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公開番号2025088490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203217
出願日2023-11-30
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E06B 3/58 20060101AFI20250604BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】防火性能と断熱性能とを両立することができる建具を提供する。
【解決手段】建具は、枠体と、前記枠体に支持された障子と、を備える建具であって、前記枠体は、金属枠材と、前記金属枠材の室内側に設けられた樹脂枠材と、を有し、前記障子は、框体と、前記框体に支持された面材と、前記框体の室内側に取り付けられ、前記面材を押さえる押縁と、を有し、前記押縁は、金属押縁と、前記金属押縁の室内側に設けられる樹脂押縁と、を有し、前記樹脂枠材の室内側に露出する部分を覆う金属製の第1カバー部材と、前記樹脂押縁の室内側に露出する部分を覆う金属製の第2カバー部材とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、前記枠体に支持された障子と、を備える建具であって、
前記枠体は、金属枠材と、前記金属枠材の室内側に設けられた樹脂枠材と、を有し、
前記障子は、框体と、前記框体に支持された面材と、前記框体の室内側に取り付けられ、前記面材を押さえる押縁と、を有し、
前記押縁は、金属押縁と、前記金属押縁の室内側に設けられる樹脂押縁と、を有し、
前記樹脂枠材の室内側に露出する部分を覆う金属製の第1カバー部材と、
前記樹脂押縁の室内側に露出する部分を覆う金属製の第2カバー部材と、
を備えることを特徴とする建具。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建具であって、
前記障子の室内側に設けられた網戸を備え、
前記第1カバー部材には、前記網戸の縁部が配置される凹部が設けられている
ことを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の建具であって、
前記樹脂枠材及び前記樹脂押縁は、中空部を有し、
前記第1カバー部材は、前記樹脂枠材の中空部に配置された第1裏板に対してねじ止めされ、
前記第2カバー部材は、前記樹脂押縁の中空部に配置された第2裏板に対してねじ止めされている
ことを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項3に記載の建具であって、
前記第1カバー部材は、前記樹脂枠材の見付け面を覆う第1見付けカバー部と、前記樹脂枠材の見込み面を覆う第1見込みカバー部とを有すると共に、少なくとも前記第1見込みカバー部が前記第1裏板を用いて前記樹脂枠材に固定され、
前記第2カバー部材は、前記樹脂押縁の見付け面を覆う第2見付けカバー部と、前記樹脂押縁の見込み面を覆う第2見込みカバー部とを有すると共に、少なくとも前記第2見込みカバー部が前記第2裏板を用いて前記樹脂押縁に固定されている
ことを特徴とする建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、枠体と障子を備える建具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ビルや住宅等には、例えば排煙窓として枠体に障子を回動可能に支持した構造の開き窓等の建具が設置されることがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-195765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、枠体や障子の框体を金属や樹脂の押出形材で構成することが開示されている。ところで、地域にもよるが、排煙窓の枠体や框体は金属(不燃材)で形成し、所定の防火性能を確保する必要がある場合がある。ところが金属の押出形材は断熱性能の点で樹脂に劣るため、断熱性能が問題となる。
【0005】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、防火性能と断熱性能とを両立することができる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る建具は、枠体と、前記枠体に支持された障子と、を備える建具であって、前記枠体は、金属枠材と、前記金属枠材の室内側に設けられた樹脂枠材と、を有し、前記障子は、框体と、前記框体に支持された面材と、前記框体の室内側に取り付けられ、前記面材を押さえる押縁と、を有し、前記押縁は、金属押縁と、前記金属押縁の室内側に設けられる樹脂押縁と、を有し、前記樹脂枠材の室内側に露出する部分を覆う金属製の第1カバー部材と、前記樹脂押縁の室内側に露出する部分を覆う金属製の第2カバー部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の上記態様によれば、防火性能と断熱性能とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る建具を室外側から見た姿図である。
図1に示す建具を室内側から見た姿図である。
図1に示す建具の縦断面図である。
図1に示す建具の横断面図である。
第2実施形態に係る建具の縦断面図である。
図5に示す建具の横断面図である。
図5に示すカバー部材の他の固定方法を示す縦断面図である。
図6に示すカバー部材の他の固定方法を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る建具について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1~図4に示すように、第1実施形態に係る建具10は、建物躯体の開口部に固定される枠体12と、枠体12の内側で回動可能に支持される障子14とを備える。本実施形態では、上縁を回動支点として下縁が室外側に向かって突き出すように障子14が回動する突出し窓の建具10を例示する。建具10は、例えばビルや住宅に設置される排煙窓である。本出願に係る建具は、突出し窓以外、例えば外倒し窓、滑り出し窓、縦滑り出し窓等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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