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公開番号2025091232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206386
出願日2023-12-06
発明の名称ブラインド用支持装置及びブラインド
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人
主分類E06B 9/42 20060101AFI20250611BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】より安全性を向上させたブラインド用支持装置及びブラインドを提供する。
【解決手段】ブラインド用支持装置100は、ブラケット12により天井CEに固定されるロールスクリーン10を支持するものであって、ブラケット12に支持されるセットフレーム14に取り付けられるセットフレーム用取付具110と、セットフレーム用取付具110を天井CEに連結するワイヤー120と、を備え、ブラケット12によりセットフレーム14が天井CEに固定されていない非固定状態においてセットフレーム14と天井CEとの連結を維持可能なことを特徴とする。かかる構成によれば、ブラケットにより支持部材が固定面に固定されていない非固定状態であっても支持部材と固定面との連結を維持することができるため、より安全性を向上させることができる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
ブラケットにより固定面に固定されるブラインドを支持するブラインド用支持装置であって、
前記ブラケットに支持される支持部材に取り付けられる支持部材用取付具と、
前記支持部材用取付具を前記固定面に連結する連結部材と、
を備え、
前記ブラケットにより前記支持部材が前記固定面に固定されていない非固定状態であっても前記支持部材と前記固定面との連結を維持可能なことを特徴とする、ブラインド用支持装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記連結部材は、前記固定面に取り付けられる固定面用取付具を介して前記固定面に連結されることを特徴とする、請求項１に記載のブラインド用支持装置。
【請求項３】
前記連結部材は、前記ブラケットにより前記支持部材が前記固定面に固定された固定状態において弛み代を有する線状部材であることを特徴とする、請求項１に記載のブラインド用支持装置。
【請求項４】
前記支持部材用取付具は、前記支持部材の周囲を取り囲むように取り付けられることを特徴とする、請求項１に記載のブラインド用支持装置。
【請求項５】
前記支持部材用取付具は、前記支持部材の前後一方側の面から下面までを取り囲む第１プレート材と、前記支持部材の前後他方側の面から上面までを取り囲む第２プレート材とを備え、前記第１プレート材及び前記第２プレート材が重ね合わされることで構成され、前記第１プレート材及び前記第２プレート材は、同一形状の部材であることを特徴とする、請求項４に記載のブラインド用支持装置。
【請求項６】
前記支持部材用取付具は、前記支持部材の上端部に取り付けられることを特徴とする、請求項１に記載のブラインド用支持装置。
【請求項７】
前記支持部材用取付具は、前記支持部材の前後方向一方側及び他方側の少なくとも何れか一方側において、前記連結部材の一端が連結可能な連結部を有することを特徴とする、請求項４～６のいずれかに記載のブラインド用支持装置。
【請求項８】
請求項１に記載の前記ブラインド用支持装置を備えることを特徴とする、ブラインド。
【請求項９】
前記支持部材に回転可能に支持される巻取パイプと、前記巻取パイプに一端が巻き取り及び巻き解き可能に連結されるスクリーンと、前記スクリーンの他端に連結されるウエイトバーと、を更に備え、
前記支持部材用取付具は、前記支持部材の後方側上部において、前記連結部材の一端が連結可能な連結部を有することを特徴とする、請求項８に記載のブラインド。
【請求項１０】
前記支持部材に回転可能に支持される巻取パイプと、前記巻取パイプに一端が巻き取り及び巻き解き可能に連結されるスクリーンと、前記スクリーンの他端に連結されるウエイトバーと、を更に備え、
前記支持部材は、前記ブラケットにより固定面に固定されるセットフレームと、前記セットフレームの両端に設けられ、前記巻取パイプを回転可能に支持するサイドブラケットにより構成されることを特徴とする、請求項８に記載のブラインド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ブラインド用支持装置及びブラインドに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来のブラインド用支持装置として特開平８－３１９７８２号公報（特許文献１）に示されるものがある。この特許文献１に開示されるブラインド用支持装置は、ロールスクリーンに用いられるものであり、天井等の固定面にブラケットを介して固定される取付バーと、取付バー両端のサイドブラケットに回転可能に軸支される固定軸を有するロールパイプと、ロールパイプの落下防止機構とを備えている。落下防止機構は、ロールパイプの一端側の固定軸に相対回転不能に嵌められる保持板と、保持板に一端が連結されるワイヤーと、一端がワイヤーの他端に連結されて他端が取付バーに係止されるスプリングとを備え、サイドブラケットから固定軸が外れた場合にはスプリングの弾性力によってロールパイプの端面に保持板が圧接するように構成されている。
【０００３】
このような構成によれば、ロールパイプの固定軸がサイドブラケットから外れてしまってもロールパイプが落下しないように支持することができるとともに、ロールパイプの回転を規制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開平８－３１９７８２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、上記ブラインド用支持装置は、ロールパイプがサイドブラケットから外れてしまった場合のロールパイプの落下は防止できるが、取付バー、即ち、ブラインドの支持部材のブラケットへの取付不良や、支持部材をブラケットに取り付ける作業時の支持部材自体の落下を防止することは、上記の落下防止機構では対応することができない。よって、より安全性を向上させたブラインド用支持装置が求められるという課題があった。
【０００６】
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、より安全性を向上させたブラインド用支持装置及びブラインドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明によれば、ブラケットにより固定面に固定されるブラインドを支持するブラインド用支持装置であって、前記ブラケットに支持される支持部材に取り付けられる支持部材用取付具と、前記支持部材用取付具を前記固定面に連結する連結部材と、を備え、前記ブラケットにより前記支持部材が前記固定面に固定されていない非固定状態において前記支持部材と前記固定面との連結を維持可能なことを特徴とする、ブラインド用支持装置が提供される。
【０００８】
かかる構成によれば、ブラケットにより支持部材が固定面に固定されていない非固定状態であっても支持部材と固定面との連結を維持することができるため、より安全性を向上させることができる。
【０００９】
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記連結部材は、前記固定面に取り付けられる固定面用取付具を介して固定面に連結されていてもよい。かかる構成によれば、連結部材を任意の位置に連結することができるため、施工性が向上する。
【００１０】
また、前記連結部材は、前記ブラケットにより前記支持部材が前記固定面に固定された固定状態において弛み代を有する線状部材であってもよい。かかる構成によれば、例えばワイヤーやコードのような連結部材を用いて支持部材用取付具と固定面とを連結できるため、安価であるとともに組立時の作業性に優れる。また、装置を大型化する必要がない点においても有利である。
（【００１１】以降は省略されています）

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