脂枠部とを有し、前記横枠の金属枠部には、見付け方向に沿って内周側に延在する横枠見付け壁部が設けられ、前記縦枠の金属枠部には、見込み方向に沿った取付面が端部に設けられているとともに、前記取付面を除く部分に見付け方向に沿って内周側に延在する縦枠見付け壁部が設けられ、シール材を介して前記縦枠の取付面に前記横枠が接合する状態で前記縦枠及び前記横枠が互いに連結され、かつ前記横枠見付け壁部よりも室外側となる部分及び前記縦枠見付け壁部よりも室外側となる部分にそれぞれタイト材を介して面材が配設される建具であって、前記縦枠見付け壁部の端面が前記横枠見付け壁部の内周側に位置する面に対向し、かつ前記横枠の金属枠部が端面を前記シール材に当接した状態で前記縦枠及び前記横枠が互いに連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、横枠の金属枠部のみをシール材に当接させるようにしているため、横枠の樹脂枠部を交換する場合にシール材から引き剥がす作業が生じない。しかも、縦枠見付け壁部の端面を横枠見付け壁部の内周側に位置する面に対向させるようにしているため、横枠の樹脂枠部と縦枠との接合部が、横枠見付け壁部及び縦枠見付け壁部と面材との間のタイト材によって構成されるタイトラインに対して内周側、もしくは室内側となるため、横枠の樹脂枠部と縦枠との接合部にシール材を設けることなく水密性を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態1である建具を室内側から見た姿図である。
図1に示した建具の縦断面図である。
図1に示した建具の横断面図である。
図1に示した建具の横枠と縦枠との連結部分を室外側上方から見た要部斜視図である。
図1に示した建具の横枠と縦枠との連結部分を室内側下方から見た要部斜視図である。
図1に示した建具の横枠と縦枠の樹脂枠部との連結部分を室内側下方から見た要部斜視図である。
図1に示した建具の要部を示すもので、(a)は縦枠を室内側下方から見た斜視図、(b)は(a)において横枠の樹脂枠部を追加して室内側下方から見た要部斜視図である。
図1に示した建具に適用する横枠を示すもので、(a)は内周側上方から見た斜視図、(b)は外周側上方から見た斜視図である。
図1に示した建具の要部を示すもので、(a)は横枠の端部を示す平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)において縦枠の金属枠部を追加して示す平面図、(d)は(c)において縦枠の樹脂枠部を追加して示す平面図である。
図1に示した建具の横枠と縦枠との連結部分を示すもので、(a)は室内側から見た図、(b)は(a)から縦枠の金属枠部を取り外した状態の図である。
本発明の実施の形態2である建具を室内側から見た姿図である。
図11に示した建具の縦断面図である。
図11に示した建具の横断面図である。
図11に示した建具の横枠と縦枠との連結部分を室外側上方から見た要部斜視図である。
図14において横枠の金属枠部を一部破断し、かつ縦枠の樹脂枠部を省略した斜視図である。
図11に示した建具の横枠と縦枠との連結部分を室内側下方から見た要部斜視図である。
図1に示した建具の横枠と縦枠の樹脂枠部との連結部分を室内側下方から見た要部斜視図である。
図11に示した建具の要部を示すもので、(a)は縦枠を室内側下方から見た斜視図、(b)は(a)において横枠の樹脂枠部を追加して室内側下方から見た要部斜視図である。
図11に示した建具に適用する横枠を示すもので、(a)は内周側上方から見た斜視図、(b)は外周側上方から見た斜視図である。
図11に示した建具の要部を示すもので、(a)は横枠の端部を示す平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)において縦枠の金属枠部を構成する縦金属枠本体を追加して示す平面図、(d)は(c)において押縁を追加して示す平面図、(e)は(d)において縦枠の樹脂枠部を追加して示す平面図である。
図11に示した建具の横枠と縦枠との連結部分を示すもので、(a)は室内側から見た図、(b)は(a)から縦枠の金属枠部を取り外した状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下においては便宜上、見込み方向及び見付け方向という用語を用いる場合がある。見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った面については見込み面と称する場合がある。見付け方向とは、下枠等のように水平方向に沿って延在するものの場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向である。縦枠等のように上下方向に沿って延在するものの場合には、見込み方向に直交した水平に沿う方向を見付け方向という。見付け方向に沿った面については、見付け面と称する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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