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公開番号
2025090462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205705
出願日
2023-12-05
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
9/52 20060101AFI20250610BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】網戸を安定して支持することができる建具を提供する。
【解決手段】建具は、枠体と、前記枠体に固定された網戸と、を備える建具であって、前記枠体は、下向きに開口する第1の溝部を有する上枠と、上向きに開口する第2の溝部を有する下枠と、を有し、前記網戸は、上縁部の長手方向の全長が前記第1の溝部に挿入され、下縁部の長手方向の全長が前記第2の溝部に挿入されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、前記枠体に固定された網戸と、を備える建具であって、
前記枠体は、
下向きに開口する第1の溝部を有する上枠と、
上向きに開口する第2の溝部を有する下枠と、
を有し、
前記網戸は、上縁部の長手方向の全長が前記第1の溝部に挿入され、下縁部の長手方向の全長が前記第2の溝部に挿入されている
ことを特徴とする建具。
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【請求項2】
請求項1に記載の建具であって、
前記網戸の室外側で前記枠体に対して回動可能に支持された障子を備え、
前記上枠は、前記障子を支持した上枠本体と、前記上枠本体の室内側に取り付けられた上アタッチメント部材と、を有し、
前記下枠は、前記障子を支持した下枠本体と、前記下枠本体の室内側に取り付けられた下アタッチメント部材と、
を有し、
前記第1の溝部は、前記上アタッチメント部材と前記上枠本体との間に形成されるか、又は、前記上アタッチメント部材に形成され、
前記第2の溝部は、前記下アタッチメント部材と前記下枠本体との間に形成されるか、又は、前記下アタッチメント部材に形成されている
ことを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項2に記載の建具であって、
前記上枠本体の室内側見付け面に固定された連結金具を備え、
前記上アタッチメント部材は、
前記連結金具に固定された取付片と、
前記取付片から垂下され、前記上枠本体の室内側見付け面との間に所定の隙間を設けて設置される突出片と、
を有し、
前記第1の溝部は、前記隙間によって形成されている
ことを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項3に記載の建具であって、
前記取付片を前記連結金具に固定するねじを備え、
前記ねじの頭部は、前記第1の溝部の底部に配置されている
ことを特徴とする建具。
【請求項5】
請求項2~4のいずれか1項に記載の建具であって、
前記下アタッチメント部材は、
前記下枠本体の見込み面に固定された取付片と、
前記取付片から上方に突出し、相互間に前記第2の溝部が形成された一対の突出片と、
を有する
ことを特徴とする建具。
【請求項6】
請求項2に記載の建具であって、
前記上枠本体は、全閉位置にある前記障子を受け止める戸当たりが設けられた金属上枠と、前記金属上枠の室内側に設けられた樹脂上枠と、を有し、
前記下枠本体は、全閉位置にある前記障子を受け止める戸当たりが設けられた金属下枠と、前記金属下枠の室内側に設けられた樹脂下枠と、を有し、
前記上アタッチメント部材は、金属製であって前記樹脂上枠に取り付けられ、
前記下アタッチメント部材は、金属製であって前記樹脂下枠に取り付けられている
ことを特徴とする建具。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の建具であって、
前記網戸は、
前記上縁部を形成する上框と、前記下縁部を形成する下框と、一対の縦框とを有する網戸框と、
前記網戸框に張られた網体と、
を有し、
前記下枠に固定されて前記下框を係止することで、前記網戸の上方への移動を規制するストッパ部材を備える
ことを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、網戸を備える建具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、枠体に固定された網戸を備える建具が開示されている。特許文献1の建具は、枠体と、枠体で支持されたる障子と、障子の室外側で枠体に支持された網戸とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭58-31985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の網戸は、枠体から突出する突出フランジが上下框の溝部に挿入され、これにより枠体に支持されている。この突出フランジは、一般的なスライド構造の網戸のレールに相当するものである。つまり特許文献1の網戸は、スライド構造の網戸と同様な支持構造で枠体に固定されているため、強風等を受けた際に網戸がたつき易く、枠体から外れ易い。
【0005】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、網戸を安定して支持することができる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る建具は、枠体と、前記枠体に固定された網戸と、を備える建具であって、前記枠体は、下向きに開口する第1の溝部を有する上枠と、上向きに開口する第2の溝部を有する下枠と、を有し、前記網戸は、上縁部の長手方向の全長が前記第1の溝部に挿入され、下縁部の長手方向の全長が前記第2の溝部に挿入されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の上記態様によれば、網戸を安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る建具を室内側から見た姿図である。
図1に示す建具の縦断面図である。
図1に示す建具の横断面図である。
上アタッチメント部材及びその周辺部の縦断面図である。
下アタッチメント部材及びその周辺部の縦断面図である。
左右の縦枠及びその周辺部を拡大した横断面図である。
変形例に係る建具を室内側から見た姿図である。
図7に示す建具の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る建具について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1~図3に示すように、一実施形態に係る建具10は、建物躯体の開口部に固定される枠体12と、枠体12の内側で回動可能に支持される障子14と、障子14の室内側に設置される網戸15とを備える。本実施形態では、上縁を回動支点として下縁が室外側に向かって突き出すように障子14が回動する突出し窓の建具10を例示する。建具10は、例えばビルや住宅に設置される排煙窓である。本出願に係る建具は、突出し窓以外、例えば外倒し窓、滑り出し窓、縦滑り出し窓等であってもよく、排煙窓以外の用途に用いてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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