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公開番号2025127056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023544
出願日2024-02-20
発明の名称パーゴラ式オーニング装置
出願人BXテンパル株式会社,YKK AP株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E04F 10/02 20060101AFI20250825BHJP(建築物)
要約【課題】 組立作業性及び意匠性を向上する。
【解決手段】 横方向へ延設された桁部材、前記桁部材を支持する支柱20と、前記桁部材に沿って横方向へ延設されたレール部材30と、レール部材30に導かれて張り出されたり収納されたりする覆い部材40とを備えたパーゴラ式オーニング装置であって、前記桁部材の側面には、被掛止部11a1,11a2が設けられ、レール部材30における前記側面との対向面には、被掛止部11a1,11a2に掛止する掛止部31,32が設けられている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
横方向へ延設された桁部材と、前記桁部材を支持する支柱と、前記桁部材に沿って横方向へ延設されたレール部材と、前記レール部材に導かれて張り出されたり収納されたりする覆い部材とを備え、
前記桁部材の側面には、被掛止部が設けられ、
前記レール部材における前記側面との対向面には、前記被掛止部に掛止する掛止部が設けられていることを特徴とするパーゴラ式オーニング装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記掛止部及び前記被掛止部は、前記レール部材の延設方向へ連続していることを特徴とする請求項1記載のパーゴラ式オーニング装置。
【請求項3】
前記被掛止部は、前記桁部材の前記側面に設けられた凹部の内側に設けられ、
前記掛止部と前記被掛止部は、前記凹部の内側で掛合していることを特徴とする請求項1記載のパーゴラ式オーニング装置。
【請求項4】
前記レール部材は、前記掛止部による掛止部分よりも上方側で、前記桁部材に対し止着具によって止着されていることを特徴とする請求項1記載のパーゴラ式オーニング装置。
【請求項5】
前記桁部材の下端側に、下方側から物を設置可能な設置スペースを設けたことを特徴とする請求項1記載のパーゴラ式オーニング装置。
【請求項6】
収納状態の前記覆い部材を上方から覆うようにしてカバー部材が設けられていることを特徴とする請求項1~5何れか1項記載のパーゴラ式オーニング装置。
【請求項7】
前記カバー部材が、前記レール部材に支持されていることを特徴とする請求項6記載のパーゴラ式オーニング装置。
【請求項8】
前記桁部材を第一の桁部材とし、
この第一の桁部材の端部側に交差状に接続された第二の桁部材を備え、
前記カバー部材は、前記第二の桁部材に支持されていることを特徴とする請求項6記載のパーゴラ式オーニング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャンバス等の覆い部材を開閉するようにしたパーゴラ式オーニング装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の発明には、矩形状に組まれた桁フレーム111と、この桁フレーム111を下方側で支える支柱120と、前後左右の桁フレーム111の内側で下方空間を覆ったり開放したりする日除けシート140とを備えたものがある(図8参照)。
この従来技術では、左右の各桁フレーム111に、ネジやボルト等でL字状のブラケット112を止着し、このブラケット112の下片部にガイドレール130を止着し、そして、このガイドレール130に、転動可能な吊車等を介して日除けシート140をスライド開閉可能に吊持している。
なお、本願出願人は、先行技術文献の調査を行ったが、これらの構成を直接記載した先行技術文献は見つからなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来技術では、ガイドレール130を止着する際の組立作業性や、その止着部分の意匠性等に改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
横方向へ延設された桁部材と、前記桁部材を支持する支柱と、前記桁部材に沿って横方向へ延設されたレール部材と、前記レール部材に導かれて張り出されたり収納されたりする覆い部材とを備え、前記桁部材の側面には、被掛止部が設けられ、前記レール部材における前記側面との対向面には、前記被掛止部に掛止する掛止部が設けられていることを特徴とするパーゴラ式オーニング装置。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、以上説明したように構成されているので、組立作業性に優れ、意匠性も良好である、
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明に係るパーゴラ式オーニング装置の一例について、覆い部材を張り出した状態を示す斜視図である。
同パーゴラ式オーニング装置について、覆い部材を収納した状態を示す斜視図である。
同パーゴラ式オーニング装置の要部縦断面図であり、左半部に覆い部材を収納した状態を示し、右半部に覆い部材を張り出した状態を示している。
第一の桁部材にレール部材を装着している様子を示す要部縦断面図である。
第一の桁部材にレール部材を装着した状態を示す要部縦断面図であり、カバー部材と吊車を二点鎖線で示している。
同パーゴラ式オーニング装置の要部縦断面図であり、カバー部材を取り付けている様子を(a)と(b)に順次に示す。
第二の桁部材に桁側カバー部を装着した状態を示す要部縦断面図である。
従来のパーゴラ式オーニング装置の一例を示す要部縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
パーゴラ式オーニング装置Aは、横方向へ延設される第一及び第二の桁部材11,12を略矩形状に組み付けた枠体10と、この枠体10の四角側をそれぞれ下方側で支持する支柱20と、二つの第一の桁部材11,11の内側に沿って横方向へ延設された二つのレール部材30,30と、これらレール部材30,30に導かれて張り出されたり収納されたりする覆い部材40と、収納状態の覆い部材40を上方から覆うカバー部材50とを備える。
【0008】
枠体10は、覆い部材40を間に置くようにして幅方向の両側に位置する略平行な二つの第一の桁部材11,11と、これら第一の桁部材11,11の端部側に交差状に接続されてこれら第一の桁部材11,11を連結する二つの第二の桁部材12,12とによって、略水平な矩形枠状に構成される(図1及び図2参照)。
【0009】
第一及び第二の桁部材11,12の各々は、硬質金属材料(例えば、鉄や、ステンレス、アルミニウム、これらを主材料とした合金等)により成形され、矩形枠状の断面(図4~図7参照)を横方向へ延設した中空柱状に形成される。
【0010】
一方の各第一の桁部材11における内側(図示例によれば、枠体10の枠内側)の側面には、凹部11aと、この凹部11a内でレール部材30を掛止する上下の被掛止部11a1,11a2とが設けられる(図4参照)。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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