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公開番号2024131724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042157
出願日2023-03-16
発明の名称サッシ
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E06B 3/26 20060101AFI20240920BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】高い気密性を維持しつつ防露性を向上できるサッシを提供する。
【解決手段】複層ガラス35と、複層ガラス35の縁部に沿って設けられ、複層ガラス35を支持する框体36と、を有し、框体36は、複層ガラス35が嵌め込まれる下框ガラス溝部311の屋外側を形成する金属下框材5と、下框ガラス溝部311の屋内側を形成する第1樹脂下框材6と、第1樹脂下框材6の屋内側に設けられる第2樹脂下框材7と、を有する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
ガラスパネルと、
前記ガラスパネルの縁部に沿って設けられ、前記ガラスパネルを支持するガラス支持部材と、を有し、
前記ガラス支持部材は、
前記ガラスパネルが嵌め込まれるガラス溝部の屋外側を形成する金属形材と、
前記ガラス溝部の屋内側を形成する第1樹脂形材と、
前記第1樹脂形材の屋内側に設けられる第2樹脂形材と、を有するサッシ。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記第1樹脂形材は、前記金属形材に固定具で固定されている請求項1に記載のサッシ。
【請求項3】
前記第1樹脂形材における前記ガラスパネルの縁部に沿った長さ方向の端部と、前記第2樹脂形材における前記長さ方向の端部とは、前記長さ方向においてずれた位置に配置されている請求項1または2に記載のサッシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サッシに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、枠や框にアルミなどの金属形材と樹脂形材とを組み合わせた複合サッシは、屋外側に金属形材を設け屋内側に樹脂形材を設けて、断熱性および防露性を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-60232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複合サッシにおけるガラスパネルの縁部が嵌め込まれるガラス溝部は、強度や気密性を考慮して全体が金属形材で形成されることが一般的である。すなわち、ガラス溝部におけるガラスパネルの屋内側の側面も金属形材で形成されている。このため、屋外の冷気によって金属形材が冷やされると、金属形材におけるガラスパネルの屋内側の側面を形成する部分にも冷気が伝わり、金属形材の屋内側が樹脂形材に覆われている場合でも枠や框に結露が生じることがある。
【0005】
本開示は、高い気密性を維持しつつ防露性を向上できるサッシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るサッシは、ガラスパネルと、前記ガラスパネルの縁部に沿って設けられ、前記ガラスパネルを支持するガラス支持部材と、を有し、前記ガラス支持部材は、前記ガラスパネルが嵌め込まれるガラス溝部の屋外側を形成する金属形材と、前記ガラス溝部の屋内側を形成する第1樹脂形材と、前記第1樹脂形材の屋内側に設けられる第2樹脂形材と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態によるサッシの鉛直断面図である。
第1実施形態によるサッシの水平断面図である。
外障子の斜視図である。
図1の部分拡大図である。
下框の戸先側の端部の斜視図である。
下框の召合せ側の端部の斜視図である。
上框の戸先框側の端部の斜視図である。
上框の召合せ框側の端部の斜視図である。
下框と戸先側の縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
下框と戸先側の縦框との接合部の屋内側から見た斜視図である。
下框と召合せ側の縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
上框と戸先側の縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
上框と戸先側の縦框との接合部の屋内側から見た斜視図である。
第2実施形態によるサッシの鉛直断面図である。
第2実施形態によるサッシの水平断面図である。
第2実施形態によるサッシの斜視図である。
下枠と縦枠との接合部の屋外側から見た斜視図である。
下枠と縦枠との接合部の屋外側から見た斜視図である。
第3実施形態によるサッシの鉛直断面図である。
第3実施形態によるサッシの水平断面図である。
第3実施形態によるサッシの斜視図である。
下框と縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
下框と縦框との接合部の屋外側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
図1および図2に示すように、第1実施形態のサッシ1Aは、引き違いサッシである。サッシ1Aは、屋外と屋内とを仕切る外壁に設けられている。図面では、屋外を符号11で示し、屋内を符号12で示す。以下では、サッシ1Aが設けられている外壁に沿った水平方向を左右方向と表記する。図面では、左右方向を矢印Xで示す。サッシ1Aが設けられている外壁に直交する方向であり、左右方向に直交する方向を屋内外方向と表記する。図面では、屋内外方向を矢印Yで示す。図面では、上下方向を矢印Zで示す。以下では、左右方向において端部に対する中央側を内側と表記し、中央に対する端部側を外側と表記することがある。サッシ1Aを構成する長尺の形材の説明においては、形材が延びる方向を「長さ方向」と表記することがある。
【0009】
サッシ1Aは、枠体2と、外障子3と、内障子4と、を有する。枠体2は、下枠21と、上枠22と、左右の縦枠23,24と、を有する。外障子3および内障子4は、それぞれ框体36,46と、複層ガラス35,45と、を有する。框体36,46は、それぞれ下框31,41と、上框32,42と、左右の縦框33,34,43,44と、を有する。下框31,41は、それぞれ複層ガラス35,45の下縁部に沿って左右方向に延びている。上框32,42は、それぞれ複層ガラス35,45の上縁部に沿って左右方向に延びている。縦框33,34,43,44は、それぞれ複層ガラス35,45の左右方向の両縁部に沿って上下方向に延びている。下框31,41、上框32,42および縦框33,34,43,44は、「ガラス支持部材」に相当する。
【0010】
サッシ1Aは、金属と樹脂の複合サッシである。枠体2、框体36,46は、屋外側に設けられるアルミニウムなどの金属製の形材と、屋内側に設けられる樹脂製の形材とが組み合わされている。複層ガラス35,45は、2枚のガラスパネル351,451の間の四辺の縁部全体にスペーサー352,452が設けられ、2枚のガラスパネル351の四辺の縁部全体にグレージングチャンネル353,453が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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