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公開番号2025087352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201944
出願日2023-11-29
発明の名称召合部止水構造及び両開扉の止水構造
出願人株式会社大奉金属
代理人個人,個人
主分類E06B 5/00 20060101AFI20250603BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】閉扉時の部分的な応力集中を緩和して均一な水密性を確保でき、また、止水部材に配された弾性シール体の部分的な劣化を防止できる召合部止水構造を提供する。
【解決手段】閉扉した両開扉の召合部止水構造において、先閉扉の戸先側下端から上方へ召合部に沿って後閉扉の戸先側にも架け渡されるよう保護領域側に凸に配設した円弧曲面止水部材と、先閉扉の閉扉時に前記円弧曲面止水部材の下端部近傍が弾性シール体を介して嵌合する戸枠の下枠に形成した円弧状の嵌合凹部と、を備えることとした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
閉扉した両開扉の召合部止水構造において、
先閉扉の戸先側下端から上方へ召合部に沿って後閉扉の戸先側にも架け渡されるよう保護領域側に凸に配設した円弧曲面止水部材と、
先閉扉の閉扉時に前記円弧曲面止水部材の下端部近傍が弾性シール体を介して嵌合する戸枠の下枠に形成した円弧状の嵌合凹部と、
を備えることを特徴とする召合部止水構造。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記円弧曲面止水部材の平面方向断面視における円弧部の先閉扉側端部の接線と前記先閉扉の閉扉時における保護領域側扉表面とが成す角と、
前記円弧部の後閉扉側端部の接線と前記後閉扉の閉扉時における保護領域側扉表面とが成す角は、それぞれ鈍角としていることを特徴とする請求項1に記載の召合部止水構造。
【請求項3】
前記円弧曲面止水部材の前記後閉扉との対向面は、同後閉扉の戸先側から吊元側へ隙間が漸次拡開する傾斜面を備え、同傾斜面に平面方向断面視にて台形状の弾性シール体を配設したことを特徴とする請求項1に移載の召合部止水構造。
【請求項4】
閉扉した両開扉の止水構造であって、
先閉扉と後閉扉の召合部からの浸水を阻止する請求項1に記載の召合部止水構造と、
前記先閉扉と前記後閉扉のそれぞれの吊元側における戸枠の隙間からの浸水を阻止する吊元止水構造と、
前記先閉扉と前記後閉扉のそれぞれの裾部における戸枠の隙間からの浸水を阻止する裾部止水構造と、
を備えることを特徴とする両開扉の止水構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、両開扉の召合部止水構造及び両開扉の止水構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排水能力を超える降雨が発生した場合に備え、建物等への浸水被害を抑制するために種々の止水装置が提案されている。
【0003】
なかでも、止水機能を備えていない扉に止水扉としての機能を付与できる後付け型の止水具は、扉や戸枠自体を止水扉に取り替える作業が不要であるため、既存の開き扉の浸水対策に要するコストや手間を大幅に削減することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7050259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来の後付け止水具を使用した止水構造は、召合部と戸枠の下枠部分との止水に際し平面視台形状でブロック状の召合せ凸部が採用されており、閉扉時の部分的な応力集中が生じて均一な水密性が得られにくいという問題や、止水部材に配された弾性シール体に部分的な劣化が生じやすいという問題があった。
【0006】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、閉扉時の部分的な応力集中を緩和して均一な水密性を確保でき、また、止水部材に配された弾性シール体の部分的な劣化を防止できる召合部止水構造を提供する。
【0007】
また本発明では、上記召合部止水構造を備えた両開扉の止水構造についても提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る召合部止水構造では、(1)閉扉した両開扉の召合部止水構造において、先閉扉の戸先側下端から上方へ召合部に沿って後閉扉の戸先側にも架け渡されるよう保護領域側に凸に配設した円弧曲面止水部材と、先閉扉の閉扉時に前記円弧曲面止水部材の下端部近傍が弾性シール体を介して嵌合する戸枠の下枠に形成した円弧状の嵌合凹部と、を備えることとした。
【0009】
また、本発明に係る召合部止水構造では、以下の点にも特徴を有する。
(2)前記円弧曲面止水部材の平面方向断面視における円弧部の先閉扉側端部の接線と前記先閉扉の閉扉時における保護領域側扉表面とが成す角と、前記円弧部の後閉扉側端部の接線と前記後閉扉の閉扉時における保護領域側扉表面とが成す角は、それぞれ鈍角としていること。
(3)前記円弧曲面止水部材の前記後閉扉との対向面は、同後閉扉の戸先側から吊元側へ隙間が漸次拡開する傾斜面を備え、同傾斜面に平面方向断面視にて台形状の弾性シール体を配設したこと。
【0010】
また、本発明に係る両開扉の止水構造では、(4)閉扉した両開扉の止水構造であって、先閉扉と後閉扉の召合部からの浸水を阻止する請求項1に記載の召合部止水構造と、前記先閉扉と前記後閉扉のそれぞれの吊元側における戸枠の隙間からの浸水を阻止する吊元止水構造と、前記先閉扉と前記後閉扉のそれぞれの裾部における戸枠の隙間からの浸水を阻止する裾部止水構造と、を備えることとした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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