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公開番号2025095401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211371
出願日2023-12-14
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類E06B 7/22 20060101AFI20250619BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】建具の枠体と障子の間に挟まれる気密材が過度に潰れるのを抑制して、気密材の機能を確保する。
【解決手段】建具1は、枠体3と、枠体3に開閉可能に連結されて開位置から枠体3の内側の閉位置Pに向かって閉方向Hに回動する障子2と、枠体3に取り付けられて枠体3と閉位置Pに配置された障子2との間に挟まれる気密材5を備える。枠体3と障子2の一方は、枠体3と障子2の他方に設けられた当接部9に当接して、障子2の閉位置Pから閉方向Hに向かう移動を規制する規制部8を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、前記枠体に開閉可能に連結されて開位置から前記枠体の内側の閉位置に向かって閉方向に回動する障子と、前記枠体に取り付けられて前記枠体と前記閉位置に配置された前記障子との間に挟まれる気密材と、を備えた建具であって、
前記枠体と前記障子の一方は、前記枠体と前記障子の他方に設けられた当接部に当接して、前記障子の前記閉位置から前記閉方向に向かう移動を規制する規制部を有する建具。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載された建具において、
前記枠体は、前記規制部が設けられて前記気密材が取り付けられた下枠を有し、
前記下枠は、前記障子及び前記気密材の下側に位置して前記障子及び前記気密材と対向する対向部を有し、
前記規制部は、前記対向部と前記気密材の間に位置して、前記気密材により覆われ、
前記当接部は、前記障子に設けられて、前記障子が前記閉位置に配置された状態で、前記規制部と対向する建具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記気密材は、ホロー部と、前記ホロー部から前記障子に向かって突出して前記閉位置に配置された前記障子に接触する突片と、を有し、
前記規制部は、前記閉方向に向かって移動する前記障子により前記ホロー部が潰れる前に、前記当接部に当接して、前記障子を停止させる建具。
【請求項4】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記規制部は、前記当接部に当接する部分に設けられた緩衝部を有する建具。
【請求項5】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記当接部は、前記規制部に当接する部分に設けられた緩衝部を有する建具。
【請求項6】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記規制部は、前記障子の戸先部側で前記障子の前記閉方向に向かう移動を規制する建具。
【請求項7】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記規制部は、前記障子の戸先部側と吊元部側のそれぞれで前記障子の前記閉方向に向かう移動を規制する建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、枠体に開閉可能に連結された障子を備えた建具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建具として、枠体、障子、及び、気密材を備えた建具が従来から用いられている。障子は、枠体に開閉可能に連結されて、枠体の内側に配置される。気密材は、枠体と障子の間に挟まれて、枠体と障子の間の箇所で気密機能及び水密機能を発揮する。また、従来、障子の屋外側にかかる負圧により、屋外側に引っ張る力が障子に作用した際に、枠側受け部材と框側受け部材により構成される負圧受け手段により負圧を受ける建具が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の建具では、枠側受け部材が枠体の左縦枠の内周面に固定され、框側受け部材が障子の左縦框の外周面に固定される。障子の左縦框が屋外側に移動した際に、框側受け部材が枠側受け部材に接触して、障子の左縦框の屋外側への移動が阻止される。ところが、従来の建具では、障子の屋内外の気圧差や障子に当たる風等により、障子が屋内側に移動した際には、枠体と障子の間に挟まれた気密材が過度に潰されて、気密材の機能が発揮されない虞がある。特に、建具をビルに設置すると、障子に当たる風が強くなる等して、障子の屋内側への移動及び気密材の過度な潰れが生じ易くなり、気密材に要求される性能が発揮されないことが懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6669555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、建具の枠体と障子の間に挟まれる気密材が過度に潰れるのを抑制して、気密材の機能を確保することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
枠体と、前記枠体に開閉可能に連結されて開位置から前記枠体の内側の閉位置に向かって閉方向に回動する障子と、前記枠体に取り付けられて前記枠体と前記閉位置に配置された前記障子との間に挟まれる気密材と、を備えた建具であって、
前記枠体と前記障子の一方は、前記枠体と前記障子の他方に設けられた当接部に当接して、前記障子の前記閉位置から前記閉方向に向かう移動を規制する規制部を有する建具である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、建具の枠体と障子の間に挟まれる気密材が過度に潰れるのを抑制して、気密材の機能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の建具を示す正面図である。
第1実施形態の建具を示す横断面図である。
第1実施形態の建具を示す縦断面図である。
第1実施形態の建具の下側部分を示す縦断面図である。
第1実施形態の建具の下側部分を示す縦断面図である。
第2実施形態の建具の下側部分を示す縦断面図である。
第2実施形態の建具の下側部分を示す縦断面図である。
第3実施形態の建具の下側部分を示す縦断面図である。
第4実施形態の建具の左右方向における一方側の部分を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の建具は、開閉する障子を備えた建具であり、建物の開口部に設置される。また、建具は、建物の屋内(室内)と屋外(室外)の間に設置されて、障子により、建物の開口部を閉鎖する。以下、建具の複数の実施形態について説明する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の建具1を示す正面図であり、建物に設置された建具1を屋外側からみて示している。図2は、第1実施形態の建具1を示す横断面図であり、図3は、第1実施形態の建具1を示す縦断面図である。
図示のように、建具1は、外開き形式の建具であり、回動により開閉する障子2と、障子2を囲む枠体3と、複数の気密材4~7(上気密材4、下気密材5、左右の縦気密材6、7)を備えている。障子2が枠体3に開閉可能に連結されて、障子2により、枠体3の開口部3Aが開閉される。
(【0011】以降は省略されています)

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