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公開番号2024121674
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028894
出願日2023-02-27
発明の名称扉体
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 5/20 20060101AFI20240830BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】
扉体の遮音性能を向上させる。
【解決手段】
第1見付面90と、第2見付面91と、第1見付面と第2見付面の間に位置する中間面部(見付面部150)と、を備え、第1見付面90と中間面部(見付面部150)の間の第1空間S1と、第2見付面91と中間面部(見付面部150)の間の第2空間S2と、を備えた扉体9であって、第1空間S1及び第2空間S2には吸音材GWが充填されており、前記中間面部(見付面部150)には、第1空間S1、第2空間S2の少なくとも一方に位置して、制振材D´が設けてある。
【選択図】図28
特許請求の範囲【請求項1】
第1見付面と、第2見付面と、第1見付面と第2見付面の間に位置する中間面部と、を備え、第1見付面と中間面部の間の第1空間と、第2見付面と中間面部の間の第2空間と、を備えた扉体であって、
前記第1空間及び前記第2空間には吸音材が充填されており、
前記中間面部には、前記第1空間、前記第2空間の少なくとも一方に位置して、制振材が設けてある、
扉体。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記制振材は、吸熱性を備えた制振パネルである、
請求項1に記載の扉体。
【請求項3】
前記第1空間が屋外側、前記第2空間が屋内側に位置しており、
前記制振パネルは、前記第2空間に位置して、前記中間面部に設けてある、
請求項2に記載の扉体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮音性能が向上された扉体に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
遮音性能を表す指標としてT値が知られている。T値とは、サッシやドアの遮音性能を表し、日本工業規格(JIS)が定めた基準に基づいて、T-1・T-2・T-3・T-4という4つの等級に分類されている指標である。また、防音ドアの遮音性能を示す際に、JIS規格の等級(T1~T4)以上の性能のドアを、T-5・T-6といった等級で表す場合もある。近年、現場によっては、JIS規格の等級(T1~T4)以上の高遮音性能が要求される場合も増えてきている。
【0003】
ドア装置の遮音性能は、扉体の遮音性能及びドア枠の遮音性能に依存する。従来、ドア装置のドア枠及び扉体に吸音材(ロックウールやグラスウール等)を充填することで遮音構造を形成していたが(特許文献1参照)、JIS等級以上の高遮音性能を得ることは困難であった。
【0004】
ドア装置としての遮音性能を向上させるためには、扉体の遮音性能を向上させることが重要である。
【0005】
扉体の表面材の内面に制振材を設けることで遮音性能を向上させることは従来から試みられている。また、ドア装置において、遮音性能に加えて防火性能が要求される場合がある。従来、制振材はゴム製のものが多く用いられており、これをそのまま防火戸に採用すると、火災時の熱でゴムが溶融して可燃性ガスが発生し、防火性能を損なうおそれがある。また、火災時の熱で扉体が反って隙間が生じることも防ぐ必要がある。
特開2019-39260
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ドア装置の扉体の遮音性能を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するべく本発明が採用した技術手段は、
第1見付面と、第2見付面と、第1見付面と第2見付面の間に位置する中間面部と、を備え、第1見付面と中間面部の間の第1空間と、第2見付面と中間面部の間の第2空間と、を備えた扉体であって、
前記第1空間及び前記第2空間には吸音材が充填されており、
前記中間面部には、前記第1空間、前記第2空間の少なくとも一方に位置して、制振材が設けてある、
扉体、である。
【0008】
1つの態様では、前記制振材は、耐火性を備えている。
1つの態様では、前記制振材は、耐火性及び吸熱性を備えた制振パネルである。
1つの態様では、制振パネルは、石膏ボートと制振材の複合体からなる。石膏は、耐火性に加えて吸熱性(遮熱性)を備えている。
1つの態様では、前記第1空間が屋外側、前記第2空間が屋内側に位置しており、
前記制振パネルは、前記第2空間に位置して、前記中間面部に設けてある。
【0009】
屋外側で火災が発生した場合を想定すると、扉体の第1見付面を形成する表面材(板材)が火災時の高温に晒されることになる。ここで、仮に第1空間に吸熱性要素を設けると、第1見付面を形成する表面材(板材)と、中間面部を形成する板材との間で温度差が大きくなり、扉体の熱反りが大きくなって、扉体とドア枠との間に隙間が生成されるおそれがある。
【0010】
本態様では、第2空間に吸熱性要素を設けることで、第1見付面を形成する表面材(板材)と、中間面部を形成する板材との間で温度差をなるべく小さくして、扉体の熱反りを抑制することができる。
1つの態様では、前記第1空間の見込寸法は、前記第2空間の見込寸法よりも小さい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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