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公開番号2024132891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024017355
出願日2024-02-07
発明の名称サッシ
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 3/26 20060101AFI20240920BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】高い気密性を維持しつつ防露性を向上できるサッシを提供する。
【解決手段】複層ガラスと、上下方向に延び複層ガラスの幅方向の両縁部に沿って設けられた縦框33と、幅方向に延び複層ガラスの上縁部および下縁部に沿って設けられた下框31および上框と、を有し、縦框33は、複層ガラスの縁部が嵌め込まれる縦框ガラス溝部331が形成され、下框31、複層ガラスの縁部が嵌め込まれる下框ガラス溝部311の屋外側を形成する金属下框材5と、下框ガラス溝部311の屋内側を形成する第1樹脂下框材6と、第1樹脂下框材6を縦框ガラス溝部331の底部と接触する状態に維持するネジ612と、を有する。
【選択図】図9

特許請求の範囲【請求項1】
ガラスパネルと、
上下方向に延び前記ガラスパネルの幅方向の両縁部に沿って設けられた縦部材と、
幅方向に延び前記ガラスパネルの上縁部および下縁部に沿って設けられた横部材と、を有し、
前記縦部材は、前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる縦ガラス溝部が形成され、
前記横部材は、
前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる横ガラス溝部の屋外側を形成する横金属形材と、
前記横ガラス溝部の屋内側を形成する横樹脂形材と、
前記横樹脂形材を前記縦ガラス溝部の底部と接触する状態に維持する第1保持手段と、を有するサッシ。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記縦ガラス溝部の底部には、気密部材が設けられている請求項1に記載のサッシ。
【請求項3】
前記第1保持手段は、前記横樹脂形材を前記横金属形材に固定する横形材固定具である請求項1に記載のサッシ。
【請求項4】
前記横樹脂形材は、等間隔の複数箇所において前記横金属形材に前記横形材固定具で固定されている請求項3に記載のサッシ。
【請求項5】
ガラスパネルと、
上下方向に延び前記ガラスパネルの幅方向の両縁部に沿って設けられた縦部材と、
幅方向に延び前記ガラスパネルの上縁部および下縁部に沿って設けられた横部材と、を有し、
前記縦部材は、
前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる縦ガラス溝部の屋外側を形成する縦金属形材と、
前記縦ガラス溝部の屋内側を形成する縦樹脂形材と、を有し、
前記横部材は、
前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる横ガラス溝部の屋外側を形成する横金属形材と、
前記横ガラス溝部の屋内側を形成する横樹脂形材と、を有し、
前記横樹脂形材と前記縦樹脂形材とを接触した状態に維持する第2保持手段を更に有するサッシ。
【請求項6】
前記第2保持手段は、前記縦樹脂形材を前記縦金属形材に固定する縦形材固定具である請求項5に記載のサッシ。
【請求項7】
前記縦樹脂形材は、等間隔の複数箇所において前記縦金属形材に前記縦形材固定具で固定されている請求項6に記載のサッシ。
【請求項8】
前記第2保持手段は、前記横樹脂形材を前記横金属形材に固定する横形材固定具である請求項5から7のいずれか一項に記載のサッシ。
【請求項9】
前記横樹脂形材は、等間隔の複数箇所において前記横金属形材に前記横形材固定具で固定されている請求項8に記載のサッシ。
【請求項10】
前記横金属形材には、前記横ガラス溝部に外気が流入する外気流入孔が形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載のサッシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サッシに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、枠や框にアルミなどの金属形材と樹脂形材とを組み合わせた複合サッシは、屋外側に金属形材を設け屋内側に樹脂形材を設けて、断熱性および防露性を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-60232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複合サッシにおけるガラスパネルの縁部が嵌め込まれるガラス溝部は、強度や気密性を考慮して全体が金属形材で形成されることが一般的である。すなわち、ガラス溝部におけるガラスパネルの屋内側の側面も金属形材で形成されている。このため、屋外の冷気によって金属形材が冷やされると、金属形材におけるガラスパネルの屋内側の側面を形成する部分にも冷気が伝わり、金属形材の屋内側が樹脂形材に覆われている場合でも枠や框に結露が生じることがある。
【0005】
本開示は、高い気密性を維持しつつ防露性を向上できるサッシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るサッシは、ガラスパネルと、上下方向に延び前記ガラスパネルの幅方向の両縁部に沿って設けられた縦部材と、幅方向に延び前記ガラスパネルの上縁部および下縁部に沿って設けられた横部材と、を有し、前記縦部材は、前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる縦ガラス溝部が形成され、前記横部材は、前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる横ガラス溝部の屋外側を形成する横金属形材と、前記横ガラス溝部の屋内側を形成する横樹脂形材と、前記横樹脂形材を前記縦ガラス溝部の底部と接触する状態に維持する第1保持手段と、を有する。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係るサッシは、ガラスパネルと、上下方向に延び前記ガラスパネルの幅方向の両縁部に沿って設けられた縦部材と、幅方向に延び前記ガラスパネルの上縁部および下縁部に沿って設けられた横部材と、を有し、前記縦部材は、前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる縦ガラス溝部の屋外側を形成する縦金属形材と、前記縦ガラス溝部の屋内側を形成する縦樹脂形材と、を有し、前記横部材は、前記ガラスパネルの縁部が嵌め込まれる横ガラス溝部の屋外側を形成する横金属形材と、前記横ガラス溝部の屋内側を形成する横樹脂形材と、を有し、前記横樹脂形材と前記縦樹脂形材とを接触した状態に維持する第2保持手段を更に有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態によるサッシの鉛直断面図である。
第1実施形態によるサッシの水平断面図である。
外障子の斜視図である。
図1の部分拡大図である。
下框の戸先側の端部の斜視図である。
下框の召合せ側の端部の斜視図である。
上框の戸先框側の端部の斜視図である。
上框の召合せ框側の端部の斜視図である。
下框と戸先側の縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
下框と戸先側の縦框との接合部の屋内側から見た斜視図である。
下框と召合せ側の縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
上框と戸先側の縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
上框と戸先側の縦框との接合部の屋内側から見た斜視図である。
第2実施形態によるサッシの鉛直断面図である。
第2実施形態によるサッシの水平断面図である。
第2実施形態によるサッシの斜視図である。
下枠と縦枠との接合部の屋外側から見た斜視図である。
下枠と縦枠との接合部の屋外側から見た斜視図である。
第3実施形態によるサッシの鉛直断面図である。
第3実施形態によるサッシの水平断面図である。
第3実施形態によるサッシの斜視図である。
下框と縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
下框と縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
第1実施形態によるサッシの変形例の鉛直断面図である。
第1実施形態によるサッシの変形例の水平断面図である。
第2実施形態によるサッシの変形例の鉛直断面図である。
第2実施形態によるサッシの変形例の水平断面図である。
第2実施形態によるサッシの他の変形例の鉛直断面図である。
第2実施形態によるサッシの他の変形例の水平断面図である。
第3実施形態によるサッシの変形例の鉛直断面図である。
第3実施形態によるサッシの変形例の水平断面図である。
第3実施形態によるサッシの他の変形例の鉛直断面図である。
第3実施形態によるサッシの他の変形例の水平断面図である。
横樹脂形材がカシメによって横金属形材に固定されている形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1および図2に示すように、第1実施形態のサッシ1Aは、引き違いサッシである。
サッシ1Aは、屋外と屋内とを仕切る外壁に設けられている。図面では、屋外を符号11で示し、屋内を符号12で示す。以下では、サッシ1Aが設けられている外壁に沿った水平方向を左右方向と表記する。図面では、左右方向を矢印Xで示す。サッシ1Aが設けられている外壁に直交する方向であり、左右方向に直交する方向を屋内外方向と表記する。
図面では、屋内外方向を矢印Yで示す。図面では、上下方向を矢印Zで示す。左右方向は、「幅方向」に相当する。以下では、左右方向において端部に対する中央側を内側と表記し、中央に対する端部側を外側と表記することがある。サッシ1Aを構成する長尺の形材の説明においては、形材が延びる方向を長さ方向と表記することがある。
【0010】
サッシ1Aは、枠体2と、外障子3と、内障子4と、を有する。枠体2は、下枠21と、上枠22と、左右の縦枠23,24と、を有する。外障子3および内障子4は、それぞれ框体36,46と、複層ガラス35,45と、を有する。框体36,46は、それぞれ下框31,41と、上框32,42と、左右の縦框33,34,43,44と、を有する。下框31,41は、それぞれ複層ガラス35,45の下縁部に沿って左右方向に延びている。上框32,42は、それぞれ複層ガラス35,45の上縁部に沿って左右方向に延びている。下框31,41および上框32,42は、「横部材」に相当する。縦框33,34,43,44は、それぞれ複層ガラス35,45の左右方向の両縁部に沿って上下方向に延びている。縦框33,34,43,44は、「縦部材」に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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