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公開番号
2024132756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023060469
出願日
2023-03-15
発明の名称
防火設備用の非常出入引戸
出願人
株式会社高橋監理
代理人
主分類
E06B
5/16 20060101AFI20240920BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 防火地区の狭小地で3階以上の建物を建築する際に、土地の有効利用を促進し建物と道路との間隔を最小限にして建築するため、横引き構造を採用した、片引き防火戸の非常用進入口を提供することを課題とする。
【解決手段】 厚さ0.8mm~1.6mmの平板鋼板と厚さ6.8mmの網入りガラスで構成した片引き防火戸を提供する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
耐火建築物の、ALC外壁の開口部に取り付けるための非常用進入口の防火設備において、
厚さ0.8mm~1.6mmの平板鋼板と厚さ6.8mmの網入りガラスで、片引き防火戸を構成したことを特徴とする防火設備用の非常出入引戸。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
ALC外壁の防火戸取付用開口部の上部外面に、前記平板鋼板で概ねZ形に成形したZ形被せ部材のALC固定部をネジで取り付けると共に、上部内面に、前記平板鋼板で概ねZ形に成形した上部ガイドレール部材のALC固定部をネジで取り付け、前記Z形被せ部材と前記上部ガイドレール部材を固定し、さらに前記防火戸取付用開口部の開口部下面に、前記平板鋼板で逆凹形に成形したALC開口部被せ部材を取り付け、さらに前記ALC開口部被せ部材のALC室外側固定部に前記平板鋼板で概ねZ形に成形した引戸用レール部材のレール固定部を重ね合わせて固定したことを特徴とする請求項1に記載の防火設備用の非常出入引戸。
【請求項3】
前記片引き防火戸の上桟は、前記平板鋼板を概ね弓の字形に折り曲げ成形した上部弓形ガラス固定部材と上下逆L形に成形したL形上桟部材を合わせ、前記L形上桟部材に成形したレール挟込部と前記上部弓形ガラス固定部材に成形したレール挟込部を、前記上部ガイドレール部材に成形した上部レール部を挿入するための隙間を設けて固定すると共に、前記上部弓形ガラス固定部材の下部を概ねZ形に折り曲げ、前記L形上桟部材の上桟カバー部との間に前記網入りガラスを挟み込むためのガラス縦固定部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の防火設備用の非常出入引戸。
【請求項4】
前記片引き防火戸の下桟は、前記平板鋼板を概ね弓の字形に折り曲げ成形した下部弓形ガラス固定部材の戸車固定部に戸車を取り付け、L形に成形したL形下桟部材のレール挟込部と前記下部弓形ガラス固定部材に成形したレール挟込部を、前記引戸用レール部材の下部レール部を挿入するための隙間を設けて固定すると共に、前記下部弓形ガラス固定部材の上部を概ねZ形に折り曲げ、前記L形下桟部材の下桟カバー部との間に前記網入りガラスを挟み込むためのガラス縦固定部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の防火設備用の非常出入引戸。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、狭小地の鉄骨造の建物の外壁に設けられる非常用進入口(非常時に消防隊が救出活動をするための進入口)に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ビル等の建築物については、火災時その他の非常事態の発生時に消防士、救急隊等による消火活動や、救助活動のため建物外部から進入できるように非常用の進入口を設けることが建築基準法で義務づけられている。
前記建築基準法では、建物の高さ31m以下の部分にある3階以上の階には、火災時などの非常用進入口の設置が義務づけられており、この非常用進入口を採光又は通気窓として兼用する場合には、その採光又は通気窓に直径1m以上の円が内接できるガラスを用いるか、あるいは窓開放時の大きさが、幅75cm以上で、かつ高さ120cm以上で、床面から80cm以下に設けなければならないと決められている。
【0003】
前記非常用進入口としては、一般的に次のような3方式が採用されている。
(1)窓が外側に開くタイプ。
(2)窓が内側に開くタイプ。
(3)窓が回転するタイプ。
【0004】
前記、(1)窓が外側に開くタイプは、窓と枠との間の雨仕舞いが容易であるため、止水性を確保しやすいが、窓を開放する際、窓が建物の外壁面から外側に大きく突出するため、建築基準法で定められているように、窓先端部を道路に越境させないためには建物の外面から道路境界までの空地が必要となる。
そのため、狭小地において建物を建てる場合、土地を有効活用すると云う観点において建物外壁の外側に空地が必要となる場合がある。
【0005】
前記、(2)窓が内側に開くタイプは、道路境界までの法的寸法を考慮せず設置することができるが、止水性に難が生じる場合がある。
【0006】
前記、(3)窓が回転するタイプは、窓の上下半分が室内にせり出すため、止水性に関しては(1)の外側に開くタイプと(2)の内側に開くタイプの長所と短所を併せ持つことになる。また、窓の上下半分を外壁面から大きく突出させる必要があるため道路境界までの法的寸法が必要となる。
【0007】
このように前記(1)、(2)、(3)の3方式においては、いずれも長所と短所があるが、現状では、火災が発生した場合、消防士が背負っている空気ボンベが、破壊した窓ガラス等に引っ掛からないように窓を全開させる必要があるため、窓が外側に開くタイプが多く使用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の現状に鑑み、防火地区の狭小地で3階以上の建物を建築する際に、土地の有効利用を促進し建物と道路との間隔を最小限にして建築するため、横引き構造を採用した、片引き防火戸の非常用進入口を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、耐火建築物の、ALC外壁の開口部に取り付けるための非常用進入口の防火設備において、厚さ0.8mm~1.6mmの平板鋼板と厚さ6.8mmの網入りガラスで、片引き防火戸を構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、ALC外壁の防火戸取付用開口部の上部外面に、前記平板鋼板で概ねZ形に成形したZ形被せ部材のALC固定部をネジで取り付けると共に、上部内面に、前記平板鋼板で概ねZ形に成形した上部ガイドレール部材のALC固定部をネジで取り付け、前記Z形被せ部材と前記上部ガイドレール部材を固定し、さらに前記防火戸取付用開口部の開口部下面に、前記平板鋼板で逆凹形に成形したALC開口部被せ部材を取り付け、さらに前記ALC開口部被せ部材のALC室外側固定部に前記平板鋼板で概ねZ形に成形した引戸用レール部材のレール固定部を重ね合わせて固定したことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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