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公開番号
2025095457
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211468
出願日
2023-12-14
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
1/32 20060101AFI20250619BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】シール性を損なうことなく断熱性を向上させること。
【解決手段】枠体10と、枠体10に対して開閉可能に配設された障子20と、枠体10に設けられたシール部材S1とを備え、枠体10を構成する縦枠13は、金属によって成形された金属枠部130と、樹脂によって成形された樹脂枠部132とを有し、シール部材S1は、枠体10に対して障子20が閉じ位置に配置された場合に障子20に当接する位置に設けられ、金属枠部130と樹脂枠部132とは、シール部材S1が当接する位置を基準として室内空間側となる位置でネジ部材N1により互いに連結されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、前記枠体に対して開閉可能に配設された障子と、前記枠体に設けられたシール部材とを備え、
前記枠体を構成する枠材は、金属によって成形された金属枠成形部と、樹脂によって成形された樹脂枠成形部とを有し、
前記シール部材は、前記枠体に対して前記障子が閉じ位置に配置された場合に前記障子に当接する位置に設けられ、
前記金属枠成形部と前記樹脂枠成形部とは、前記シール部材が当接する位置を基準として室内空間側となる位置において固定具により互いに連結されていることを特徴とする建具。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記金属枠成形部及び前記樹脂枠成形部は、見込み方向に重なる部分を有し、これら重なる部分に室外側から前記固定具が見込み方向に沿って装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記金属枠成形部及び前記樹脂枠成形部は、見付け方向に重なる部分を有し、これら重なる部分に室内側から前記固定具が見付け方向に沿って装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項4】
前記固定具は、前記樹脂枠成形部を介して前記金属枠成形部に装着されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の建具。
【請求項5】
前記固定具は、前記樹脂枠成形部を介して前記金属枠成形部に装着され、
前記樹脂枠成形部には、前記固定具を覆うカバー部材が装着されていることを特徴とする請求項3に記載の建具。
【請求項6】
前記金属枠成形部には連結ヒレ部が設けられ、前記樹脂枠成形部には前記連結ヒレ部が挿入される収容部が設けられ、前記収容部に前記連結ヒレ部を挿入した状態で前記樹脂枠成形部を介して前記連結ヒレ部に前記固定具が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項7】
前記障子を構成する框材は、金属框成形部及び樹脂框成形部を有し、
前記シール部材は、前記金属框成形部に当接することを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項8】
前記障子を構成する框材は、室内側のパネル支持片と、室外側に装着された押縁とを備え、
前記パネル支持片と前記押縁との間にパネルの縁部が支持されていることを特徴とする請求項7に記載の建具。
【請求項9】
前記枠体と前記障子との間には、前記シール部材を基準として室外空間側となる位置に外方シール部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
建具には、枠体を構成する枠材として、金属によって成形された室外側の金属枠成形部と、樹脂によって成形された室内側の樹脂枠成形部とを有したものを適用するものがある。金属枠成形部と樹脂枠成形部との間は、互いに重ね合わせた部分にネジ部材等の固定具を装着することによって連結されている。この種の枠材を適用する建具によれば、金属枠成形部の室内側となる部分に樹脂枠成形部が設けられるため、断熱性の点で有利となる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-107631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ネジ部材を装着した部分については、室内外に貫通孔が設けられることになる。従って、建具の水密性や気密性等のシール性を考慮した場合には、未だ改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、シール性を損なうことなく断熱性を向上させることのできる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、枠体と、前記枠体に対して開閉可能に配設された障子と、前記枠体に設けられたシール部材とを備え、前記枠体を構成する枠材は、金属によって成形された金属枠成形部と、樹脂によって成形された樹脂枠成形部とを有し、前記シール部材は、前記枠体に対して前記障子が閉じ位置に配置された場合に前記障子に当接する位置に設けられ、前記金属枠成形部と前記樹脂枠成形部とは、前記シール部材が当接する位置を基準として室内空間側となる位置において固定具により互いに連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シール部材が当接する位置を基準として室内空間側となる位置に固定具を設けるようにしているため、固定具を設けることによって貫通孔が形成された場合にも、シール性に影響を与えることがない。これにより、シール性を損なうことなく断熱性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態である建具を室内側から見た姿図である。
図1に示した建具の縦断面図である。
図1に示した建具の横断面図である。
図1に示した建具の上枠部分を拡大して示す縦断面図である。
図1に示した建具の上枠を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は分解縦断面図である。
図1に示した建具の縦枠部分を拡大して示す横断面図である。
図1に示した建具の縦枠を示すもので、(a)は横断面図、(b)は分解横断面図である。
本発明の変形例である建具の上枠部分を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は上枠のみを示す縦断面図である。
図8に示した建具の縦枠部分を示すもので、(a)は横断面図、(b)は縦枠のみを示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下においては便宜上、見込み方向及び見付け方向という用語を用いる場合がある。見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った面については見込み面と称する場合がある。見付け方向とは、下枠等のように水平方向に沿って延在するものの場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向である。縦枠等のように上下方向に沿って延在するものの場合には、見込み方向に直交した水平に沿う方向を見付け方向という。見付け方向に沿った面については、見付け面と称する場合がある。
【0010】
図1~図3は、本発明の実施の形態である建具を示すものである。ここで例示する建具は、縦すべり出し窓と称されるもので、枠体10と、枠体10に対して室外側に開放可能となるように支持した障子20とを備えている。枠体10は、上枠(枠材)11、下枠12、左右の縦枠(枠材)13を四周組することによって構成したものである。枠体10を構成する上枠11、下枠12、左右の縦枠13は、いずれもアルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材からなる金属枠部と、樹脂によって成形した押し出し形材からなる樹脂枠部とを備えたものである。なお、本実施の形態では、左右の縦枠13が互いに対称形状となるように構成してある。従って、縦枠13については、左右で同一の符号を付して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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