TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025112189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006346
出願日
2024-01-18
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
1/14 20060101AFI20250724BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】面材をけんどんするスペースを拡大する。
【解決手段】建具は、枠材を有する枠体と、前記枠体にけんどん式で支持された面材と、を備える建具であって、前記枠材は、室内外方向に沿って延在する板部と、前記板部の枠内側に設けられ、前記面材の縁部が挿入される開口溝と、前記板部の枠外側に設けられ、前記枠材を建物躯体に固定するアンカー部品が取り付けられるアンカー取付部と、を備え、前記開口溝は、前記板部の室外側寄りに形成され、前記アンカー取付部は、前記板部の室内側寄りに形成されると共に、一部が前記開口溝と枠内外方向にオーバーラップしており、前記板部は、前記アンカー取付部の直下に設けられ、室内側から室外側に向かって次第に枠外側へと傾斜した傾斜部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
枠材を有する枠体と、前記枠体にけんどん式で支持された面材と、を備える建具であって、
前記枠材は、
室内外方向に沿って延在する板部と、
前記板部の枠内側に設けられ、前記面材の縁部が挿入される開口溝と、
前記板部の枠外側に設けられ、前記枠材を建物躯体に固定するアンカー部品が取り付けられるアンカー取付部と、
を備え、
前記開口溝は、前記板部の室外側寄りに形成され、
前記アンカー取付部は、前記板部の室内側寄りに形成されると共に、一部が前記開口溝と枠内外方向にオーバーラップしており、
前記板部は、前記アンカー取付部の直下に設けられ、室内側から室外側に向かって次第に枠外側へと傾斜した傾斜部を有する
ことを特徴とする建具。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建具であって、
前記アンカー取付部は、
その室内側端部に設けられ、前記板部から起立した室内側取付片と、
その室外側端部に設けられ、前記板部から起立した室外側取付片と、
を有し、
前記傾斜部は、前記室外側取付片の直下にある
ことを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項2に記載の建具であって、
前記板部から前記室外側取付片までの高さは、前記板部から前記室内側取付片までの高さと同一以上である
ことを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の建具であって、
前記傾斜部は、前記室外側取付片の根本から室内側に向かって次第に枠内側に傾斜するように形成されている
ことを特徴とする建具。
【請求項5】
請求項4に記載の建具であって、
前記アンカー部品は、前記室内側取付片及び前記室外側取付片を貫通するねじを用いて前記アンカー取付部に固定され、
前記室外側取付片を貫通したねじの中心は、前記傾斜部よりも室内側にある
ことを特徴とする建具。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の建具であって、
前記枠体は、前記枠材の端面に締結される第2の枠材を備え、
前記板部の枠外側の見込み面には、前記枠材と前記第2の枠材とを締結するねじが締め付けられるビスホールが設けられ、
前記ビスホールは、前記傾斜部よりも室外側にある
ことを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、枠体にけんどんで面材が支持された建具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ビルや住宅等の窓には、枠体でガラスを支持した建具がある。特許文献1には、ガラスの上縁部を上枠の開口溝に挿入し、支持したFIX窓の建具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-45079号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の建具は、上枠の開口溝を形成する室内外方向の板部にテーパ状の傾斜部が設けられている。開口溝は、傾斜部によって室外側寄りの一部の深さが拡大されている。ところが、この構成では、板部の上面側に設けられたアンカー取付部の室内外方向での幅を十分に確保するため、傾斜部が開口溝の室外寄りに位置している。このため、傾斜部による開口溝の深さの拡大範囲が大きく制限され、ガラスをけんどんするためのスペースを十分に確保できていない。
【0005】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、面材をけんどんするスペースを拡大することができる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る建具は、枠材を有する枠体と、前記枠体にけんどん式で支持された面材と、を備える建具であって、前記枠材は、室内外方向に沿って延在する板部と、前記板部の枠内側に設けられ、前記面材の縁部が挿入される開口溝と、前記板部の枠外側に設けられ、前記枠材を建物躯体に固定するアンカー部品が取り付けられるアンカー取付部と、を備え、前記開口溝は、前記板部の室外側寄りに形成され、前記アンカー取付部は、前記板部の室内側寄りに形成されると共に、一部が前記開口溝と枠内外方向にオーバーラップしており、前記板部は、前記アンカー取付部の直下に設けられ、室内側から室外側に向かって次第に枠外側へと傾斜した傾斜部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の上記態様によれば、面材をけんどんするスペースを拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る建具の縦断面図である。
図1に示す建具の横断面図である。
上枠及び下枠にけんどん式で面材を取り付ける動作を示す縦断面図である。
けんどん式による面材の取付動作を説明するための上枠及びその周辺部の縦断面図である。
図4Aに示す面材を取付位置に向かって移動させている動作図である。
図4Bに示す面材を取付位置に向かって移動させている動作図である。
図4Cに示す面材を取付位置に向かって移動させている動作図である。
図4Dに示す面材をけんどん式によって所定の取付位置に設置した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る建具について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1及び図2に示すように、建具10は、建物躯体11の開口部に固定される枠体12と、枠体12の内側に支持された面材14とを備える。本実施形態の建具10は、枠体12で面材14を開閉不能に支持したFIX窓である。建具10は、例えばビルや住宅の外壁に設置される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
YKK AP株式会社
建具
12日前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
YKK AP株式会社
建具
17日前
YKK AP株式会社
建具
2日前
YKK AP株式会社
建具
11日前
YKK AP株式会社
建具
10日前
YKK AP株式会社
建具
10日前
YKK AP株式会社
建具
10日前
YKK AP株式会社
建具
10日前
YKK AP株式会社
建具
17日前
YKK AP株式会社
建具
9日前
YKK AP株式会社
建具
17日前
YKK AP株式会社
建具
6日前
YKK AP株式会社
建具
5日前
YKK AP株式会社
建具
12日前
YKK AP株式会社
建具
5日前
YKK AP株式会社
建具
5日前
YKK AP株式会社
建具
4日前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
YKK AP株式会社
建具
3日前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
YKK AP株式会社
建具
3日前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
YKK AP株式会社
建具
2日前
YKK AP株式会社
窓体
1か月前
YKK AP株式会社
建具
12日前
YKK AP株式会社
屋外構造物
1か月前
YKK AP株式会社
屋外構造物
1か月前
YKK AP株式会社
引き違い窓
3日前
YKK AP株式会社
柱の固定構造
2日前
YKK AP株式会社
カーテンウォール
9日前
YKK AP株式会社
カーテンウォール
25日前
YKK AP株式会社
カーテンウォール
25日前
YKK AP株式会社
枠用形材及び建具
1か月前
YKK AP株式会社
障子固定具及び建具
1か月前
続きを見る
他の特許を見る