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公開番号2025103212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220422
出願日2023-12-27
発明の名称カーテンウォール
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類E04B 2/88 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約【課題】カーテンウォールの窓パネルに対する太陽光の照射を低減しつつ、カーテンウォールの屋外側を流れる風により効率的に発電する。
【解決手段】カーテンウォール1は、窓パネルである第2パネル5Bと、フィン20と、風力発電装置30と、を備えている。フィン20は、第2パネル5Bよりも屋外側の位置に配置されて、太陽光を遮る。風力発電装置30は、フィン20に設置されて、風力により発電する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
窓パネルを備えたカーテンウォールであって、
前記窓パネルよりも屋外側の位置に配置されて太陽光を遮るフィンと、
前記フィンに設置された風力発電装置と、
を備えたカーテンウォール。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたカーテンウォールにおいて、
前記窓パネルが設けられたビジョン部と、
前記ビジョン部と隣り合うスパンドレル部と、を備え、
前記風力発電装置は、前記スパンドレル部に配置されたカーテンウォール。
【請求項3】
請求項1又は2に記載されたカーテンウォールにおいて、
前記フィンは、風が通過する孔部を有し、
前記風力発電装置は、前記孔部の内側に配置されたカーテンウォール。
【請求項4】
請求項3に記載されたカーテンウォールにおいて、
前記フィンは、屋外側に向かって張り出して前記孔部の開口が形成された張出面部と、前記孔部の開口の屋外側に位置して前記張出面部から突出する突条と、を有するカーテンウォール。
【請求項5】
請求項1又は2に記載されたカーテンウォールにおいて、
前記風力発電装置は、前記フィンに固定されたブラケットに取り付けられて、前記フィンの屋外側に配置されたカーテンウォール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風力発電装置が設けられたカーテンウォールに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
カーテンウォールでは、太陽光が窓パネルに照射されて窓パネルを屋内まで透過する。そのため、屋内の日射への対策が求められることがある。これに対し、従来、風導入部材により、複数の風力発電機と建物の外壁面との間の空間に風を導入するとともに、風力発電機と風導入部材により、日射を遮蔽する風力発電設備が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の風力発電設備では、風導入部材は、複数の風力発電機の風車の風上側に配置されて、屋外側から複数の風力発電機と建物の外壁面との間の空間に風を導入する。また、風は、風導入部材により、建物の外壁面に沿って、風上側の風力発電機から風下側の風力発電機に向かって流れる。ところが、複数の風力発電機のそれぞれによる発電の効率は、風導入部材から離れるほど、風導入部材により導入される風の影響を受け難くなり、風上側の風力発電機と風下側の風力発電機とで変化する虞がある。そのため、従来の風力発電設備では、太陽光の照射は低減できるものの、風力発電機による発電の効率を向上させる観点から、改良の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5534915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、カーテンウォールの窓パネルに対する太陽光の照射を低減しつつ、カーテンウォールの屋外側を流れる風により効率的に発電することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
窓パネルを備えたカーテンウォールであって、
前記窓パネルよりも屋外側の位置に配置されて太陽光を遮るフィンと、
前記フィンに設置された風力発電装置と、
を備えたカーテンウォールである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、カーテンウォールの窓パネルに対する太陽光の照射を低減しつつ、カーテンウォールの屋外側を流れる風により効率的に発電することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
図1のX1-X1線で切断した第1実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
図1のX2-X2線で切断した第1実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを含む風力発電システムの構成を示すブロック図である。
第2実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第2実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
第2実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
図7のX3-X3線で切断した第2実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
図7のX4-X4線で切断した第2実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
第3実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第3実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
第3実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
図12のX5-X5線で切断した第3実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
図12のX6-X6線で切断した第3実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
第4実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第4実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
第4実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
図17のX7-X7線で切断した第4実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
図17のX8-X8線で切断した第4実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のカーテンウォールの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のカーテンウォールは、建物の外壁に設置されて、建物の風力発電システムの一部を構成する。風力発電システムは、カーテンウォールに併設されて、カーテンウォールにおいて風力により発電する。また、カーテンウォールは、建物の外壁で、建物の屋内(室内)と屋外(室外)の間に設置されて、建物の外壁を形成する。以下、カーテンウォールの複数の実施形態について順に説明する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物10に設置されたカーテンウォール1の一部を屋外側からみて示している。図2は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す縦断面図であり、上下方向Rと屋内外方向Tを含む面で切断したカーテンウォール1と建物10の一部を示している。図3は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図であり、左右方向Sと屋内外方向Tを含む面で切断したカーテンウォール1を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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