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公開番号
2025115099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009445
出願日
2024-01-25
発明の名称
加工用治具、及び、けがき方法
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B25H
7/04 20060101AFI20250730BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】所望の複数の位置に容易にけがくことが可能な加工用治具等を提供する。
【解決手段】加工対象部材における第1基準部位からの距離である第1距離と第2基準部位からの距離である第2距離により位置決めされる第1穴、及び、加工対象部材における第3基準部位からの距離である第3距離と第4基準部位からの距離である第4距離により位置決めされる第2穴の位置をけがくための加工用治具であって、直交する第1板部と第2板部とを有し、第1板部は、当該第1板部と第2板部との境界部に沿う方向における所定の位置に第1位置決め部を有し、第2板部からの距離と位置決め部からの距離が、第1距離と第2距離となる位置に設けられた第1標的部を有し、第2板部は、境界部に沿う方向における所定の位置に第2位置決め部を有し、第1板部からの距離と第2位置決め部からの距離が、第3距離と第4距離となる位置に設けられた第2標的部を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
加工対象部材における第1基準部位からの距離である第1距離と第2基準部位からの距離である第2距離により位置決めされる第1穴、及び、前記加工対象部材における第3基準部位からの距離である第3距離と第4基準部位からの距離である第4距離により位置決めされる第2穴の位置をけがくための加工用治具であって、
直交する第1板部と第2板部とを有し、
前記第1板部は、当該第1板部と前記第2板部との境界部に沿う方向における所定の位置に第1位置決め部を有し、前記第2板部からの距離と前記位置決め部からの距離が、前記第1距離と前記第2距離となる位置に設けられた第1標的部を有し、
前記第2板部は、前記境界部に沿う方向における所定の位置に第2位置決め部を有し、前記第1板部からの距離と前記第2位置決め部からの距離が、前記第3距離と前記第4距離となる位置に設けられた第2標的部を有していることを特徴とする加工用治具。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の加工用治具であって、
前記第1位置決め部は、前記第1板部において前記境界部と直交する第1端縁であり、前記第2位置決め部は、前記第2板部において前記境界部と直交する第2端縁であることを特徴とする加工用治具。
【請求項3】
請求項1に記載の加工用治具であって、
前記第1位置決め部または前記第2位置決め部は、前記第1板部または前記第2板部において前記境界部と平行な第3端縁に設けられたV字状をなす切り欠き部であることを特徴とする加工用治具。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の加工用治具であって、
前記第1標的部及び前記第2標的部は、貫通穴であることを特徴とする加工用治具。
【請求項5】
請求項1乃至3のいずれかに記載の加工用治具であって、
曲げ加工が施された板材であることを特徴とする加工用治具。
【請求項6】
請求項1乃至3のいずれかに記載の加工用治具を用いて、前記加工対象部材に前記第1穴及び前記第2穴の位置をけがくことを特徴とするけがき方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工用治具及びけがき方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、パネル状の形成されたフェンスを、設置現場にて敷地等の長さに合わせて切り詰めることは知られている(特許文献1参照)。このようなパネル状のフェンスを切り詰める場合には、まず、フェンスを適宜長さに切断した後に、切断した端部に端部を覆う端部カバーを取り付ける。そして、例えば、フェンスが備える上下の胴縁と端部カバーとボルトで接合する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-113479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記フェンスの切り詰め作業のように2つの部材をボルトで接合する場合には、2つの部材が適切な配置で接合されるように、一方の部材のボルト穴の位置に合わせて、他方の部材にボルト穴を形成する必要がある。このとき、設置現場において、一方の部材のボルト穴の位置に合わせて、他方の部材に形成するボルト穴の位置をけがく場合には、既に形成されている一方のボルト穴の位置を、他方の部材において所定の基準位置から距離を計測しつつけがかなければならず、作業が繁雑である。また、所定の基準位置からの距離を示す治具などを用いてけがく方法はあるが、ボルト穴が複数ある場合や、複数のボルト穴を互いに異なる部位に設ける場合には、それぞれ異なる治具が必要となるため、より作業が繁雑になるという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所望の複数の位置に容易にけがくことが可能な加工用治具及びけがき方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための主たる発明は、加工対象部材における第1基準部位からの距離である第1距離と第2基準部位からの距離である第2距離により位置決めされる第1穴、及び、前記加工対象部材における第3基準部位からの距離である第3距離と第4基準部位からの距離である第4距離により位置決めされる第2穴の位置をけがくための加工用治具であって、直交する第1板部と第2板部とを有し、前記第1板部は、当該第1板部と前記第2板部との境界部に沿う方向における所定の位置に第1位置決め部を有し、前記第2板部からの距離と前記位置決め部からの距離が、前記第1距離と前記第2距離となる位置に設けられた第1標的部を有し、前記第2板部は、前記境界部に沿う方向における所定の位置に第2位置決め部を有し、前記第1板部からの距離と前記第2位置決め部からの距離が、前記第3距離と前記第4距離となる位置に設けられた第2標的部を有していることを特徴とする加工用治具である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所望の複数の位置に容易にけがくことが可能な加工用治具及びけがき方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る加工用治具を用いて加工する加工対象部材を備えるフェンスパネルの一例を示す図である。
図2(a)は、切断された上胴縁の端部を示す斜視図であり、図2(b)は、切断された下胴縁の端部を示す斜視図である。
切断された上胴縁及び下胴縁の端部に取り付けられる縦骨及び端部キャップを示す斜視図である。
図4(a)は、加工用治具を示す斜視図であり、図4(b)は、第1板部の正面図であり、図4(c)は、第2板部の正面図である。
縦骨固定挿通穴の位置をけがく手順を示す図である。
縦骨固定挿通穴の位置をけがくときの加工用治具の配置を示す図である。
キャップ固定挿通穴の位置をけがく手順を示す図である。
キャップ固定挿通穴の位置をけがくときの加工用治具の配置を示す図である。
上面が湾曲した上胴縁にキャップ固定挿通穴の位置をけがくときの加工用治具の配置を示す図である。
V字状の切り欠き部を備えた加工用治具を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の加工用治具及びけがき方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態においては、例えば、フェンスを設置する際に、施工現場に合わせて1枚のフェンスパネルを切り詰める場合に用いる加工用治具を例に挙げて説明する。
【0010】
フェンスは、例えば、複数枚のフェンスパネルを敷地の境界に沿って連ねて配置するときに、敷地の境界において端部に配置されるフェンスパネルは、敷地に合わせて、その幅を切り詰めて用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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